それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

rootFSにluks + LVM を用いたときのfstrim

fstrim / discard できない

luks + lvm で構成された root ファイルシステムは、fstrim ができない

$ sudo fstrim -v / 
Operation not permitted.

対策。

discardオプションを使って dmsetup する。

設定 /etc/crypttab

ubuntu_dm_crypt-0 UUID=4aa....  none  discard,luks

設定2 lvm.conf

issue_discards=1

設定3 /etc/fstab

UUID=XXX-XXX/ ext4 defaults,discard 0 0

fstab に discard を書くと、fstrim しなくても rm 実行時に fsrtrim が走る。rm が遅くなる諸刃の剣。

設定2,3について

LUKS しているなら、 crypttab は必須。

lvm.conf のissue_discardは、fstabをdiscardが優先される。 fstabにdiscardを書いていたらlvm.conf記載がなくてもfstrim できる。

個人的には、 fstab でいいと思う。discardでマウントしても、nvmeのディスクのrm速度は気にならない。

参考資料