それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

iPhoneの緊急速報エリアメール・緊急地震メールを、サイレントにする・通知をオフにする。

緊急地震速報」と、「自治体の緊急エリアメール」、システム的には別物であり通知音も全く異なる別物であるのに、iOSでは同一の設定でしか制御できないのも困りものです。

緊急地震速報・緊急エリアメールを通知を消さずに、音だけ消す。

iOSでは、通知から音を消すことができます。

「設定 → 通知 → 一番下へスクロール」そして、緊急速報の通知から、サウンドを消すことができます。

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緊急エリアメールの通知を消す。

当然ですが、通知そのものを消すことができます。

「設定 → 通知 → 最下部へスクロール」そして、緊急通知そのものを消すことができます。 f:id:takuya_1st:20220116133408p:plain

ずっと懸念していた。

地方自治体に「緊急エリアメール」を運用させると「オオカミ少年」になるんじゃないかとずっと懸念していた。

この頃から、大雨が降るだけで、「注意報的」に連絡するようになっていて、私の場合15キロ離れた別河川地域でも、洪水避難の注意報の通知が出るようになっていて、ずっと懸念していた。2017年ころから懸念していました。

このときツイートしているのは、「洪水避難」の「エリアメール」です。しかし15キロ離れた別河川の流域についての注意報でした。それが数日で十数回の通知でした。緊急とはなんなのでしょうか。

そして、避難訓練などといって強制送信するようになり、私は我慢の限界でした。

懸念が現実に。一晩で418回

やはり、起きてしまった、通知地獄。

このうち神奈川県は異常な回数の緊急速報エリアメールを送信。1回だけでも大音量が鳴る緊急速報ですが、深夜に大量に送信。横浜だけで12回、沿岸部だけではなく内陸部にまで送信しており、418回送信されていることがわかります。これについてSNS上では苦情や批判、怒りの声が多数投稿されています。 https://smhn.info/202201-etws-kanagawa

最終的に、一晩で600回超える通知が確認されています。

今後、見直されるとは思いますが。「安全」のためという大義名分のために、また「責任回避」のために、今後もずっと乱用・誤用されることでしょう。

危険と安全の線引の難しさ

津波」の危険性は、沿岸部で就寝時にあります。地震による揺れがなくても波にさらわれる恐れがあります。

しかし、日常生活を営んでいる場合、邪魔でしかありません。スマホの通知ではなく、沿岸のスピーカーなどでやるべきでしょう。

「洪水」の危険性は、大雨のあとに時間差にあります。豪雨がなくても「堤防決壊」による洪水の恐れがあります。堤防決壊が就寝時に起きたら目も当てられませんが、逃げ遅れる程に切羽詰まる前に、予想可能なのではないでしょうか。

地震速報」は、本当に命に関わるのでオンにしておきたいところですが、都会にいると周囲の誰かのケータイが鳴るので、周囲の携帯の方が通知が早いことすらあります。

津波・洪水はともに、「浸水危険区域」で海抜と堤防強度から予測されています。めたらやったら出すものではないと思います。

緊急地震速報が、端末の「GPS」情報を用いて「細やか」な通知をできるようになるまで、通知は狼少年になる運命なのです。

安全のためという正義のために、私は日常生活が脅かされることを望みません。

緊急地震速報」と、「自治体の緊急エリアメール」が同一に運用されていることが我慢なりません。システム的には別物であり通知音も全く異なる別物であるのに、iOSでは同一の設定でしか制御できないのも困りものです。

御用が誤用にならないように

御役所の要件による御用通知が、誤用・濫用にならないよう、十分に気をつけて運用してほしい。

通知をオフにしなくても良いよう、緊急エリアメールの適切な運用を切実に望みます。