windows で x11 転送
windows とWSL で X11 転送をやりたいなと。xming とか cygwin でやってたけど、WSLでもできるのでやってみた
手順
- vcxsrv をインストール
- Xlaunch を設定
- wsl に x11-appsを犬
- DISPLAY設定
- 起動
準備 ( vcxsrv )
vcxsrv を使います。
choco install vcxsrv
Xlaunch を初期設定。
Xlaunch を起動します
ウインドウをタイプを聞かれたら、Multipleにしておくと無難。
タスクバーにXが常駐したら準備完了
WSL側から使えるようにする
sudo apt install x11-apps
DISPLAY 環境変数を設定する。
echo 'export DISPLAY=localhost:0.0' >> ~/.bashrc source ~/.bashrc
ローカルX11準備完了を確認
いったん、ローカルで、X11-app を起動してチェックする。
takuya@wsl : xeyes takuya@wsl : xcalc
ssh でX転送する
ssh -X user@myserver
適当なX11アプリを起動する
takuya@myserver $ xeyes takuya@myserver $ nautilus takuya@myserver $ virt-manager
これでVirt-managerをリモート転送で使えました。
2021-12-09 追記
X11 forwarding がエラーになった。
Warning: No xauth data; using fake authentication data for X11 forwarding. X11 forwarding request failed on channel 0
対策 クライアント側
ログイン時にエラー・メッセージが次のとき
No xauth data; using fake authentication data for X11 forwarding.
xauth generate $DISPLAY
対策 sshd_config 側
ログイン時に、エラー・メッセージが次のとき
X11 forwarding request failed on channel 0
ssh サーバー側の設定で次の設定を入れる。
X11UseLocalhost no
この設定で
X11 forwarding request failed on channel 0
これで再度動くようになった。
2021-12-09 追記
- ローカルでの動作チェックについて追記
- フルスクリーンへのリンクを作成
- サーバー側設定を追記