ESXiをインストールして試そうと思ったら、USBにインストールできてもUSBブートが出来ない。
CD-Rなんて今更持ってるかよ。
ESXiはEFI対応したので、USBブート可能なイメージ取り出しが出来ないっぽい。なんて面倒くさいんだ。
USBでブートしてUSBにインストールする。
多少面倒でも、USBの方が管理が楽なのでいいや。
準備するもの
- USBフラッシュメモリ
- Linuxマシン、USBメモリがささるやつ。
- ESXi vSphere VMvisor のISOイメージ
手順
手順は以下のとおりになる。
fdisk で usb メモリをフォーマット bootable フラグを付ける FAT32 に変換 mkfs.vfat でフォーマット MBR書込み ISOの中身を展開 syslinux.cfg 作成
fdisk を用意します。
linuxでインストールします。
fdisk は、いつものことなので
fdisk /dev/sdXXX
として。fdisk コマンドでUSBメモリをフォーマットします。
fdiskで打ち込むコマンドは以下のとおり
d n Enter Enter Enter Enter t c a 1 w
この順に押す。意味は、パーティションを前消しして、FAT32でつかえるブータブルのパーティションをひとつ作る。
次にフォーマットをする
mkfs.vfat -F 32 -n ESXi-Installer /dev/sdXX1
ESXiの本体をコピーする
ここまでで、ブートする準備が整うので、ブートしたいOSを書く
まずUSBメモリとESXiのISOイメージをマウントする
mount /dev/sdX1 /mnt mount -o loop /home/takuya/VMware-VMvisor-Installer-5.5.0-1331820.x86_64.iso /mnt2
本体のファイルをコピー
cp -r /mnt2 -T /mnt
syslinux.cfgを作る。
cd /mnt mv isolinux.cfg syslinux.cfg
syslinux.cfg の中身
最終的に syslinux.cfgを以下のように作成
DEFAULT mboot.c32 MENU TITLE ESXi-5.5.0-1331820-standard Boot Menu NOHALT 1 PROMPT 0 TIMEOUT 80 LABEL install KERNEL mboot.c32 APPEND -c boot.cfg MENU LABEL ESXi-5.5.0-1331820-standard ^Installer LABEL hddboot LOCALBOOT 0x80 MENU LABEL ^Boot from local disk
ディスク取り出し
umount /mnt2 umount /mnt
インストールは通常通り
インストールは、ESXiインストール起動してインストールしたいメディアを選べばイイ、USBにインストールしておくのが、HDDを消費しなくて楽ちんでしたよ。
USBメモリにインストールして、さしっぱなしにしておくと楽ちんだと思いますよ。
こういうやつ↓
補足
menu.c32: not a COM32
と出た場合は、syslinux のバージョンの問題だった。
でも、とくに作り直す必要はなく、
エラー画面の下にboot: とプロントされてるので
boot: mboot.c32 -c boot.cfg
と打ち込めば起動する。
これは syslinux3.8xとかいうbootになってるためらしい いつのだよ。みたいな
*
ぶっちゃけ、bootableまた作るの面倒すぎる。なので dd イメージ保存しとこう。。。
dd if=/dev/sdX of=/home/takuya/ESXi_USB_Installer_Image.dd.img
USBブート面倒だった。
何度も言うけど、今更CD−R持ってるかよ