それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

ベンチャーにても残業代は欲しいし、もらうべき

なんかホットエントリー入りしててびっくりした。なんか『このひとは雇いたくない』とか、『残業代はキッチリもらう』とか、『ベンチャーと中小企業は違う』とか、明らかに勘違いされたなー、とおぼしきブクマコメントが散見されたので。ちょっとだけ補足させてください。大人げないけど。言い訳するね。

そりゃさ。残業代は欲しいさ。

そりゃさ。残業代は欲しいさ。もらえるモノなら全額欲しいさ。そこをやせ我慢してる。だから先日のような強がりを書きました。
前のエントリにの冒頭にも書いたけれど、【残業代を請求してもめた。】ここが出発点。基本的にはもらうべきだと思ってる。ただし、それを超越した何かを、まだうまく言葉に出来ないけど、それだけでない何かを常に頭に置いている。それだけじゃ無い『何か』を精一杯考えてる。それが今の僕。請求してたりして揉めることがお互いのタイムロスであり、メンツを守る言い訳合戦が時間の無駄だと思ってる。

オーバーワークの残業な人について

残業は、明らかにオーバーワークだったり、締め切り間際のデスマーチだったり。いろいろ発生すると思う。
明らかなオーバーワークなら、絶対に請求しよう。わだかまりなく働ける。そして全力を出し切ろう。デスマーチは売り上げに直結する。だからデスマーチ。直結しないデスマーチ??それは何か仕組みが変だよね。見直すべき。

研究開発なら、僕は請求を自粛してもいいさ。新規チャレンジ事業で残業が発生するとき、僕なら締切りを守れない才能をまず責めるかも。売り上げに直結するなら堂々と請求しよう。仕事は、いろいろな仕事がある。決して売り上げに直結するモノだけじゃない。

自分だけで仕事してるわけじゃない。

僕は開発チームだ。開発以外の管理・人事・経理も立派な業務。正当な残業報酬をもらうべき。彼らがあって、僕がいる。お互い忙しい時期は違う。残業もある。でも常態化は避けよう。人員を追加するべき。自動化を考えるべきだし。会議が長くてタスクが終わらない?それなら【必要な会議】に絞ったらいい。キリがない。何のための役割分担だ。何のための通信機器だ。

事前に手が打てるはず。

 年度末は経理がオーバーワークになる。だとしても、手は打っておくべきじゃね?大企業ほど、準備万般だったな。シッカリ、キッチリ、ミッチリ仕事してた。裏方が*1シッカリ仕事をしてた。だから、存分に自分の仕事に熱中出来る。全体を見渡す時間など、余計なモノ切り捨てて没頭できる。ちょっとサボったりも出来る。休みも取れるし。ところが中小企業*2だと人員が少ない。管理的業務も回ってくる。プログラマならこれを『小飼弾的仕組み化』のチャンス発見と考えたらどうだい。特に仕組みが整っていないうちは残業が発生しやすい。それを言い訳にしないこと。自分が定時で帰れる仕組みを整えるべきじゃん。その仕組みが価値になる。

その20キロが不満だからベンチャーで戦うんだろ?

この話を、御神輿に喩えてみる。人手が多い方いと楽よね。1トンの御輿を担ぐのに、30人で担ぐより50人で担ぐ方が楽ですね。一人あたり33キロ→20キロ。非力な人でも中学生でも参加でき、参加者の枠組みは広がる。中学生も参加できる。将来担ぎ手が育成できる。これは、大勢が集まった職場ではクセのある人材もちゃんと存在できるということだ。そうだな、ある意味、その20キロが不満だからベンチャーで戦うんだろ?ちがう?30キロ背負って挑戦したいんじゃないの?みんなと同じじゃ不満なんじゃないの?だったらまずは、30キロを背負える体を作ろうよ。人より重いモノを持てないとやってけないよ。ベンチャーに限らず10年以上仕事したければ、体力をつけ維持し管理すること。それができること、それは才能だと思うな。人数が少ないならどうすれば多人数を維持管理できるかを念頭に置くとか。定時の習慣ってそのために必要だと思うな。

ちゃんと支払うことも考えてみた?

