それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

Debian Bullseye からomxplayer がなくなった

omxplayer がなくなってる。

takuya@raspberrypi:~ $ omxplayer
-bash: omxplayer: コマンドが見つかりません
takuya@raspberrypi:~ $ apt search omxplayer
ソート中... 完了
全文検索... 完了
takuya@raspberrypi:~ $

消えたらしい。

https://forums.raspberrypi.com/viewtopic.php?t=324184

OMXplayer simply does not work on Bullseye*, so it's not able to be installed.

If you really need OMXPlayer, the best option is to remain on Buster. If you just need a playback applications VLC should be fine, and also support HEVC which OMXPlayer did not.

LEGACY入れたほうが良かったかもしれない。

omxplayer の代わりにvlc を使うとコマンドラインからの操作で動画再生が、だいぶ違うんですが、どうしたらいいでしょうか。

しばらくは debian/busterでLTSがあるから行けるとしても、将来的にどうなるかわからないですよね。ある程度ネットに情報がたまるまで、2021.01 にアップグレードはちょっと見送りたい。

その他にもいくつかコマンドがなくなります。

tvservice もなくなります。

omxplayer はmpv / mplayer で代用する。(2024-08-16 追記

XorgのDISPLAY環境変数が必要だけど、mpv で代用が可能です。

ただ、最新版はWaylandになっていてXorgですら無いので、これもまた問題が多い。32bit版で我慢できるのであれば(raspi3以前はなおさら)、32bit 版をインストールするのが無難だと思う。個人的にはlegacyという名前に納得がいかない。64bit版はただのArm用Debianなので、 全然別物じゃないか!

CPUパワーでぶん殴れるraspi4以降と違いRaspi3ではハードウェアサポート引き出すためにlegacyが必要だった記憶がある。。mpv ってRaspi3 のOpenMAXのサポート微妙だった記憶がある。Raspi4に移行したので最新情報を調べてないがドライバの問題とかからサポートされる可能性は低い。Raspi3以前では32bit選択が無難だろう。

OpenMAXのサポートに関する問題。(2023-02-03 追記)

開発元のレポジトリ によると、OMXplayer はOpenMAXのO-M-Xであって、OpenMAXを利活用する目的で開発されているが、OpenMAX自体が停止されていて、Raspberry4からは64bit版になったので、OpenMAX自体が導入できない。OpenMAXは32bit版しか提供されない。それにより、32bit版のRaspberryPiで動くだろうが、64Bit版では動作不可能。ということらしい。LEGACY(32bit)であれば当面は動くので問題ないと考えられる。

では64bit版でCLIから操作できてハードウェア支援があるソフトウェアがあるかと問われても、vlccli版のcvlc はキーボード操作に不安があるし、ハードウェア支援もいくつかのところでまだ未完成っぽい。動画を再生したいなら32bitにしておいたほうが未だに無難かも知れない。

2024-08-16 追記

mpv を代わりに使う。に付いて追記。