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知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

護憲を叫べば平和が来る。そんなのあり得ないよ。

麻生発言について一言行っておかないと気がすまなくなった。

新聞に踊らされてるんじゃない?

はじめに、護憲、護憲を批判する発言があって、オチがナチス憲法だよ

朝日新聞以外の記事を呼んでみたら?



まず、朝日新聞だけで判断ってのは、あり得ない行為だね

朝日新聞が意図的に記事を2分割してるんじゃない?

朝日新聞は意図的に記事を2分割してないか?

東京新聞1つの記事で紹介している

読売新聞も同じように一つの記事で紹介している

受験的に二項対立だというのなら

改憲と護憲が二項対立じゃないのかと問いたいですね。

「静かにやりたい」は「冷静さ」を言ってるわけで、熱狂と狂気の中で大事な憲法を議論しちゃいけないという意味に好意的に読み取ったけどな。

東京新聞の記事

東京新聞は実に、中立的に要旨だけをまとめていると思う。上手に要約と感じた。

麻生太郎副総理財務相の二十九日の講演における発言要旨は次の通り。

 日本が今置かれている国際情勢は、憲法ができたころとはまったく違う。護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧だ。改憲は単なる手段だ。騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない。

 ドイツのヒトラーは、ワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法(の下)で出てきた。憲法が良くてもそういったことはありうる。

 憲法の話を狂騒の中でやってほしくない。靖国神社の話にしても静かに参拝すべきだ。国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない。

 「静かにやろうや」ということで、ワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか。僕は民主主義を否定するつもりもまったくない。しかし、けん騒の中で決めないでほしい。

朝日新聞の記事では分割

朝日新聞では「何と2つのページに分割して紹介」

このシンポジウムの麻生発言を2つのページに分割し紹介している。しかも後で追加公開された記事には、前半部分の護憲派批判がごっそり抜けていて、ヒトラーが強調されている結果に。

一つ目の記事は、護憲に対する批判

「護憲と叫べば平和が来るなんて大間違い」麻生副総理

麻生太郎副総理

 日本の置かれている国際情勢は(現行憲法ができたころと)まったく違う。護憲、護憲と叫んでいれば平和がくると思うのは大間違いだし、仮に改憲できたとしても、それで世の中すべて円満になるというのも全然違う。改憲の目的は国家の安全や国家の安寧。改憲は単なる手段なのです。狂騒・狂乱の騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、我々を取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げるべきなんです。そうしないと間違ったものになりかねない。(東京都内で開かれたシンポジウムで)

朝日新聞デジタル:「護憲と叫べば平和が来るなんて大間違い」麻生副総理 - 政治

次に、ワイマール憲法のあたり

麻生副総理の憲法改正めぐる発言の詳細


 麻生太郎副総理が29日、東京都内でのシンポジウムでナチス政権を引き合いにした発言は次の通り。

ナチスの憲法改正「手口学んだら」

 僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。

 そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょうじ)であったり、そうしたものが最終的に決めていく。

 私どもは、周りに置かれている状況は、極めて厳しい状況になっていると認識していますから、それなりに予算で対応しておりますし、事実、若い人の意識は、今回の世論調査でも、20代、30代の方が、極めて前向き。一番足りないのは50代、60代。ここに一番多いけど。ここが一番問題なんです。私らから言ったら。なんとなくいい思いをした世代。バブルの時代でいい思いをした世代が、ところが、今の20代、30代は、バブルでいい思いなんて一つもしていないですから。記憶あるときから就職難。記憶のあるときから不況ですよ。

 この人たちの方が、よほどしゃべっていて現実的。50代、60代、一番頼りないと思う。しゃべっていて。おれたちの世代になると、戦前、戦後の不況を知っているから、結構しゃべる。しかし、そうじゃない。

 しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。どこが問題なのか。きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。そういった思いが、我々にある。

 そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。自民党の部会で怒鳴りあいもなく。『ちょっと待ってください、違うんじゃないですか』と言うと、『そうか』と。偉い人が『ちょっと待て』と。『しかし、君ね』と、偉かったというべきか、元大臣が、30代の若い当選2回ぐらいの若い国会議員に、『そうか、そういう考え方もあるんだな』ということを聞けるところが、自民党のすごいところだなと。何回か参加してそう思いました。

