tar コマンドのオプションは覚え方にちょっとコツがあって。
アーカイブ作成 | zcvf |
アーカイブ展開 | zxvf |
で覚える。なんか馴れるまではこの文字列の意味が分からくて詰まりやすい。私もつまりまくり。
z 有無
z はzipのz で覚える、つけるとgzip圧縮される
v は verboseのv
v はverbose のv です。verbose オプションは処理したファイルを表示する。ってことです。
f は file の f
f は file のf です。デバイスでなくてファイルを作ったり展開したり、ファイルを扱うって事ですね。
まとめると
アーカイブ作成系
- cf
- TARアーカイブを作成する
- cvf
- TARアーカイブを作成する&途中経過出力
- zcvf
- Gzip圧縮して、TARアーカイブを作成する&途中経過出力
アーカイブ展開系
- xf
- TARを展開する
- xvf
- TARを展開する&途中経過出力
- zxvf
- gzip を展開して、TARを展開する&途中経過出力
キーボードで覚える
順番も cvf 、xvfと覚えるとキーボードの指の動きで覚えられるのでオススメです。zxvf になると、左から順番ですよね!
英語で考えたらすごくかんたんだよ
作成系
- cf
- create a tar file
- cvf
- create a tar file with vervbose
- zcvf
- gzip a file after create tar file with vervbose
展開系
- xf
- extract from tar file # untar
- xvf
- extract from tar file with verbose
- zxvf
- gunzip file before extract from tar file with verbose
z以外のオプション
z は圧縮を示すので、別の圧縮形式も選べます。j , J などなど。
*1:動詞の時制とか英文法に突っ込まないでね。分かりやすくキーワードを並べてるだけだから