性犯罪防止のためには、エロ本を規制するのが一番。
CO2削減のためには、体重を規制するのが一番。
体重が規制される
- 自転車・徒歩通勤が増える。
- 車が減る。
- 環境に優しく、健康に良い。
体重が規制される(1)
- 残飯が減る。
- ゴミが減る。
- 輸送量が減る。
- 焼却量が減る。
- 環境に優しい。
体重規制される(2)
- 食事量を減らす。
- 店で余分な買い物をしない。
- スーパーの仕入れ量が減る。
- 輸送量が減る。
- 渋滞が減る。
- トラック輸送効率が上がる。
- 環境に優しい。
体重規制される(3)
- スポーツが盛んになる。
- 外で遊ぶ人が増える。
- 電気の消費量が減る。
- 環境に優しい。
体重規制される。(4)
- スポーツが盛んになる。
- 公園や海浜の整備が進む
- 緑が増える
- 住環境が良くなる。
- モラルが良くなる。
- ポイ捨てが減る。
体重規制される(5)
- マクドナルドに行かなくなる。
- マクドナルドが作り置きをやめる。
- 廃棄が減る。
- 環境が良くなる。
国民に-10kgを義務づけたらいいだろう。
環境にも健康にも素晴らしい。全国民に-10kgを義務づけても大丈夫だ!
脂肪排出権ビジネス。を活発にしよう。
んなわけないよね。
ああすれば、こうなる式は、論理が単純。
この手の論理は単純すぎて話にならない。
- 少しだけ痛みのある目標
- すこし何かが変わる。
- 結果として大きな目標が達成される。
- ○○○を規制する
- ○○○が減る
- 社会・生活が良くなる
○○に入るモノは過剰になりやすい、ネガティブイメージなものを書く、["タバコ", "ゲーム", "お酒", "無駄遣い", "割り箸" ,"浮気" ...]
社会・生活には、ポジティブイメージの単語を持ってくる["健康","恋愛", "貯金", "夢"]
たったそれだけで、ソレっぽい文章ができあがる。ジェネレータ作ってみようか。
相関関係はもっと複雑だと思います。
○○と○○の相関関係でWin-Winを説明しない限りは論理にならないと思うんだ。
たとえば、次のような相関関係なら効果は高そうだ
{ "健康とエコ" ====> ["時差通勤","自転車"], "帰省ラッシュ防止とエコ" ====> ["サマータイム", "地域別ゴールデンウィーク" ], "伝統産業とエコ" ====> ["マイ箸","塗り箸", "蒔絵", ] または、["京友禅", "マイバック"] または、["宇治茶", "マイ水筒"] "性体験の低年齢化・性感染症の防止" ====> ["無修正の解禁", "売春の合法化"] }
なんてどうだろうか。せめて独立した2軸を組み合わせる発想を持ちたい。
社会は様々な利害関係をはらんでいる。
社会は様々な利害関係をはらんでいる。たった一つの規制(または規制緩和)で変わるものは少ない。非実在青少年を規制しても何も変わらないし、何も変えられない。その事実を認められない。多様性を認められない。あのようなオトナにはなりたく無くないものだな。
非実在青少年を規制すれば、犯罪が減る。100%確実!と、彼らは言わない。「防止する。」「行き過ぎた表現」とか微妙な言葉を使う。自信があるなら、断言してほしい。でも断言しない。それは主張している本人が一番気づいてるんだろう。気づいていることを認めない。認めちゃいけないんだ。論理的に危ういってことに。
気づいていても気づかないふりをしている。私たちの人間関係までコワしてしまいそうだ。ってところか。「貴女はエロ本なんて言う男子のどす黒い性欲を認めるのね、汚れてまったのね。絶交よ、不潔よ」との罵られるのが怖い怖いと聞こえる。仲良し女子グループが透けて見える。そんな気がしませんか。
性描写を制限して、ことさらに「処女性」をアピールすると、箱入り娘を連想させられる。男性上位の男女平等以前を想起する。規制すればするほど、男系社会に傾きそうよね。なんてことも考えるけどね。
風が吹けば桶屋が儲かる
ぶっちゃけ、儲かるわけがない。非実在青少年を規制するなら、社会実験による証拠を出さなくちゃいけない。根拠のある数字が必要でしょう。仮定や、想像で『風が吹けば桶屋が儲かる』『ああすれば、こうなる』で良いなら、大学の研究も、社会実験も全て否定している。変な論理だ。