 ぜひ、そういう中で作られた。ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。

 靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。騒ぎにするのがおかしいんだって。静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かに、きちっとお参りすればいい。

 何も、戦争に負けた日だけ行くことはない。いろんな日がある。大祭の日だってある。8月15日だけに限っていくから、また話が込み入る。日露戦争に勝った日でも行けって。といったおかげで、えらい物議をかもしたこともありますが。

 僕は4月28日、昭和27年、その日から、今日は日本が独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。

 昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。

 わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。

http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201307310772.html

意図があるんじゃない?

朝日新聞のまとめは、政治的な意図を感じてしまう。


私には、朝日新聞が悪意を持って記事を分割しているように感じる。


1つの記事で紹介せず2つの記事を使う理由はなんだろうか。

全文と言いながら先に公開したの要旨記事を残しているのはなぜだろうか。


そして、最初に公開された方は発言の意図を明確に示していたのになんでだろう

ちなみに、読売新聞は?

読売新聞ひとつの記事でヒトラー連発でした。

麻生副総理が29日に都内で講演した発言要旨は次の通り。


 単なる護憲、護憲と叫んでいれば、平和が来るなんて思っていたら大間違いだ。改憲は単なる手段だ。目的は国家の安寧と繁栄と国土、我々の生命、財産の保全、国家の誇り。従って狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。

 ヒトラーは民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って出てきた。いかにも軍事力で取ったように思われるが全然違う。ワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法下にあってヒトラーが出てきた。常に憲法が良くても、そういったことはあり得る。私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けているが、わーとした中でやってほしくはない。

 ワイマール憲法もいつの間にか変わっていて、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね。本当に、みんな、いい憲法と、みんな納得して、あの憲法が変わっているからね。僕は民主主義を否定するつもりも全くありませんし。しかし、重ねて言いますが、喧騒(けんそう)の中で決めないでほしい。それだけはぜひ、お願いしたい。
(2013年8月1日19時38分 読売新聞)

麻生副総理の29日の講演発言要旨 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

受験国語的に、発言者の意図を汲み取ろう

では、国語的に麻生さんの意図を考えてみたい。

麻生大臣の要旨を、私的に作文した

国語的に王道は要約でしょ。やっぱ

 麻生氏は、護憲と叫べば平和が来る、平和憲法の存在が平和だなどとの憲法と平和の相関性議論への嫌悪感を表明した、次に護憲を叫ぶだけの現実問題に目向けない政党とマスコミを実名を出さずに批判した。

 憲法改正については、自民党ではオープンに冷静に議論をができたと自画自賛しながらも、冷静にな議論を強調し、国民やマスコミにも冷静に相手の意見を訊いて議論する態度を求めた。靖国のような加熱感は不要とし、憲法では絶対冷静な議論が必要なので、冷静に報道な報道をもとめ。熱狂と狂乱を煽るのは止めてほしいと強調。

 最後に、その熱狂の渦でナチスが「護憲」のまま生まれたんだから、熱狂報道は自民党をナチスにしてしまうと笑いを誘ったが不発に終わった。


発言者の意図をふまえ、明確に要旨だけ抜いているのは東京新聞だと思う。

朝日新聞の文章の作成意図は、明確だろう、2本目記事で冒頭にヒトラーを用いている
東京新聞の文章の作成意図は、要約だろう、綺麗にまとまってる。ナチスの文字すら出来てない。
読売新聞の文章の作成意図は、ヒトラーだろう、しかし冒頭の護憲への批判を削らないだけまし。


というわけで、一部発言をとらえて、麻生批判もね―んじゃないかな。とおもうし、受験国語的にって完全に馬鹿に・・・


あ、そういえば、朝日新聞は受験に採用ナンバーワンの新聞でしたね。だから受験ですか。
一社の報道を鵜呑みにするのも教育ですね。

あそっか。ああそうかあそうか。