それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

OBP25でもあきらめない。自宅サーバーでPostfixでスパム判定させずメールをリレーで送る方法: gmail の smtp を使った例

以前メールをProxyしてGmailで送るSMTPプロキシサーバー。 - それマグで!というものを書きました。私はRubyで全然問題ないのですが。

さくらVPSからGmail経由で送れる

という要望がアリました。さくらVPSのローカルSMTPで送ればいいんのです、しかしスパム判定されない設定が大変なので、GMAILSMTPに使いましょう。ということ。

Postfix を外部のSMTPサーバーに繋いで使う。

postfixの設定

main.cf に書きます。

relayhost = [smtp.gmail.com]:587
smtp_use_tls = yes
smtp_sasl_auth_enable = yes
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/sasl_passwd
smtp_sasl_tls_security_options = noanonymous
smtp_sasl_mechanism_filter = plain
smtp_tls_CApath=/etc/ssl/certs

パスワードの登録

Postfixのパスワード登録は、平文ファイル作成→バイナリハッシュ作成です。

/etc/postfix/sasl_passwdに書く

sasl_passwd のファイルを開いて編集する。

[smtp.gmail.com]:587 takuya.as.example@example.com:**paswords

ハッシュ作成

postmap コマンドで /etc/postfix/sasl_passwd を処理する。

postmap /etc/postfix/sasl_passwd

postfixのリロード

 /etc/init.d/postfix restart

最初の一回だけ

設定ファイルを最初の一回だけ作ってしまえば、あとはコピペでいい。Postfixが増える度にSTMPを設定しなくていい。楽ちんですね。

SMTPPostfixのSmarthostと呼ぶそうです、saslじゃないんですね。面白いです。