それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

玄箱の設定をした。


玄箱Debian化して使い倒すのが一般的らしいが、そんなのただのDebianだ。
Linkstationの良さを維持しつつ、ソフトウェア的にHack。


Linkstationの良さを維持しないと家族が困る。


純正な玄箱にある、Monta Vista LinuxMandriva Linux にいろいろ入れて最低限の管理しやすさを追求した

目標

  1. rsyncで他サーバーにバックアップ転送できるように。
  2. DynDnsで玄箱にアクセス出来るように。

必要なこと

  1. DynDnsを更新させる
    1. ddclient をcron で動かす
    2. cronのEditorとしてvimを入れる
    3. ddclient にはCPANモジュールが必要
  2. rsyncで転送する
    1. openssh が必要
    2. rsyncはmakeする

必須

  1. 玄箱付属のCD-ROM
  2. Linuxの基礎知識
  3. 根性と時間
    • makeの失敗で諦めない
    • 必ず出来る。

共通な作業

  1. 開発環境インストール
  2. sshdの起動
  3. CPANモジュール
  4. vimを追加

参考にしたもの
玄箱インストールmemo

参考サイトによると、純正な玄箱は、コンパイルが通らないとのこと。grepやmakeなどに致命的な欠陥があり

これでmakeやgccなどの開発環境が使えるようになりますが、色々な制限があるため、 coreutilsgrepを最初にインストールすると無駄な苦労が減ると思います。

まず、そこから解決することに

まず、CD-ROMにある基本パッケージを入れる。

CD-ROMのbinaryパッケージが全ての踏み台。コレがないと何も始まらない。
ネットワークで玄箱のshareを探し、CD-ROMからbinaryディレクトリを全コピーした
そして、Telnetでログイン(ログイン方法は取説に書いてある)

root@KURO-BOX#>for entry in /mnt/share/binary/*.tar.gz
root@KURO-BOX#>do
root@KURO-BOX#>   tar vzxf $entry -C /
root@KURO-BOX#>done

一括で最初の開発環境を作る。

grepを更新する

玄箱インストールmemo(grep)

なんか、うまく行ったかよく分からないけれど、Grepのテストがうまく行ったのでO.K.とする

coreutilを入れる

玄箱インストールmemo(coreutils)

coreutilのコンパイルにはかなりの時間が必要だった。暇すぎ。30分ほど待ってたらエラーで落ちてたし。どうも最新版のcoreutilはダメのようだ

玄箱インストールmemoさんと同じバージョンにする。
コンパイル通った

stripコマンドを始めて知った。stripはするべきらしい。

wgetを入れる

いちいちFTPやSambaでファイルを転送するのが面倒になったのでwgetを入れることにする


あとで知った。busyboxに入ってたらしい。OTZ

busyboxのmakeすれば良かった。

automakeを入れる

makeもなんか不安なので更新しておく

autoconf
automake

インストールはautoconf → automakeの順

vimを入れる

VIM総本家からソースを持ってきてインストール

細かく覚えてない。

root@KURO-BOX#> ./configure --prefix=/usr
root@KURO-BOX#> make
root@KURO-BOX#> make install
root@KURO-BOX#> ln -s /usr/bin/vim /usr/bin/editor
root@KURO-BOX#> vim ~/.vimrc
///基本的vimrc を作る
///vimから  :r $VIMRUNTIME/vimrc_example.vim
///vimから  :wq
root@KURO-BOX#> TERM=xterm-color ; export TERM #vimのカラー表示に必要

だったと思う。

rsyncをもってきて入れる

細かく覚えてない
./configure して、make / make install と打ったはず

ここまでで約6時間

玄箱さん非力すぎ。coreutilのコンパイルにつまずいて数時間無駄にしたのが勿体ない。

せっかくなのでPerlも新しくしてやる

デフォルトのbinaryにはcpanコマンドがないので、無精インストールが出来ないし、なんか不安なので、Perlを拾ってきた。

Perlの5.9.xは奇数番号はテスト用で正式版じゃないですよと怒られる。そういえばずっと昔にそんな事を聞いたことがある。


Perlのmake / make test /make install / cpan -i Bundle::CPAN で4時間ほど。休日つぶれました。OTZ



stripが面倒になったので無精した。

root@KURO-BOX#>for entry in /usr/local/bin/*
root@KURO-BOX#>do
root@KURO-BOX#>strip $entry
root@KURO-BOX#>done

たぶん出来ている。はずだ。。。

CPANモジュールをいろいろ入れる

root@KURO-BOX#>cpan -i Bundle::CPAN < /dev/null
root@KURO-BOX#>cpan -i LWP < /dev/null
root@KURO-BOX#>cpan -i Net::Ping < /dev/null
root@KURO-BOX#>cpan -i HTML::Form < /dev/null

とかいろいろ

結構時間がかかる。PlaggerとかMT入れるのはやっぱ無茶じゃね?

待ち時間でsshの設定とか


sshdでrootログインを禁止
パスワード認証を禁止
ルーターにssh用のポートを転送設定

ルーター監視スクリプトの作成


待ち時間がヒマなので、ルーターのPPPoEを監視し、再起動させるPerlスクリプトを書く。
Planex の BRC シリーズはPPPoEが頻繁にハングアップする。なので監視が必須。

Windowsマシンでの監視より、玄箱が監視すれば地球に優しい。電気代や管理の面で優しい


PLANEXのルーターに、PPPoEのKeepAlive機能つけて欲しいわ。
住友電工のルーターには付いてたよ。今後のファーム待ってるよ>PLANEXさん。なんとかしてね


cronに登録

ddclientのインストール

dyndns.org のアカウントにドメイン追加して、更新設定する。
結構アッサリ終わる。

daemonで常駐するらしいが貴重なメモリ消費するのでcron起動することに
ちゃんと常駐解除できてるはず。


結論

よく考えたら、Value-domainのダイナミックDNSつかえば、wgetlynxで出来たはず。


Perlのインストールに必要な時間が無駄か・・・
Perlの為に入れたcoreutilに掛けた時間も不要だったかな。


Value-DomainのダイナミックDNSはSimpleで嬉しいね。


rsync玄箱のUSB-HDDへバックアップ転送すればおもしろそう。
玄箱だけでそれなりに安定ストレージ組めるかと。


PHPは扱いやすいけれど、CPANモジュールって偉大だなぁ。