それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

rclone でサーバー(gdrive/owncloudなど)のファイルをローカルにFUSEマウントする。

rclone に mount オプションを見つけたのです。

早速使用してレポートします。

rclone mount でリモートをFUSEとしてマウントする。

マウントした結果がこちら

f:id:takuya_1st:20190422125207p:plain

マウントコマンド(シンプルでいい)

rclone mount remote locale-dir

REMOTE は名前で識別すると楽なので config から読み出すといい(詳しくは --config )

使用感

初回起動はディレクトリの一覧を読み込むので少し時間がかかる。

f:id:takuya_1st:20190422125417p:plain

読み込んでしまえば、あとはファイルを開くときやサムネイル転送に時間が掛かる程度。

ファイルを開いてしまえばあとは(キャッシュされるのかな?)開くの早い

アップロード:ローカル→リモート

ローカルにファイルを作れば、ファイルの転送が始まる。自動的に検出して転送してくれる。

Macの場合iCloud Driveのようにゲージが表示されて

削除:ローカル→リモート

削除もリモートに反映される。こっちは早い。

楽ちん。

rclone mount 

具体例

mkdir /home/takuya/mounts/data
rclone mount $remote /home/takuya/mounts/data

これでいいのだ。

調べてないこと

同時に複数人が編集をしたときの衝突。

活用法を考える。

  • Dropbox代わり
    • リモートの転送先をいじればDropboxなど専用のクライアントが一切なしに、保存先を自由にできる
  • git 代わり
    • 有料G○○gle Drive などバージョンをアーカイブしてくれるサーバーならバージョン管理にgitを嫌がるデザイナ*1でも使いやすいかもしれない
  • SFTPクライアント代わり

たとえば、docker にファイルシステムとかいらんのかもしれない。仮想マシンなどもrclone でリモートをマウントすれば・・・・

*1:* 滅びろって思うけど