それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

oracle のマシンから外部メールが送信できない。(Oracle Cloud Infrastructure Compute op25b)

25ポートは、有料課金が必要

メールを送信しようとしたら、つながらない。ブロックされている。

ネットを見ると送信を「できている」人たちもいて、何かしらの設定があるのかと調べたが、だめだった。

2021 年 6 月 23 日以降のアカウントは送信できない。

https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/f7e95770-9844-43db-916c-6ccbaf2cfe24/

Outbound SMTP is blocked Services: Networking Release Date: June 24, 2021 Tenancies made after June 23, 2021 are by default not allowed to send e-mail via outbound TCP port 25 to the internet. Tenancies made prior to June 23, 2021 are unaffected. If you require the ability to send email from your tenancy, open a service limits request to request an exemption.

2021 年 6 月 23 日以降に作成されたテナンシーは、デフォルトで、外向き TCP ポート 25 番経由でインターネットにメールを送信することは許可されていません。2021 年 6 月 23 日より前のテナンシーには影響与えません。 テナンシーからメールを送信する機能が必要とされる場合は、サービス制限要求を開いて、免除を要求してください

2021 年 6 月 23 日以前のアカウントの人は送信25ポートが使えるらしい。羨ましい。とっととアカウントだけでも作っておけばよかった。

日付を境に使える人と使えない人がいるので、ネットを見ると「できている例」がいくつか出てくるわけですね。今後の人は「できない」と思ったほうがいい。

選択肢は2つ。

メールを送信する選択肢は、2つある。

  • Alayws Free Tierのメール送信を使う。
  • ポート25を開放してもらう。

サブミッションポートの外部のサービスを選択肢に入れてもいい、ただ通常のVPSと代わり映えしないため除外した。

外向ポート25の開放をしてもらうには、完全にFree Tierではなく有料課金にクレジットカードを登録して、Free Tierの範囲で利用する方法がある。

プライバシーを保護するにはOracle CloudのE-Mailサービスではオラクルにメールの中身を見られてしまうのでとても恐ろしい。相手はあのオラクルである。

となると、SMTPは自前で処理をしておくべきだともう。なぜなら、リレー先(宛先のMX)がTLS対応していれば経路を暗号化してメールを送信することができるからである。

メール送信1000通まではFreeらしい

OCI技術資料 : Email Deliveryサービス 概要 を見ると、無料のメール送信がある。

電子メール配信 Always Freeリソースの一部として、1か月当たり3100通の電子メールを無料で送信できます。OCIの電子メール配信サービスの詳細はこちらを参照してください。 - https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/FreeTier/freetier_topic-Always_Free_Resources.htm#unique_272622349

  • https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Email/home.htm#home 「電子メール構成」を開き、SMTP送信情報にアクセスしてシステムに接続を構成します。ナビゲーション・メニューを開き、「開発者サービス」をクリックします。「アプリケーション統合」で、「電子メール配信」をクリックします。「リソース」メニューで、「構成」をクリックします。次の情報が表示されます

OCIの画面からSMTPの専用サブミッションポートを専用のアカウントで使えばすぐ使えるとのこと。

Port25 のリクエストの場合

サービス・リクエストの送信

GoldenGateの操作時に問題を解決するための支援が必要な場合は、My Oracle Supportでサービス・リクエストを発行できます。

サービスリクエストからポート解放をリクエストできる。ただリクエストは課金できるアカウントに限られる。

無料アカウントからやると次のようになり、リクエストができない。

事前に課金チェックを済ませておく。

参考URL