ls の情報より詳細なファイルの情報を確認するためには。
stat を使います。
stat ファイル名
実際にやってみた例。
stat コマンドを用いて、ファイルの詳細な情報を表示します。
takuya@~/.Desktops/2016-03-02-desk$ stat IMG_1347.jpg File: 'IMG_1347.jpg' Size: 1408177 Blocks: 2752 IO Block: 4096 regular file Device: 1000004h/16777220d Inode: 84376371 Links: 1 Access: (0644/-rw-r--r--) Uid: ( 501/ takuya) Gid: ( 20/ staff) Access: 2016-03-13 23:54:13.000000000 +0900 Modify: 2016-03-13 04:16:57.000000000 +0900 Change: 2016-03-13 04:16:57.000000000 +0900 Birth: 2016-03-13 04:16:56.000000000 +0900
stat で取得できるファイルのの属性情報詳細とは?
stat コマンドで表示されるのは、OSのstat システムコールの情報らしい。
stat で表示されるのは、ファイルシステム(ext4 / HFS+ /NTFS ) に格納されているファイルの属性情報になります。
画像ファイルのGPSメタデータやWordファイルの作成者などは、ファイル中身に直接に書かれているもので、statは取得しません。
取得できるのは作成者、アクセス日時、権限、更新日時、作成日時、ファイルサイズなどファイルシステムが管理用に持っているものになる。
権限・パーミッションを詳細に見たい、ファイルのアクセス日時、作成日時を詳細に見たいときに使えます。
更に詳細にみたいときは、getfacl
を使います。
stat の他の類似コマンド
種類 | 意味 | 確認コマンド |
---|---|---|
atime | access time | ls -u --full-time |
ctime | change time | ls -l --full-time |
mtime | modify time | ls -c --full-time |
acl | access control list | getfacl |
getfacl の例
$getfacl ~/public_html/ getfacl: Removing leading '/' from absolute path names # file: home/takuya/public_html/ # owner: takuya # group: takuya user::rwx user:www-data:r-x group::--- mask::r-x other::---
関連資料
参考資料
Linuxにおけるファイルのタイムスタンプ (atime/ctime/mtime) - weblog of key_amb