高木さん最高やよ。
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20070121.html
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20070114.html
このエントリよんでインスパイアされた。
まじめにウイルス対策について考えてみる。
ウイルスとPCウイルスを比較しながら考えてみたよ。
比較
- 現実のインフルエンザウイルスの場合、予防接種する、特効薬はない。体力勝負。
- パソコンのウイルスの場合、ウイルススキャンで見つかり、ウイルス対策ソフトが除去してくれる。
大きな誤解。ウイルススキャンで見つかるのは殆どがCookie
比較
- インフルエンザウイルスの場合、風邪を引いた人からうつされる
- パソコンのウイルスの場合、メールソフトなどで友達にうつしてしまう。
大きな誤解。パソコンのウイルスは泥棒のようなモノ。セキュリティーホールがあればどこからでも侵入する。
もちろんメールソフトで感染拡大はするが。地球の裏側からでも感染する。ちなみに、インフルエンザウイルスの場合は空気を長時間 飛散することはないが、そのほかの感染症は何処にでも居る細菌だったり。
比較
- インフルエンザウイルスの場合、治れば免疫が出来、二度と感染しない
- パソコンのウイルスの場合、ウイルス対策ソフトがあれば2度と感染しない。
セキュリティーホールがある限り何度でもありとあらゆる種類のに感染する。
比較
- インフルエンザウイルスの場合、予防接種を打てば大丈夫
- パソコンのウイルスの場合、ウイルス対策ソフトを入れてれば安心。
大きな誤解。病院の予防接種は万能じゃない。。インフルエンザウイルスの場合、予測と違うモノが流行すると目も当てられない。それにワクチンは完璧じゃない。2006年の茨木県の鳥インフルエンザは、予防接種が原因。(ココ重要*1
ウイルス対策ソフトが有効な例
キャッシュ削除するとき、不要Cookieを探すのに便利。
ウイルス対策ソフトがトラッキングCookieだと、言ってるから、これら消してイイよな。と判断基準。つーかOperaのCookieに対応してくれるんだろうか?
ここ重要
現実の公衆衛生を考える。予防接種の意味。
- 本人の感染防止(40%)
- 家族など社会への感染爆発防止(60%)
これぐらいじゃね?つまり予防接種==セキュリティーパッチだと。思うべきでは?
予防接種は集団で受けなきゃ意味がない。それは、社会を感染から守るためであって個人を守るよりも重要なことだ。予防接種を受けるときに言われた
「あなたが感染しても、奥さんが妊娠していたら、胎児と奥さんの一生に関わりますよ。 もし、感染したまま乗った電車に妊婦さんがいたら?怖いでしょ?」
ただ、人に迷惑かけないためにウイルス対策するという結論で終わりたくない。
月1度だけ更新するウイルス対策ソフト
先月、親父の職場に行った。税理士が会計ソフトと一緒に、PCにウイルス対策ソフト*2をインストールして行った。早速パターンファイルを更新しようとすると、UPDATE出来ない。税理士に聞くと
「このソフトは、月1回、我が社の税理士が御社に訪問に伺うとき、更新します。ウイルス対策ソフトについても同じです。月1度最新のワクチンを届けます。」
開いた口がふさがらないとはこれだ。月に数度だけ訪問にくるの税理士だ。営業活動にウイルス対策をつかってんじゃねーYO。ウイルス対策したからったら来月も我が会計事務所を使ってください ってことか。速効で抗議したけど。理解してもらえず。「私はパソコンの専門じゃないので。」逃げたな。逃げたよ。聞く耳持とうよ。
親父にいって会計事務所を変えさせることに。*3
これはなんだ?
理系知識が不足しすぎてないか?
そもそもインフルエンザウイルスのワクチンの効能を理解してれば、PCウイルス対策を疑ってかかることも出来るはずだ。万能なんてこの世に存在しない。だろ?
重大なWindowsUpdate == リコール??
Windows Updateって車でたとえたらリコールだろ。(違うか?
TOYOTAのリコールには大騒ぎ。なんだなんだ?でもセキュリティーホールには無関心。マスコミがマスゴミって言われる理由がわかった気がする。編集デスクが理解できないことは、永遠に記事ならない。高木さんもそういってる。
公衆衛生を守る?
公衆衛生を守るために必要なのはウイルス対策ソフトじゃなく、パッチ。
プロバイダは、メールにウイルスチェッカ(有料)を薦める。その前に、ユーザーのUserAgentなりをブッコ抜いてパッチ当たってないOSで動かしてるヤツに注意喚起メール送っても良いんじゃないか?*4
突っ込み待ってます。
偏見に充ち満ちたエントリなので修正点があれば聞きたい。