それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

Amazon JP に氾濫する謎SSDメーカー(シャーク族)の保証とベンチマークテストについて。

amazonSSDを検索すると、シャークの一族がヒットする。

Amazonにあふれる謎のSDDはどうなるだろうか。

DogFish(blue/white のサメ)

シャーク一族

dogfish が英語でサメの意味だからわかりやすい。

KingData

シャーク一族

KingStone(モアイ・台湾製)に名前が似ているので紛らわしい。

KingShark

シャーク一族

名前にシャークがあるからわかりやすい。

SharkSpeed

シャーク一族

Superpard

シャーク一族

シャークの面影がない。

GamerKing

シャーク一族

ADATA(台湾製)のXPG(ゲーム用ブランド)に似ているので紛らわしい。

7(+1)のブランド展開。

これらは、全部が「同じメーカー」による「サブブランド」である。通称シャーク族.

ほかのも蝉族なんてのがある。

別のメーカーでも同じようなサブブランドを展開をしているメーカ(通称:蝉族)があるらしい(まとめサイトで知った)

  • ct300
  • monsterstrage
  • movespeed
  • hanye
  • suneast
  • fanxiang

サブブランドで売り場の占拠

シャーク一族はサブブランドを数多く展開し、売り場(検索結果)を占拠してしまう。

たくさんのサブブランドを持つのは露出を上げたり、Amazonなどの検索で検索結果を占拠するためだろうけど、マナー悪いよなぁ。KingStoneは「台湾」だけど、それに似た名前をつけるのはマナー悪いよね。ゲーマー向けは台湾ADATAのXPGだろうけど、gamer ssd のキーワードを汚染して自社ブランドで検索結果を埋め尽くす戦略なんだろうか。これもマナー悪い。SamSumgやWDの類似名はつかってない。台湾製と類似名を攻めている。その点において、中共の国家戦略を勝手に疑ってしまうレベル。

SSDが故障したときはどうするのか

ssd の返品 dogfish はメーカーとして謎なところが多い。

https://dogfishssd.com/pages/return-and-refund-policy

「x年保証」として書いてるけど、本当に保証は申請できるんだろうか

https://dogfishssd.com/pages/sub-brand

返品交換は無理筋かもしれない。

サブブランドを多数展開するスパム(?)業者が保証してくれる・・かなあ。サブブランドで検索占拠するようなメーカがまともに交換保証に応じてくれるって考えにくいよね

返品については、記載がある->https://dogfishssd.com/pages/return-and-refund-policy

故障時の交換ポリシーについて記載があるけど、日本で購入しても中国に発送しないと交換が受けられない。片道の送料はかかるとしても、割に合わない。

せめて日本に販売代理店があるところを選びたい。

ということで、安くて使い捨てを覚悟で買うしかないと思うわ。

日本の販売代理店があるようなブランドだとなんとかなるんだろうけど。

Amazonに中華製SSDの保証申請を聞いてみると、やっぱりメーカ保証になるんですよね。販売代理店のラベルがあれば代理店で受け付けるとのこと。

つまり、販売者がAmazonJPかつ、代理店シールがある場合は国内サポート、それ以外は海外発送で保証申請になる。

ということは、購入後に発送されたときの箱シール確認が必要。ハズレなら返品するしか無い。

割り切りが必要

「保証」は申請不要。やすいから買い直す。と割り切って覚悟の上で、購入する必要がある。

それが、これらのブランドである。

  • DogFish
  • KingData
  • KingShark
  • SharkSpeed
  • Superpard
  • GamerKing

購入前にある程度の覚悟が必要だと思うんだけど、一般市民はそんなこと気にしないよね・・・

購入前のディスク・速度ベンチマークを見るときの注意

これらのSSDDRAMレスやDRAMを減らしている物が多いので、100GB以上(全容量の20-25%)を書き込んでチェックし比較しないといけない。

100GB以上書き込みする例。

1GB や 3GB でディスクのベンチマークテストをしている画像は「寿命の無駄遣い」で参考にしてはいけない。

大事なことなので2回言います。SSD1GB/3GB のベンチマークは無意味といって差し支えない。

これら〇〇族のSSDは高速領域・中速・低速とSSDの内部を数種類で構成して容量を稼いでいる*1

ユーチューバーのレビューも100GB(容量の20~25%くらい)すら書き込んでない。彼らのレビューは参考にならないので注意。

*1:DRAM的なものをわかり易く抽象的に表現しているので、正確さに欠ける比喩ではある。