OPNSense でSNATする。
opnsense で特定のネットワーク同士を特定のインタフェースで接続して、中間ネットワークを経由してSNATする。
SNATは「ファイアウォール」の「NAT」の「外向き」になる。
通常であれば、PPPoEやVPNなどで自動生成だから、ここを書くこととがない。
SNATを明示するので、ハイブリッド(手動設定ー>自動生成)を選択する。
明示的にSNATしたいのだから、送信元(アドレス・インタフェース・ネットワーク、またはOPSENSE管理のネットワーク名)を指定して、送信先(アドレス・ネットワーク)を指定する。
ただし、このSNAT経路は、対象となるパケットが通過してないと適用されない。当たり前ですが。SNATだけ考えていると、ルーティングを見落して混乱するかもしれない。ルーティングテーブルが正しく適用されてパケットが通過するからSNATされる。
ルート設定(なければ作る)
SNATの先にパケットが送信されるようにルーティングのルートが必要になる。
SNATなどを明示する場合は入れると思う。
通常はDHCPで作られているが、DHCPを使わないネットワークだからこそSNATが必要になるわけですし。
GW設定(無ければ作る)
ルートを作るために、GW設定も必要
GWはネットワークの先にあるIPを指定する。Farだと更にその先なので、通常はリンクローカル
パケット疎通設定(なければ作る)
SNATするために、経路を通る、経路を作ったとしてもパケットが止まっていては意味がない。
ファイアウォールのルールでパケットが通れるように許可をだす。
まとめ
ルートをSNATする。とは、ルートを作り、パケットを通し、通ったパケットをSNATする。これがパケットの流れなので。
それぞれの手順が必要になる。OPNSenseの場合「ゲートウェイ」をベースに管理するので、ゲートウェイの設定が詰まりポイントになる。
中間のネットワークを挟む場合、相手GWに投げないといけない。