それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

wsl でリモートのX11転送を行う。

windowsx11 転送

windows とWSL で X11 転送をやりたいなと。xming とか cygwin でやってたけど、WSLでもできるのでやってみた

手順

  • vcxsrv をインストール
  • Xlaunch を設定
  • wsl に x11-appsを犬
  • DISPLAY設定
  • 起動

準備 ( vcxsrv )

vcxsrv を使います。

choco install vcxsrv

Xlaunch を初期設定。

Xlaunch を起動します

f:id:takuya_1st:20201108134402p:plain

ウインドウをタイプを聞かれたら、Multipleにしておくと無難。

f:id:takuya_1st:20201108134416p:plain

タスクバーにXが常駐したら準備完了

f:id:takuya_1st:20201108134712p:plain

WSL側から使えるようにする

sudo apt install x11-apps

DISPLAY 環境変数を設定する。

echo 'export DISPLAY=localhost:0.0' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

ローカルX11準備完了を確認

いったん、ローカルで、X11-app を起動してチェックする。

takuya@wsl : xeyes
takuya@wsl : xcalc

f:id:takuya_1st:20211209151405p:plain

ssh でX転送する

ssh -X user@myserver

適当なX11アプリを起動する

takuya@myserver $ xeyes
takuya@myserver $ nautilus
takuya@myserver $ virt-manager

f:id:takuya_1st:20201108135030p:plain

これでVirt-managerをリモート転送で使えました。

2021-12-09 追記

X11 forwarding がエラーになった。 f:id:takuya_1st:20211209150539p:plain

Warning: No xauth data; using fake authentication data for X11 forwarding.
X11 forwarding request failed on channel 0

対策 クライアント側

ログイン時にエラー・メッセージが次のとき

 No xauth data; using fake authentication data for X11 forwarding.
xauth generate $DISPLAY

対策 sshd_config 側

ログイン時に、エラー・メッセージが次のとき

X11 forwarding request failed on channel 0

ssh サーバー側の設定で次の設定を入れる。

X11UseLocalhost no

この設定で

X11 forwarding request failed on channel 0

これで再度動くようになった。

2021-12-09 追記

  • ローカルでの動作チェックについて追記
  • フルスクリーンへのリンクを作成
  • サーバー側設定を追記