玄箱はDebian化して使い倒すのが一般的らしいが、そんなのただのDebianだ。
Linkstationの良さを維持しつつ、ソフトウェア的にHack。
Linkstationの良さを維持しないと家族が困る。
純正な玄箱にある、Monta Vista LinuxMandriva Linux にいろいろ入れて最低限の管理しやすさを追求した
必要なこと
共通な作業
参考にしたもの
玄箱インストールmemo
参考サイトによると、純正な玄箱は、コンパイルが通らないとのこと。grepやmakeなどに致命的な欠陥があり
これでmakeやgccなどの開発環境が使えるようになりますが、色々な制限があるため、 coreutilsとgrepを最初にインストールすると無駄な苦労が減ると思います。
まず、そこから解決することに
まず、CD-ROMにある基本パッケージを入れる。
CD-ROMのbinaryパッケージが全ての踏み台。コレがないと何も始まらない。
ネットワークで玄箱のshareを探し、CD-ROMからbinaryディレクトリを全コピーした
そして、Telnetでログイン(ログイン方法は取説に書いてある)
root@KURO-BOX#>for entry in /mnt/share/binary/*.tar.gz root@KURO-BOX#>do root@KURO-BOX#> tar vzxf $entry -C / root@KURO-BOX#>done
一括で最初の開発環境を作る。
coreutilを入れる
coreutilのコンパイルにはかなりの時間が必要だった。暇すぎ。30分ほど待ってたらエラーで落ちてたし。どうも最新版のcoreutilはダメのようだ
玄箱インストールmemoさんと同じバージョンにする。
コンパイル通った
stripコマンドを始めて知った。stripはするべきらしい。
wgetを入れる
いちいちFTPやSambaでファイルを転送するのが面倒になったのでwgetを入れることにする
あとで知った。busyboxに入ってたらしい。OTZ
busyboxのmakeすれば良かった。
vimを入れる
VIM総本家からソースを持ってきてインストール
細かく覚えてない。
root@KURO-BOX#> ./configure --prefix=/usr root@KURO-BOX#> make root@KURO-BOX#> make install root@KURO-BOX#> ln -s /usr/bin/vim /usr/bin/editor root@KURO-BOX#> vim ~/.vimrc ///基本的vimrc を作る ///vimから :r $VIMRUNTIME/vimrc_example.vim ///vimから :wq root@KURO-BOX#> TERM=xterm-color ; export TERM #vimのカラー表示に必要
だったと思う。
rsyncをもってきて入れる
細かく覚えてない
./configure して、make / make install と打ったはず
ここまでで約6時間
玄箱さん非力すぎ。coreutilのコンパイルにつまずいて数時間無駄にしたのが勿体ない。
せっかくなのでPerlも新しくしてやる
デフォルトのbinaryにはcpanコマンドがないので、無精インストールが出来ないし、なんか不安なので、Perlを拾ってきた。
Perlの5.9.xは奇数番号はテスト用で正式版じゃないですよと怒られる。そういえばずっと昔にそんな事を聞いたことがある。
Perlのmake / make test /make install / cpan -i Bundle::CPAN で4時間ほど。休日つぶれました。OTZ
stripが面倒になったので無精した。
root@KURO-BOX#>for entry in /usr/local/bin/* root@KURO-BOX#>do root@KURO-BOX#>strip $entry root@KURO-BOX#>done
たぶん出来ている。はずだ。。。
CPANモジュールをいろいろ入れる
root@KURO-BOX#>cpan -i Bundle::CPAN < /dev/null root@KURO-BOX#>cpan -i LWP < /dev/null root@KURO-BOX#>cpan -i Net::Ping < /dev/null root@KURO-BOX#>cpan -i HTML::Form < /dev/null
とかいろいろ
結構時間がかかる。PlaggerとかMT入れるのはやっぱ無茶じゃね?
ルーター監視スクリプトの作成
待ち時間がヒマなので、ルーターのPPPoEを監視し、再起動させるPerlスクリプトを書く。
Planex の BRC シリーズはPPPoEが頻繁にハングアップする。なので監視が必須。
Windowsマシンでの監視より、玄箱が監視すれば地球に優しい。電気代や管理の面で優しい
PLANEXのルーターに、PPPoEのKeepAlive機能つけて欲しいわ。
住友電工のルーターには付いてたよ。今後のファーム待ってるよ>PLANEXさん。なんとかしてね
cronに登録
ddclientのインストール
dyndns.org のアカウントにドメイン追加して、更新設定する。
結構アッサリ終わる。
daemonで常駐するらしいが貴重なメモリ消費するのでcron起動することに
ちゃんと常駐解除できてるはず。