スキャンスナップでスキャンしているが、PDFのままだと、アンドロイドで開くと重すぎて不便(300dpiでなく600でスキャンしてるから重いんだろう。)
そこでPDFを分割してJPEG変換を思い立った。
GhostScriptをダウンロード
Ghostscript: Ghostscriptからダウンロード
僕の場合はgs900w32.exe(13-Oct-2010 22:45 15M)を選んだ。w32がwindows用途です
インストールが終ったら実行
"C:\Program Files\gs\gs9.00\bin\gswin32c.exe" 20101005095309.pdf
エラーになる
早速実行したらエラーになって全く進まない。
Can't find CID font "MSMincho".
詳細なエラーは次の通り
>GPL Ghostscript 9.00 (2010-09-14) >Copyright (C) 2010 Artifex Software, Inc. All rights reserved. >This software comes with NO WARRANTY: see the file PUBLIC for details. >Processing pages 1 through 20. >Page 1 >Can't find CID font "MSMincho". >Substituting CID font /Adobe-Japan1 for /MSMincho, see doc/Use.htm#CIDFontSubsti >tution. >The substitute CID font "Adobe-Japan1" is not provided either. Will exit with er >ror. >Error: /undefined in findresource (中略) >Current allocation mode is local >Last OS error: No such file or directory >GPL Ghostscript 9.00: Unrecoverable error, exit code 1
他のモノも試したが、大体同じエラーになるので、諦めてエラーの詳細を見ていくことにした。
どうやらフォントのエラーであるようです。フォントを見に行って見つからないのでエラーになっている。
ScanSnapで作ったPDFは画像なのでフォント関係ないと思ったけど、Searchable(検索可能)PDFに変換されていたのかもしれない。
OCRで検索可能PDFに変換すると透明レイヤに検索文字を入れているので、見えてないけど文字がある。だからフォントがいるのかも。
font errorに対応する。
Tipsを参考に、ファイルを見てみたら、原因が分かった。フォントの名前が違う・・・たったそれだけか。
C:\Program Files\gs\gs9.00\lib\cidfmap を開いて編集
29:/MS-Mincho << /SubfontID 0 /CSI [(Japan1) 3] /Path (C:/WINDOWS/fonts/msmincho.ttc) /FileType /TrueType >> ; #追加 30:MSMincho << /SubfontID 0 /CSI [(Japan1) 3] /Path (C:/WINDOWS/fonts/msmincho.ttc) /FileType /TrueType >> ;
見つからないフォントは、MSMinchoだった。設定されてたのはMS-Minchoだった。仕方ないので、29行目をコピーして30行目に別名を追加しておいた。
変換してみる
"C:\Program Files\gs\gs9.00\bin\gswin32c.exe" -dSAFER -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE=jpeg -r300 -sOutputFile=hoge hoge.pdf
出来ました
最後にBatファイルにして出来上がり
@"C:\Program Files\gs\gs9.00\bin\gswin32c.exe" -dSAFER -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE=jpeg -r300 -sOutputFile=%1%%03dTo.jpg %1