それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

こんどこそ!やめる技術 美崎栄一郎

「またやっちゃった・・・」あなたのための こんどこそ!やめる技術

「またやっちゃった・・・」あなたのための こんどこそ!やめる技術

 この本もライフハック本に分類されるとおもう。

わかってるけど、またやっちゃった。ずっとこのままで良いのかな?

と不安になって自己啓発書や、成功談やこうすればうまく行く本をみんなよんでいる。僕らってコンプレックスの固まりだよね。コンプレックスから逃げたくて化粧して、ファッションして、いい家に住んで。。。でもちょっとまって、幸せって何か。コンプレックスって、永遠に解決しないんじゃないの?それに気づいて人生は変わると思うんだ。それって行いを変えれば、自然とカイゼンして気にならなくなると思うんだ。

ライフハック本と自己啓発本は違うなぁとなんとなく思ってたけれど、著者が言葉で表現していたので引用・引用。

この本を買うキッカケになった文脈です。

たとえばこの本を書き始めるときも同じこと。私はまず世の中に出ている「ダメな習慣を変える本」を読んでみました
 そこで分かったのは、この手の本は大体、「俺は出来ているから、お前に出来るはず」という説教スタイルか、「こんな習慣続けていたら、将来ヤバくなりますよ〜」という恫喝スタイルのいずれかと言うこと。
 確かに両方とも一理ありますよね。共通しているのは、「習慣のまずさ」について考えて貰うキッカケを作ることです。
 この本は、「やめた方がいい週間があるのは分かっている」という読者の(暗黙の)了解があるというぜんていで、私の「習慣を変える方法」を公開しています。
 
P39自分のやり方の拘っちゃうより

この本をはじめライフハック本の良いところは、他の自己啓発にありがちな、「コンプレックス」を刺激した洗脳を行なわないところにあるので、実に合理的な解説と習慣の例が出てくる。全てを実践するのは難しいけれど、ひとつの解決アイディアとしてとてもいい。習慣は守・破・離の三要素で成長しテクノで、自分なりのやり方を見つけるキッカケとしてとても良いと思いました。

「いつもチェーン店で食事をしちゃう・・・」に目を見開いた

行きつけの店は、消費じゃなく投資

ええええっって感じです。

そういえば、大好きなお好み焼き屋けろったがあって、ずっと行ってた、他の常連さんともお話ししてとっても楽しかった。そういえば、そうだわ。チェーン店で食事してたら人生終るわ。
けろったさんに市場で見つけた変なモノをごちそうになったなぁ。懐かしい。

コンプレックスは誰にでも或る。

商品だったら価格と品質と軸を二つ用意する。軸を持つことで差別化が容易になるのです。

コンプレックスは他人を自分を比較するから、出てくる。それ持ってて気分が沈むなら、そのコンプレックス考え直した方がいいって事で。それもひとつの軸で比較するからコンプレックスになる。比較の軸は必ず複数持つようにすればいい。
ってなるほどなー、他人と比較するより、過去の自分と相対評価した方が楽。ってことも言えるらしい。なるほど。

ひとつレベルが上の仕事を見ておかなくてはいけません。

 自分の仕事や、自己流やり方に拘らないことらしい。この仕事は先輩ならどれくらいで出来るか。後輩ならどこまで出来るかを考えていくこと、それがきっかけになるらしい。自分に何が出来るか、どこまで出来るかを振り返るきっかけになるからです。ステップアップするには自分の仕事と違うことをしなくちゃ行けないんで。部長の仕事をするから部長なのであって、自分の仕事を早い時間で終らせて、違う仕事にチャレンジしないと。

自分が主人公の大河ドラマ

大きな山に登るには、基礎から始めるしかない。それは当たり前。受験のハウツー本に痛いほど書かれている。でもみんな忘れちゃって、技術書を買いあさるんだよね。
 だから「自分が大河ドラマで特集されている」と考えて、ひとつずつ積み上げて行く様をイメージし、クライマックスまで長いことを意識しておくといいかも。
「自分が情熱大陸に出ている」だとTV向けのキャッチーな自分しかイメージできないので大河ドラマで考えた方が良いね。

