画像にタイムスタンプを入れると便利です。
同じ画像は同じハッシュ値になって、プロブラム上では同じに扱われることが多い。
テストデータに画像を使うなら処理時刻タイムスタンプ
各種プログラムの動作チェックをするる時に、画像をテストデータに使うことも多いと思います。でも、同じような画像で溢れてしまったり、無味乾燥な、白一色、赤一色のJPEGも味気ないので、テスト感が出ません。
そこで、画像にタイムスタンプを入れることで、無味乾燥な感じを防ぎつつ、同じ画像になってしまっても区別が付くようにすると楽です。
convert コマンドで画像にタイムスタンプを埋める。
convert sample.jpg -pointsize 27 -fill blue -strokewidth 1 -stroke gray80 -annotate +10+10 $(date +"%Y-%m-%d_%H:%M:%S") -font arial.ttf out2.jpg
これで画像にタイムスタンプを入れることが出来ます。
入力画像 sample.jpg
出力画像 out
解説
imagemagick の convertコマンドを使いました。
convert 基本文法
convert in.jpg out.png
指定した文字を埋める。
convert sample.jpg \ -pointsize 27 -fill blue \ -annotate +10+10 'Hello World' \ -font arial.ttf \ out2.jpg
これで、左上から (10,10) からフォントサイズ 27ptで、 Hello world が 青色で書かれる。
文字が写真にかぶって読みにくいので、縁取り
convert sample.jpg \ -pointsize 27 -fill blue \ -strokewidth 1 -stroke gray80 \ ## gray00 - gray99 まで 99は白 00 は黒 -annotate +10+10 $(date +"%Y-%m-%d_%H:%M:%S") \ -font arial.ttf \ out2.jpg
縁取りをしました。 また、 日付をdateコマンドの結果から作成します。
楽ちんですね!
連番を入れた写真を作ったりすると、テストに大活躍ですよ。