CRF-29 でpreset比較したもの
CRF29 の圧縮率でHEVCをソフトウェアエンコード・ソフトウェアデコードの条件下で、プリセットを変えてみた。
プリセットはそこまで画質に影響しない。
正直言って明らかに変わる程度ではなかった。
SSIMをみてると、小数点3桁以下が変化してる。つまり、1%も変わらないのである。
TV番組次第ではh265 の urltrafast でも問題がない。
テレビ録画に関しては、通常の民放・NHKのバラエティ番組は、もともとエンコードの画質が良くない。アニメの保存用でもない限り、エンコード品質を上げても仕方がない。民放はCRF=32でも問題ないと思うレベル。NHKスペシャルとNHK BSとWOWOWは元の画質がそこそこきれいなので圧縮率を上げたらもったいない気がする。それでもCRF=28のデフォルトで問題ないとも思う。CRF=20でもいいと思う。スポーツ・ライブ番組はハードウェアエンコードだろうから(ライブの性質上、CPUエンコードを待ってられない)、元ストリーミングの画質が不良なので圧縮率を高めても多分問題はない。
また、MUSIC FAIR や 徹子の部屋のようなトーク番組は、画面変化が少ないので圧縮率上げても問題がない。同じ意味でNHKのETVは、画面の動きが単調なので、圧縮率を稼げてしまう。h265 でも問題がなさそう。ただし「きょうの料理」は手元の動きを頻繁に撮影するので画質のばらつきが出てしまっていた。