bitwarden でパスワードを共有する
Bitwardenは、パスワードを直接パスワード共有ができない。代わりに「Send(共有)」機能があります。
Sendには期限が2つあり、和訳がわかりにくいです。
有効期限→閲覧期限 削除→自動削除
2つの日時を使いこなして便利に使いましょう。
Sendを使う
Bitwarden のSent機能で、文字列をシェアできる。シェアURLが発行されて、そのURLを相手に送付すればいい。
送りたい内容を入れる。
「名前」はこの共有のタイトルをつける。 「テキスト」は本文で共有したいものを入れる。
パスワードは、共有の閲覧に必要なパスワード
パスワードを共有するのにパスワードを入れるのは違和感があるが、万が一他人に閲覧されたときに丸見えにならないような工夫である。SMSやLINEなど他人からアドレスが見れない方法で共有するなら、ここは通常は使わなくていい。
共有アドレスをコピーする
保存したら、コピーボタンをおして、共有アドレスをクリップボードにコピーする。あとはこれをチャットやメールなどで送信すればいい。
アドレス(URL)を開くと閲覧できる。
アドレスを開くと、共有した内容を確認できる。
ショルダーハッキング(画面覗き見防止)のために、共有内容はオプションから「マスク」(テキストの非表示)にすることができる。
オプションの 有効・無効・削除の違い
有効期限は、共有アドレスの閲覧有効期限
有効期限が切れると、「閲覧不可」(無効)になる。
再び、有効期限を付け直して有効にしてあげると、もう一度閲覧できるようになる。
自動削除は、自動的に削除することであり、共有自体が削除され、一覧から削除される。もちろん再び有効にすることもできない。
- 有効期限→期限切れ→閲覧無効→再利用可能
- 削除日時→期限切れ→自動削除→再利用不能
この違いはパット見てわかりにくいので、日本語訳をもう少し洗練してほしいところ。
例えば次のように解釈すると良い。
- 有効期限=閲覧期限 =共有中断
- 削除日時=破棄日時=共有破棄
共有(Send)を使いこなそう
Bitwardenでは、パスワード以外にもいろいろなものを共有することができる。
チャットに書いてしまうとチャットログとして残ってしまうが、大事なものは期限を付けてアドレスを共有しておけば、チャットログにいつまでも残り続けることがなくなる。
いろいろな人によく共有するものは、有効期限つきにして何度も再共有できるよにしておくと便利だと思う。
パスワードノートはオンラインの方が便利
パスワードノートが年寄りに好評らしいが、パスワード手帳になれたら、ちゃんとオンライン化してしっかり管理できるようにしてほしい