それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

tar コマンドでリンクの実体(リンク先の本体)を格納する

tar コマンドを使うときに、シンボリックリンクの実体を格納する。そのままではリンクが格納されてしまう。

どうしても「リンク先」の「実体」がほしいときに使う

リンクの代わりにリンク先を格納する

tar  cvf --dereference out.tar  /etc/letsencrypt/live

または

tar -cvfh out.tar  /etc/letsencrypt/live

シンプルに

tar cvfh out.tar  /etc/letsencrypt/live

man tar より

       -h, --dereference
              シンボリックリンクを辿り、それが指しているファイルをアーカイブに入れる  (訳注: シンボリックリンクが指し
              ている実ファイルが、 同一アーカイブに収録されるときは、そのハードリンクを、収録されないときは実ファイル
              を、 シンボリックリンクのファイル名でアーカイブに入れるようだ)。

man を見れば一目瞭然。だけど、「シンボリックリンクをたどる」という検索語が思いつかなくて、少し悩んだ。

日常生活では、シンボリックリンクとは言わないし、リンクをたどるとは言わない。リンク先だもん。

しかも、「デリファレンス」とか、日本語話者は日常生活で使わないもんな。C言語を触ってるとデリファレンスは日常なんだろうけど。

参考

man tar