wheel グループに所属してるの、誰と誰?
こういう時ありますよね。あの人、このグループに割り当てててたっけ?
グループに所属するメンバを一覧したい。ありませんか。私はよくあります
getent を使います
ユーザーの管理といえば getent です。
getent group
これで、存在するグループ一覧と、所属するメンバ一覧を出すことが出来ます。
「getent group $NAME 」で指定する。
あとは、getent group の結果から、必要なグループを探してやればいいわけです。
getent group wheel
とかですね。
実際にやってみるとこんな感じ。
takuya@atom:~$ getent group sudo sudo:x:27:takuya
grep使わなくても、引数にグループ名を入れてあげればOKだったりします。
なんでgetent使うの?/etc/group でいいじゃん?
vigr や cat /etc/group がなぜダメなのか?
ユーザーの管理は、/etc/group だけとは限らないからです!
NISやLDAPでAD連携とかやってると、ユーザーの一覧はファイルでなく、サーバーにもあったりします。
Windows的な用語を使えば、ローカルアドミンとAD管理者ですね。その辺をまとめて取得できるのが、getentです。だからgetentを使います。
LDAPの設定を確認するときなんかもgetent を使いますよね。アレと一緒です。
個人的な感想を言えば、LDAPかNISも使わずに、仮想ホスト上げまくってユーザー設定ごとコピーするとか、rootで /etc/passwd を rsyncとか、puppetやchef設定とか面倒くさくって余りやりたくないですね。