FONのアクセスポイントが1万を突破したらしい。。。でもほぼ同時にこんな嫌なニュースが出ている
ネットカフェに本人確認の徹底などを求める報告書、警察庁の有識者会議
インターネットカフェの匿名性が不正アクセスや自殺予告などに対する捜査の障壁になっているとして、インターネットカフェ事業者に対して利用者の本人確認の徹底などを求める報告書をまとめた。
(略)
報告書によれば、2005年中に警察が認知した不正アクセス行為592件のうち、2006年5月末の時点で未検挙のものが277件あり、このうち212件で匿名性が障害となって捜査に進展が見られないという。中でも、インターネットカフェの端末が使用され、当該店舗または当該端末までは判明したものの、利用者に関する情報が存在しないために捜査に進展が見られないものが139件に上っており、インターネットカフェの匿名性が捜査の障壁になっているとしている。
(略)
事業者に対してより一層の取り組みの強化を求めている。また、こうした事業者側の取り組みが進まない場合には、より強力な対策についての検討も必要になるとしている。
警察がネットカフェで本人確認を徹底させることで、本人確認しないネットカフェを摘発するつもりなら怖いです。
FONやFreeSpotのオーナーは本人確認をしないから摘発されるのでしょうか。
不正アクセスされる側に問題があって、ネットカフェに責任はないのでは。警察は犯罪者を捜すためにネットカフェで本人確認を徹底して、利便性を損なう事になってもお構いなし訳ですが。
てか、ネットカフェを取り締まれば犯罪が減るっていうのは、ただの理屈。ネットに入る人を規制すればいい!という発想を垂れ流されるのはちょっと嫌だなと思う。こうやって本人確認を強化するとFON&FreeSpotに参加する人が減るのが怖い。「犯罪者に使われて、トラブルに巻き込まれるおそれがあるから、我が社もFreeSpotを撤去しよう。」となりかねない。
一方で、デジタルデバイドを無くせと言い、一方でネットに入る時の規制を強化する。パソコンすら所有できない低所得者はどうすればいいのでしょうか。この矛盾はどうすればいいのだろうか。