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知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

OPNSenseをKVMのvirtio で動かしたほうが速かった

OPNSenseをKVM+qemu 上に作成した。

構成としては、OpenWRTを載せた同じマシンに載せた。

virtio

参考資料として、さくらインターネットの記事を見ていたら、virtio について次のような記述があった。

たとえばKVMではストレージドライバとしてvirtioを利用するとトラブルが出るケースがあるようだ。こうした仮想環境上へのインストールについては公式Wikiドキュメントが公開されているので、こちらを事前に参照しておくと良いだろう。

FreeBSDベースのファイアウォールOS「OPNsense」(インストール編) | さくらのナレッジ

ネットワークをvirtio にするのは 19.07 あたりでサポートされていて、今日現在(2020-02-25)の最新バージョンであれば、特に何もせずに認識されました。

ただ、一点注意があるとすれば。nic の名前が通常と異なる。

通常であれば em0 / em1 / em2 となるところが、vtnet0 / vtnet1 / vtnet2 のように、ネットワークの名前が変わりました。

そのためにLAN/WANなどの割当てがすべて設定し直しになる。インストール後に設定変更する際には、名前に注意が必要

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速度測定

LAN内部で速度測定をしてみました。 em1 の場合は、〜300Mbps だったが、vtnet1 の場合は 〜700Mbpsくらい出ていた。キャッシュやメモリの設定が影響するとはいえ、ドライバ変更で、速度に大幅に変化があるので、virtio のほうが速いといって差し支えないと思う。

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