メモ取らずに生きられたのは、周りのおかげ

メモ取らずに覚えちゃう。ことが多かったけど、最近は何でもメモを取るようにしている。中学生くらいからメモを取ることを辞めちゃった。メモが無くても覚えられたから。でも今思うと、メモが不要なのには理由があった。中学高校時代は連絡事項がテンプレ化していたから。テスト範囲や宿題、行事など情報はテンプレ化してて、毎年6月第何週とか決まってたわけですね。内容も定型だったし、周りも同じカレンダーだったから、メモを取らずにやって行けた。忘れたらどこかにまとめたモノがあった。周りに頼ってたわけです。

だけど、今は違う。何でもメモに取らないとだめだ。自分が高校中学の先生や職員になったつもりで誰もメモを取ってなくても、メモを取って忘れておくことが大事ですね。


など、いろいろ学ぶところや感じることが多かったライフハック本でした。



はじめに 大丈夫、あなたも変われる!

  • 1章 ついついやっちゃう「仕事」のクセ
    1. 机の周りがゴチャゴチャに鳴っちゃう・・・
    2. 過去の成功体験を引きずっちゃう・・・
    3. つい「忙しい」と言っちゃう・・・
    4. 自分で自分の限界を決めちゃう・・・
    5. つい「何でも自分で」やっちゃう・・・
    6. 「お詫びメール」遅れずにそのままにしちゃう・・・
    7. モチベーションが下がっちゃう・・・
    8. いきなり大きな結果を得ようとしちゃう・・・
    9. メモを取らずに頭で覚えようとしちゃう・・・
    10. コミュニケーションもデジタルで処理しちゃう・・・
    11. デジタルツールに振り回されちゃう・・・・
  • 2章 ついついやっちゃう「生活」のクセ
    1. 買った雑誌が山積みに鳴っちゃう・・・
    2. いつまでもネットサーフィンをしちゃう・・・
    3. つい駆け込み乗車してしまう・・・
    4. レシートやポイントカードで財布をパンパンにしちゃう・・・
    5. ダイエットや英語の勉強をいつも途中で挫折しちゃう・・・
    6. 何となくテレビをつけちゃう・・・
    7. 電車に乗ると携帯をいじっちゃう・・・
    8. つい衝動買いをしちゃう・・・
    9. チェーン店ばかりで食事をしちゃう・・・
    10. ついモノを乱暴に扱っちゃう・・・
    11. ついご飯やおやつを食べ過ぎちゃう・・・
    12. いつも忘れ物をしちゃう・・・
    13. ギリギリまで寝て遅刻しちゃう・・・
  • 3章 ついついやっちゃう「人間関係」のクセ
    1. お礼でも謝るときでも「すいません」と言っちゃう・・・
    2. ぶっきらぼうなメールを送っちゃう・・・
    3. ついお礼を言いそびれちゃって・・・
    4. 人間関係を独占しちゃう・・・
    5. 会社の名前で自己紹介しちゃう・・・
    6. あいさつするのが面倒になっちゃう・・・
    7. 一度会った人の顔や名前を忘れちゃう・・・
    8. 見当違いな贈り物をしちゃう・・・
    9. 情報を独り占めしちゃう・・・
    10. 「あの人は苦手」と決めつけちゃう・・・
    11. 見返りを期待しちゃう・・・
    12. 敬語が冷たい感じになっちゃう・・・
  • 4章 ついついやっちゃう「考え方」のクセ
    1. 「だって」と言い訳しちゃう・・・
    2. 「まだ大丈夫」とあと回しにしちゃう・・・
    3. すぐ人の意見に同調しちゃう・・・
    4. 先のことを考えすぎて不安になっちゃう・・・
    5. 人と比べちゃう・・・
    6. つい悪口を言っちゃう・・・
    7. 「自分ってダメな人間」と思っちゃう・・・
    8. いい人になろうとしちゃう・・・
    9. 「イヤ!」と言えず溜め込んじゃう・・・
    10. 「ああすれば良かった」とすぐ後悔しちゃう・・・
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