2016-06-02 追記
NOOBSを使わない理由、インストールに時間が掛かるから。
SDにOSイメージを焼きこむのを、PC側からddしたほうが楽なため。
NOOBSで「ダウンロード」「展開&インストール」すると都合2回書き込むのでSDカードがボトルネックになってしまってどうしても遅かった。
USBの充電器は重要
USBの充電器は相当重要です。RaspberryPiが起動しない、動かない、画面に何も出ないといった、なれないウチの初期症状は殆ど電源が原因でした。
MacbookのUSBコネクタは1000mA給電が可能なので、もし起動しないと思ったらMacから電源をとってみると電源の切り分けが可能です。
ソフトバンクのUSB充電器やUSB充電器は700mAと記載されてたが、RaspberryPiが起動しないのでハマりました。もしかして、ソフトバンクの充電器は製品表示通りの電流が流れてない?
あるとうれしいもの
- USB-Wifiドングル
- ケース
- RaspberryPi 用microSDアダプタ
無線LANでつなぐほうが便利
WifiドングルはPCパーツショップで500円程度でした。
LANケーブルがせっかく付いているのですが、手軽に使うぶんにはWifiの方が圧倒的に便利ですね。
ケースも一緒に買うと嬉しい感じです
単なるLinuxとして使うなら、ケースも一緒に買うと嬉しい感じです。
ただ、ケースに入れてしまうと、せっかくのアナログピンとデジタルピンを使いづらい感じでした。。
LinuxのSDカードへのインストール
ddコマンドがあれば、一瞬です。
Debianイメージのダウンロードとインストール
ダウンロードして
wget http://files.velocix.com/c1410/images/raspbian/2013-07-26-wheezy-raspbian/2013-07-26-wheezy-raspbian.zip
展開して
unzip 2013-07-26-wheezy-raspbian.zip
ddでSDカードにコピー
dd if=./2013-07-26-wheezy-raspbian.zip of=/dev/sdb bs=1M
追記 ダウンロードはミラーからのほうが速いので捗る
本家のダウンロードは激混みなので、JAISTのミラーを使うほうが楽
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/raspberrypi/raspbian/images/
Windowsの場合(Cygwin)
もちろんCygwinでいきましょう
SDカードのデバイスの確認
cat /proc/paritions fdisk -l
デバイスファイルの名前がわかればコピー
dd if=./2013-07-26-wheezy-raspbian.zip of=/dev/sdb bs=1M
Mac OSX の場合
SDカードのデバイスの確認してunmount する。
sudo diskutil list sudo diskutil umountDisk disk2 #私はdisk2でした
デバイスファイルの名前がわかればコピー
sudo ddrescue 2013-02-09-wheezy-raspbian.img /dev/disk2 --force
ddは遅い&面倒なので dd_rescue を使いました。 dd_rescueは homebrewからインストール。
初期設定でやること
- Expand SD
- SSHを有効に
- 言語とキーボードの設定
Expand filesystem
SDカードの容量をめいいっぱい使えるようにします。
Internationalisation Options
国際化対応です。
change locale
特に問題がなければ、ja_JP.UTF-8を選びます。
time zone
特に問題がなければ、 Tokyoを選びます。
keyboard
キーボード設定です。
[Generic 105-key (Intl) PC] → [Japanese] → [Japanese]
ユーザーの作成
自分のユーザー名で使うほうが嬉しい感じです。
takuyaユーザーを作ってsudoを使えるようにします。
adduser takuya usermod -aG sudo takuya
USB-Wifiを使えるようにします
ネットワーク設定を変更します。
sudo vi /etc/network/interfaces
iface wlan0 inet dhcp # iface wlan0 inet manual
wifiの設定を書き足していきます。
# wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
sudo su cd /etc/wpa_supplicant wpa_passphrase ESSID_NAME PSK_PASSWORD >> wpa_supplicant.conf exit
wpa_supplicant.confにパスを書き込んだら、次に細かい設定。
我が家はWPA2-PSKなのでそう書いておきます。
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev update_config=1 network={ ssid="my.ssid.name" proto=WPA2 key_mgmt=WPA-PSK #psk="password_password" psk=aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa }
これでwifiを有効にします
sudo ifdown wlan0 sudo ifup wlan0
sshでアクセスします
最後にSSHの公開鍵でアクセスしたら終了ですね。
takuya@mac-server : ~ $ ssh-copy-id 192.168.111.119
takuya@mac-server : ~ $ ssh 192.168.111.119
これで、準備完了です。
初回設定ウィザードをもっかい起動したい
raspi-config コマンドをroot権限で起動します。
takuya@raspberrypi ~ $ sudo raspi-config
まずは、iPhoneのair Server化がオススメ
とりあえずなんかやってみたいと思ったら、Air Play の Air Server にしてみると、ちょっと感動出来ます。サウンド出力が付いているので早速活用出来ます。
参考資料
http://openrtm.org/openrtm/ja/node/266
http://smash-panic.com/creativenture/mylog/?p=271
http://blog.kunnyon.mydns.jp/?p=302
http://www.lifehacker.jp/2013/03/130306raspberry_piairplay.html
# 2016-09-22 追記 ブクマコメントへの返信
> @C_L 2015/08/05
> 2年前の記事だった Raspbian以外使うのはやっぱ大多数とは違う道だから最初におことわりをいれたほうがよい
> あとUPSに使うのはELECOMとかの充電しながら放電できるモバイルバッテリーがよい
「Raspbianが一般的じゃない。??」Raspbian以外使うというのは?NOOBと言いたいのか?いまのでもRaspbianだけで問題ないし、OS切り替えるなんてまずやらないでしょ?日付を煽ってくるのはどうかと思う。私のブログは基本的にDeiban GNU/Linux ですよ?NOOB いれてからRasbian入れるのはひと手間多いし、NOOB使うとOSイメージの転送速度が遅いから全くおすすめしないね。
NOOB以外にもインストール方法はいろいろあるし、NFS経由でOS起動してもイイんだよ。cmdtxt を書き換えて自分でカーネルとROOTFS指定してもエエんやで?