ユーザーをグループに追加したり削除するには
- usermod
- gpasswd
- vigr
の3種類のコマンドが有ります。
何方を憶えるべきか、何方を使うべきか。迷うところですね。
今回は gpasswd を使ったユーザーの管理をまとめておくことにします。
gpasswd の使い方
gpasswd コマンドでユーザのグループ所属を変えることが出来ます。
ユーザーをグループに追加するには
gpasswd -a takuya www-data
グループからユーザーを除外する
gpasswd -d takuya www-data
オプション -d で指定ユーザを削除します。
gpasswd が有利なポイント
gpasswd GROUP -a username
オプションの引数にユーザー名を入れる点。これでミスが減りやすいし、グループに対して◯◯すると明確なので、ユーザーのプライマリグループをウッカリ変えてしまうことがなくて助かります。
gpasswd コマンドを使うメリット
gpasswd コマンドは、引数(グループ・ユーザー)の区別が明確でミスが少ない。オペミスすると即死する系では非常に友好的に使えるはず
usermod を覚えておくメリット
gpasswd があるなら usermod いらないよね?ってそんなこともない。
gpasswd は GNU/Linuxに存在するコマンドですね。macOS X や BSD のようなシステムには存在しない。
より汎用的なのは usermod だといえます。*1
またusermod は user に関するあれこれを変更できるので、使う機会が多いです。まとめてメモに残して覚えやすいですね。
Linuxしか使わねーよって人であればソレでも良いかもしれませんが。。。。
関連資料
usermod を使った場合はこちら。