踏ん張りどころは絶対にある。ベンチャーで戦う以上、1年で勝負しなくちゃいけないときもある。もらえるモノはキッチリもらう。モチベーションの維持に不可欠ならもらおう。ただし「残業はイレギュラー」であることを忘れたらいけないと思う。残業代をもらおうというのなら、残業代が無くなったら、しばらく社会保険料は上がったまま。だから損するとか絶対に考えるな。保険料分を少し残業しておこうとかないよね。貰うべきはもらい。支払うべきは支払う。キッチリする。そしてデスマーチが終われば定時に帰る。

ベンチャーを隠れ蓑にするとか。

『社長はキャバクラがよい。外車乗ってる。』、わかります、そういうダメ社長は何度もみました。ダメなのはダメというと良い。ただし一度は、社長の立場を考えましょう。僕に限れば、『社長が営業先でユニクロ着てる』とか不安ですよ。社長は会社の顔です。外に出て恥ずかしくない見栄は張ってもらう。それで仕事を取ってくるのであれば、営業です。アゲ嬢で言えば衣装やアイラインと同じです。自分を大きく見せるのなら大いにやってこい。そう思うけどね。営業で飲んでても心から酒に酔えない。営業で酒を飲みに行く社長の立場も少しは考えてみましょう。ただし、ベンチャーを隠れ蓑にするなら、断固として戦え。それは小飼弾も言ってたよ。社長の地位なんて意外と弱いモノだって。ベンチャーを隠れ蓑にするような卑怯な人は、株主利益も損なうし、銀行にも不誠実な人だろう。そういう人は、相手にしなければいい。

 僕は社長ではありませんし、雇われてる人なので、これ以上あまり言いませんが。。。手前味噌ですが、うちの社長は、車は国産車です。私服がユニクロだったり、住むところが無くなったりしてオフィスで寝てても、僕の家を守ってくれる。みんなを守ってくれる。それ格好いい。営業がんばってください。僕もがんばります。

なんか大企業で働く方が特に思えてきたよ・・・

書いてて、大企業の方が役割分担しっかりしてるし、支払いもキッチリしてるから楽じゃん。と思ってきた。でも、役割分担がキッチリしてるとか、逆にやりたくても出来ない。興味ない分野に回されるリスクもある。LinuxPHPのエンジニアの僕をWindows+SAPに3年予定で投入した会社もある。残業代はこちらの言うとおり支払われたよ。安定はしたよ。。。けど、ねぇ?どうよ?それって美味しいの?人生ってお金だけ?得意分野が生かせなくて悶々と昼休みや飲み会で不満を垂れ流し、後ろ向きだった。チームワークを乱したことに反省してる。ただSAP&会計でしごかれるよりは、Ubuntuを毎日触れて今幸せ。

みんなと一緒にデスマーチも良い思い出。

がんばったら楽しいじゃないか。それで成功すればもっと楽しいよ。精一杯やらないと悔いが残るよ。僕はそう感じる。残業代でないからを言い訳したり、気分が沈むなら残業をしなければいい。たとえ、出なくても最高の仕事をしよう。最高の仕事をするからこそ、正々堂々と請求できる。もし僕が残業して、手抜きして最終的に損をするのは僕かなと思う。気分も後ろめたいし、なんか自分にウソつくことになるし。そんな後ろ向きは勘弁願う。だから、限られた定時で最高の仕事をしよう。そんな感じ。

ポジティブにいこう。

少なくともネガティブに生きるのは人生損してると思う。自分の興味や得意分野が生かせる職場はベンチャー多いのも事実。ポジティブに生きられることはお金で買えない価値だと思う。

ほぼ実名さらしてる怖さ

ま、テレビ的に言うと。『あくまで個人の意見です。』匿名ダイアリーで書かないってのは怖いね。勇気がいる。というか空気よまなさ過ぎ??ちょっとのつもりが長くなってすいません。

*1:僕からみた裏方ね。彼らからみたら当然僕らエンジニアが裏方です

*2:ベンチャー含む