エネループが種類多すぎてよく分からないので調べてみた。エネループには種類が多すぎる。
気にするべきポイント
- エネループ世代別
- 発売時期によって異なる、市場には旧バージョンがあふれている
- 最新版はマイナーチェンジ版がおおい
- さらに種類が増えた
- 充電器との組み合わせ
- 充電器にも旧版新版がある。
(1)エネループには世代別に3種類ある。
最古版エネループ | 旧版エネループ | 最新版エネループ |
発売時期で細かい差異がある。互換性はある、性能も大きく変わらないので、神経質でなければ気にすることではない。
見分け方のポイントは回数。最新版と旧版は充電回数の表記が違う
1500回と書いてる物は古い。現行は1800回。
旧版の方が安い。だからその辺は随意に。次回からパナソニック版になる。だからまた新旧の差で混迷を極める。
- ポイント
- 1800回と書いてあったら最新版。それ以外は旧版。ただし旧版の方が安く買えることが多い。
(2)最新版エネループには3種類が充電容量別にある。
見た目でぱっと違いが分かる3種類。
3種類あります。
- eneloop
- 現行通常版
- lite
- 価格を下げたもの。その分容量少ない
- pro
- 容量を大きくした。その分値上がる
これらは、通常版をベースに用途に応じた使い分けが出来るようになっている。
これはそれぞれに単3・単4がある。
見た目での区別。
eneloop | eneloop-lite | eneloop pro |
---|---|---|
eneloop | eneloop-lite | eneloop pro |
---|---|---|
1900mAh | 950mAh | 2400mAh |
1800回 | 2000回 | 500回 |
基本のeneloop | eneloop lite Liteは容量50%ダウン。 その分安価。 繰り返し性能10%UP |
eneloop pro Proは容量25%アップ、 その分高価 繰り返し性能75%ダウン USB出力で使うと便利そう |
用途別になっているので、用途が分からなければ通常版を買うのがよい。
(3)ただし色はアテにならない
限定カラーとかあるから、基本色以外の色はアテに出来ない。
基本色以外を買うと、色で区別できなくなるよ!
充電池についてのまとめ
(7)値段と機能の違い
(8)急速・高速充電対応
(9)エネループプロ充電器は?
エネループプロ充電器は通常の物です。色違い。型番はすべてNC-TGR01です。
(エネループプロ充電器) |
(エネループプラス充電器) |
(エネループ2倍速三倍速充電器)
プラス専用とプロ用と書いてあるけど、通常のエネループ充電器と同じ型番です。
充電器のまとめ
廉価版=基本版 - 急速充電機能なし = 1000円 高価版=基本版+充電チェッカー + 一本単位での充電チェック 携帯版=基本版 の半分サイズ、充電は2本単位
プロ用やプラス専用はその色だけ。中身は同じらしい
エネループ買おうと思ったけどありすぎて迷う
ヨドバシカメラの店頭でも、店員に説明を受けている人が多い。僕も正直よく分からない。
- 鉄則
- 最新版のセットを買う。
ライトは安いけど充電時間かかりすぎて使えない。
最後に挿したのどれだっけ?
継ぎ足し充電ができるeneloopの特性上使い終わったら、とりあえず挿しておく。おわったら取り替えるとい
カジュアルな使い方が便利。
・充電しておく。
・取り出す。
・なんとなく不安だから充電しておく
・とりあえず満タンにしておく。
などのカジュアルな用途を満たすには、4本が個別に充電できて、充電済が一目で分かった方が良い。それもどれが充電済みで、まだかが一目で分かった方が便利。
なので充電済ライトが個別に光る物を選ぶべきです。
Amazonでは、デザインが似過ぎて分からない
Amazonの写真では、形が似ていて一目で区別がつかない。
- 充電回数
- 1800回が最新版
- 型番
- 充電器の型番で種類が分かる。
(11)エネループ一覧表
これだけ見ても分かるように,種類は数限りなく存在する。
(エネループ一覧表)
しかも、三洋電機からパナソニックになったので、パナソニック版エネループとかあってもう、手がつけられない。
感想:エネループは。なんでこんなことになったのか。
ブランドイメージの確立には成功した。エネループは成功。ブランドの確立とコンセプトの確率には成功した。
でも、成長を維持するのに失敗している。
顧客ニーズに応えるコトがサービスではない。好例
ラインナップの迷走、コンセプトの迷走。増え続ける種類。
顧客ニーズに応えたつもりかもしれないけれど、顧客ニーズに応えることが正しくない好例だとおもう。顧客ニーズに応えたつもりだろうけど、むしろ分かりづらいラインナップ。色もわかりにくい。
迷走するラインナップ
Lite/Pro/Plusの区別に、バージョンの違いはもはや迷走と断言する。
唯一の救いは互換性が保たれていること。しかし互換性は電池そのものの形状と電圧基準のおかげであって、三洋電機関係ないので。
「手軽に使える」という当初コンセプトが「種類多すぎて、使い分けが大変」になって崩壊してるよね。。。
モバイルブースターとエネループの充電が一カ所ですむようにしてほしいです。Qiはちょっと初期投資多すぎて困るし。電力も無駄になりそう。携帯電話が対応してたら使うのにね。エネループは「捨てない」という新しいlifestyleの提案だった。その新しさを取り戻してほしいです。
エネループの魅力が死んでしまう。こんなにラインナップがあると管理が面倒で。エネループの魅力が死んでしまう。
ジョブズなら、「もっとわかりやすく、2種類にしろ」と言ったに違いない。
もっとシンプルにやりましょう。
2012-01-20追記。
色で区別とか言われたので、色を適当に買うと、区別に使えないことを明記するなど。
*1:ただし上記の三種類の機能が全部ついた物はないみたい