ようやく名前がわかったので使ってみた。
昔、教授が使ってて、なんやこれ!楽しそうと思ったファイラ。「これDOSですか?」「いいやちがうよ、古い頃から使ってるMS-DOSみたいなもんだな」「なんで?Finderあるじゃないですか?」「コレがいいんだよコマンドからはなれるとコレが使いやすいんだよ」
当時は何のことを指しているのか全く理解できませんでした。
MS-DOS時代を彷彿とさせるユーザーインターフェース。楽しそう。でも名前を忘れてて何かわからなかった。試すこともしなかった。
今日ふとした瞬間に見つけて懐かしい感じなにった。
Midnight Commander とは
Midnight Commander はビジュアルファイルマネージャです。ファイルやディレクトリー全体のコピー・移動・削除や、ファイルの検索、サブシェルでのコマンドの実行ができます。ビューアやエディタも内蔵しています。 Ncurses や S-Lang のような汎用のテキストインターフェイスを使っているため、通常のコンソール、X Window ターミナル、または SSH 接続を介してリモートシェルでも動作します。
Macにもインストール!
takuya@~$ brew install midnight-commander
Linuxにインストールの
sudo apt install mc
起動
(Terminal.appの方が自然に動く気がする)
takuya@~$ mc
操作方法
マウスが使える(!)ので操作は最初はマウスからなれる
ファンクションキーを楽しむ。
ファンクションキーで操作するあたりが、もうね、もうね、DOS時代です。
ファンクションキーの存在意義が曖昧にな現代のコンピュータで、ガンガンファンクションキーを使いまくる。
ファンクションキーに気づくことが出来る。F1-10が昔は如何様に使われいたか、そして現代ははどうなったのかを一瞬で体験できる。
ssh 経由で強さを発揮する。
SSH経由でターミナルだと、ファイル名を補完したり入力するのすらめんどくさいことが多いので、コレは最高だ。
NASのリモートサーバーにMC入れたら捗る。 ファイルの管理がすごく楽になった。コマンドだと ls 叩きまくりだしなぁ
とくに日本語ファイルが多くて補完が大変なときなどに重宝する。
ログインしたら bashの代わりに mc 起動する公開鍵設定
もう、bash起動する必要なかったら、mc 直接起動しちゃえばいいんじゃないかな。
.ssh/authorized_keys
command="mc" ssh-rsa AABIwAAAQEA4pJgjWmRfoAZ6Ippi
楽しかった
まぁEmacsやVim NERDTree使えって話なんだろうけどね。
最初はとっつきにくいかもしれないけど、VNCやRDP上げてファイル操作するより、インストールも設定も楽だと思います。 なによりパケット量気にしない使えるのも嬉しい。
欠点といえば、画像をプレビューできないところくらいか。
昔からの人には当たり前なことだと思う。教授も日常で使ってたし。
昔からのCLI経由のインターフェースって完成されてるよね。。
関連資料
http://takuya-1st.hatenablog.jp/entry/20110813/1313252992
参考資料
- Midnight Commanderを使ってみる - Narrow Escape
- 第131回 ファイルマネージャを使いこなす:Ubuntu Weekly Recipe|gihyo.jp … 技術評論社
- Midnight Commander - Wikipedia
- Midnight Commander - ArchWiki
- 世界のファイラーから - 2013年現在も開発が続けられている「Midnight Commander」 | マイナビニュース
- 世界のファイラーから - 日本のDOS環境を変えたファイラー「FD」 (1) DOS環境に欠かせない存在だった「FD」 | マイナビニュース
- 世界のファイラーから - 海外のDOS時代を支えたファイラー「Norton Commander」 (1) 多くのユーザーに愛された初期の「Norton Commander」 | マイナビニュース
- 世界のファイラーから - OSが標準搭載したファイラー「DOS Shell」 (1) IBMが開発した「DOS Shell」 | マイナビニュース