nginx をつかってブラウザにリファラをおもらししないように命令する
社内のファイルサーバーのリファラURLが漏れると恥ずい。いやまずい。
何がまずいかというとファイル名が漏れてしまったり、アクセス元のURLとして晒されたり、検索インデックスに追加される恐れがあるからだ。
server { add_header Referrer-Policy no-referrer always; }
これを書くと、ブラウザがリファラを送らなくなる。一般的なブラウザの場合だけどね。 サーバー側で制御できるものはしちゃったほうが良いね。
リファラでファイル名がバレるとそれを使っってターゲット・フィッシングメールが作れるもんね。
選択肢
origin same-origin strict-origin
origin
基本的に使わない。このサイトからリファラを送るならURLにパスを入れないでくれ。 リファラURLでなく、リファラドメインだけが送られる。
strict-origin
基本的にコレ。このサイトでは同一ドメインでリファラを送ってくれ。 HTTPでセットされたとき、HTTP→HTTP(s)で送られる、HTTPSでセットされたとき、HTTPS→HTTPSのみ、HTTPS→HTTPはリファラ対象外。
no-referrer
このサイトではリファラを絶対送らないでくれ。というヘッダ。
詳しくは、参考資料のMDNページ
参考
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTTP/Headers/Referrer-Policy