それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

SSDがどれくらい書き込みしたか、調べる。(寿命かどうかの参考値)

SSDがどれくらい書き込みしたか、調べる。

そういえば、このSSDってどれくらい使ったんだっけ。とおもって調べた。

XPG 2TB のやつ3年目。

takuya@:~$ sudo smartctl -a /dev/nvme0n1 | grep Units
Data Units Read:                    80,002,938 [40.9 TB]
Data Units Written:                 455,252,728 [233 TB]

もう一つ別の同じ型番で512GBのやつ、1年目

takuya@:~$ sudo smartctl -a /dev/nvme0n1 | grep Units
Data Units Read:                    3,965,720 [2.03 TB]
Data Units Written:                 10,536,970 [5.39 TB]

なるほど。そこそこ書き込んでますね。SSDは書込み寿命があるので、書込みデータ数は意識しておきたいところではあります。

かといって、TBWの何%書き込んだから寿命だ。とかは言えません。

TBWは概算参考値であり「TBWが100%になったら壊れる」というわけでもない

また、「TBWの値に近づいたら寿命」というわけでもないです。

TBWはSSDの容量によってもTLC/QLCによっても変わりますし、保証できる設計上の寿命的な意味だと思います。

TBWについて詳しくは、 https://qiita.com/ken-yossy/items/2f7ebb404201afd4eb41 を参考にするといいと思う。

Unitsがない場合

SSDによってはUnitsで表示できないものがあります。その場合は、TOTALを調べます。

241 Total_LBAs_Written      0x0030   100   100   050    Old_age   Offline      -       175163
242 Total_LBAs_Read         0x0030   100   100   050    Old_age   Offline      -       417595

windows関数電卓で、HEX→Decimal(16進数→10進数)に変える

ただし、Smartで取得できるRAW値は16進数だったり、10進数だったりするし、単位もGBだったり、MBだったりします。

SMARTとTBW

繰り返しになりますが、SMARTで得られる値とTBWは一致しません。TBWは参考値です。

壊れてるときは、明らかにとんでもない量を書いていことが多いです。

私の壊れたSSDの場合、録画サーバーとmp4変換で100TB近く書き込んでました・・・・