xlsx や docx pptx 形式をどうするか。
- 2003互換形式で保存する。
- 2007形式を読み書きできるようにする。
- 既存ファイルを変換する
マイクロソフトは、どちらもちゃんと用意している。抜け目ないよな。
俗説に2003形式で保存すればいい
そんなことはないので、docxに移行した方がいいと思います。
- 圧縮が効きやすい(とくにWord)
- マクロが不用意に実行されにくい
プログラマ的には、、、、差分が取りやすい。ってことかな。
2003 を docx 対応にする。互換パック
互換機能パックは、Microsoft Office 2003 プログラム、Microsoft Office XP プログラム、または Microsoft Office 2000 プログラムを実行しているコンピュータにインストールできます。互換機能パックをインストールすると、堅牢性の高い Office オープン XML 形式でファイルを開く、編集する、保存する、および作成することができます。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;923505
互換パックを入れると簡単ですね。
インストール方法
- 手動ダウンロード
- Office アップデート
- 更新設定
2007から採用されたOfficeのファイル形式
ファイル形式は、zipで圧縮されたフォルダ。拡張子で識別している。「m」がはマクロの意味。
http://office.microsoft.com/ja-jp/products/word/HA010006935.aspx
Word XML ファイルの種類 拡張子 文書 .docx マクロを有効にした文書 .docm テンプレート .dotx マクロを有効にしたテンプレート .dotm Excel XML ファイルの種類 拡張子 ブック .xlsx マクロを有効にしたブック .xlsm テンプレート .xltx マクロを有効にしたテンプレート .xltm XML 形式でないバイナリ ブック .xlsb マクロを有効にしたアドイン .xlam PowerPoint XML ファイルの種類 拡張子 プレゼンテーション .pptx マクロを有効にしたプレゼンテーション .pptm テンプレート .potx マクロを有効にしたテンプレート .potm マクロを有効にしたアドイン .ppam スライド ショー .ppsx マクロを有効にしたスライド ショー .ppsm スライド .sldx マクロを有効にしたスライド .sldm Office テーマ .thmx
XMLだから差分が取れる・・(ハズ
HG/GitがOffice Open Xml の差分に対応してたら嬉しい。
追記 2010-11-18
調べたらOpenDocumentなら hg は extdiff で対応しているらしぃ。→HandlingOpenDocumentFiles - Mercurial
To view plaintext diff of OpenDocument files in Mercurial, you can use the extdiff extension, provided with Mercurial.
Mercurial でOpenDocumentのDiffテキストを調べるには、extdiff エクステンションを使うと出来るようになります。これはMercurialで提供されています。
http://mercurial.selenic.com/wiki/HandlingOpenDocumentFiles
OpenOficce(LibreOffice)形式も
OpenOficce(LibreOffice)形式もアドオンで扱えるようになるんですね。窓の杜 - 【NEWS】「Microsoft Word」XP/2003/2007用の“OpenDocument”対応アドインが正式公開