preseedとは、Debian新規インストール時に、どのようなインストールをするか事前設定して置くものです。コレを使うことでインストールが自動化出来る。N○CやF通の納品ドキュメントにRxxDHatのインストールオプションを事細かに記したドキュメントがあるんですが。チェックボックスをEXCELで再現してる暇があったらPreseedのひとつもよこせってモンです。自動化とか省力化しなくて従業員に給料払っている職場が羨ましいです。
Preseedで出来ること
- インストール時の質問を省略出来る。
- 必要なパッケージを事前に指定しておける。
- 初期ユーザーとパスワードを指定できる。
Preseedで出来ないこと、やらない方が良いこと
Preseedの使った自動インストール
Preseedの作成
Preseedを配置(Apacheでアクセスできる場所)
DebianインストールでPreseedを指定する方法
ブート時のオプションスイッチで指定します。
Debianに日本語インストールガイドに詳しく書いてあります。
付録B preseed を利用したインストールの自動化
PXEブートから自動インストールまでは次のエントリが参考になります。
preseedを使ってDebian GNU/Linux 5.0.4(netinst)のインストール自動化を行う手順 - 富士山は世界遺産
DHCP、PXE(TFTP)、カーネルパラメータ、d-iの知識が入り乱れて要求されるので結構ハードル高いですが、便利になります。
ホントその通り。結構要求知識のレベルは高い。本気でHadoopやるような場合、10台以上になるので、Preseedがとても便利です。
余ってるマシンをさして電源ON→1時間後にはHadoopノードになってる。とても便利。ちんたらDDやってたらだめです。
2015-04-04 preseedの記事はここにまとめました
preseed.cfg を使ってインストールを自動化する。 - それマグで!
preseed.cfg ファイルの中身について - それマグで!
httpに置いたpreseed で自動インストール - それマグで!
initrd.gz をカスタマイズしてpreseed.cfg で自動インストール - それマグで!
PXE boot でCD-ROMレスインストール - それマグで!