Debian/UbuntuのSambaを使ってmacOSのバックアップを取る
ファイルサーバーを作ったのだから、タイムマシンを設置したい。
netatalk でafpのサポートが終わったので、Sambaで作る
samba で作るポイント
samba で vfs 関係を有効にする。
samba設定、smb.conf で netatalk を有効にする。
Samba専用のエントリを作成して、名前をつける
名前をつけたエントリへ、タイムマシン対応設定を入れる。
samba のインストール
sudo apt install samba samba-vfs-modules
samba samba-vfs-modules は、2つで一体のパッケージなのでインストール指定はどちらか一方でいいと思う。
ユーザーの設定
tdb を使って、Sambaユーザーを作って使う。一般的な方法なので割愛。
接続テスト
macOSのFinderから接続する(CMD⌘-K押す)、またはWindowsのエクスプローラーから、Linuxのコマンドからやるなら、 smbclient -L 192.168.100.1
とする。
smb.cnf の設定。
以下の通り、末尾に挿入する。
## for macOS timeMachine [global] fruit:encoding = native fruit:metadata = netatalk idmap config * : backend = tdb vfs objects = catia fruit streams_xattr [TimeMachine] comment = Backup for Mac Computers guest ok = Yes path = /mnt/video/archives/009-backup-images/time_capsule_afp read only = No fruit:time machine max size = 400G fruit:time machine = yes
Sambaを再起動したら終わり。
暗号化について。
Samba自体は暗号化するプロトコルじゃないので、平文で流れちゃう
バックアップファイルを暗号化しておいたほうが無難ですよね。
あとmacOSのログインのパスワードと、Sambaのユーザーパスワードは別にしたほうが無難ですね。