PQI Air Card を買いました。
Photo-U tv のSDカードに挿そうと思って買いました。
Photo-U TV は写真を自動更新できない。
Photo−U TVはau で配ってたんでもらってきました。フォトパネルとして使おうと思って。
SDカードからの写真を読み取ることが出来ますが、Wifi経由で写真をフォトパネルに入れることが出来ない。
au cloud ()を契約して3G経由で写真を送るしかない
だったら、SDカード+LinuxにしてそこにSSHで送り込め。
という、発想で買いました。
SDカードにDeropBearのSSHカードでログインするまでの手順
SDカードからサーバーに写真を投げるのも便利ですが、その逆、SDカードにSSHでデータを送信すれば、Wifiストレージが非搭載なフォトパネルでも十分に活用できそうでしょ。
- MacBookProのSDスロットに差し込んで初期化
- DCIM フォルダ作る
- 起動を確認
- http://192.168.1.1/ 接続して、ルーターに接続するように設定。
- カスタムbusyboxなどarmのファイル一式を突っ込む
- DCIMフォルダにautoruns.shを作成
- 起動して、PQI Air CardのSSIDに接続
- 抜き差しして再起動
Mac OSX からSDカードを触る時の注意
削除は、.Trash というゴミ箱ファイルを作ってソコに削除される。
明示的に削除するには、「ゴミ箱を空」にしたうえで、一旦マウント解除すると反映される。
Macbookでマウント autorun.shを使うのが基本
autorun.sh をSDカードのトップディレクトリに作っておくと、自動的に接続してくれる。コレを作るのがすべてのスタート地点
DCIM フォルダは作っておくべき
MacでSDカードをフォーマットすると、DCIMフォルダが作られない。PQI Air Cardはデジカメで使うことを前提にしているので、ないと起動が遅かったり初期化リスタートが続いたのだろうか。Wifiが起動に時間が必要だった。
起動を確認⇛SSIDの出現で確認
PQI Air Card
というSSIDが出てきたら起動成功。あとはこのSSIDに接続。
起動までに結構時間がかかる時があるので、気長に。
192.168.1.1 で設定を編集
専用アプリより、WEB画面のほうが手っ取り早いです。
スクリーンショット 2014-12-07 21.53.22
SD_ROOT/DCIM/122_TREK にモジュールを突っ込む
ここは展開した、ZIPの構造とほぼ同じものなので見たらわかると思う
autorun.sh を編集。
まぁ色々と、必要な物をln -s していきます。
SSHd のログインは id:root/pw:admin になっています。
#!/bin/sh ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/bin/* /bin/ ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/usr/bin/* /usr/bin/ ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/usr/local /usr/local ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/usr/lib /usr/lib ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/usr/include /usr/include ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/usr/libexec /usr/libexec ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/sbin/* /sbin/ rm /lib/libpthread.so.0 ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/lib/* /lib/ ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/etc/* /etc/ #ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/www/cgi-bin/connect2hotspot.cgi /www/cgi-bin/ #ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/www/* /www/ #ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/www/cgi-bin/* /www/cgi-bin/ rm /bin/vi ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /bin/vi ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /bin/top ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /bin/awk ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /bin/dd rm /usr/bin/hexdump ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /usr/bin/hexdump ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /bin/killall ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /bin/less ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /bin/passwd ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /bin/sed ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /bin/tar #rm /usr/bin/telnet #ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /usr/bin/telnet ln -s /mnt/sd/DCIM/122_TREK/busybox /bin/whoami # ssh # user: root password: admin dropbear -A -N root -C admin -U 0 -G 0 # public key auth #dropbear -A -N root -C '-' -U 0 -G 0 -R /mnt/sd/DCIM/122_TREK/authorized_keys2 -s # kill telnetd #killall telnetd #ftp #killall tcpsvd #tcpsvd 0 21 ftpd -w / & # connect to Hotspots sleep 5 /usr/bin/w2 &
ping を打ち続けて、起動を確認
カードのIPがDHCPサーバーからの発行されたことを確認して、ping を打っておけばいい。
抜き差しして再起動を何度か確認
ping を打ったまま、抜き差しして、起動を確認。何度かかやってると壊れることがあるのでその時は設定を確認
MAC アドレスの確認
起動しなくなったら
autorun.shを空っぽにすると、ノーカスタムで起動する。
/mnt/ についてのメモ
/mnt/mtd にWifi接続などの設定が保存されていて、SDカード初期化しても消えないようになっている。
# mount proc on /proc type proc (0) /dev/mtdblock0 on /mnt/mtd type jffs2 (0) none on /dev/pts type devpts (mode=0622) /dev/mmcblk0p1 on /mnt/sd type vfat (shortname=winnt,iocharset=utf8,rw)
SDカードへの書き込み
echo 1 > /mnt/sd/`date -I` sync; sync;
と何度かSyncすると、PQI のLinux側だけでなく、ホスト側のMacbookからもファイルが見られるようになった。
SDカードは「複数台から同時マウントRW」とか想定してないから、sync したりunmount/mount したりちょっと工夫が必要だったりした。
Photo−U TVに差し込み⇛起動しない。
さて、ここから本題のPhoto−U TVなんですが、、
Photo−U TVにPQI Air Cardを突っ込んで、Wifiから写真を更新したりPhotoStreamと同期するフォトパネルになると思ったんですが。。。。
Photo−U TVのSDスロットで、PQI Air Card のLinuxは起動しませんでした。
残念。Photo−U TVというゴミを活用するためにPQI Air card + マイクロSDカードで約5000円も使ってたのに、使えない。ゴミ増やしてしまったった。
ゴミ増やしてしまった。
Photo−U TVは、もう少し遠慮すれば使えるものになったと思うのに、au Cloud 必須とか、WifiついてるのにWifiはMmiracast専用とか。スピーカーついてるのにBluetoothついてないとか、テレビのアンテナ性能がひどくて地デジがまるで見れないとか。
Wifi経由のインターフェースがアレばよかったのにねぇ。au cloud 推しのために、本来の性能を殺されてるのが悲哀だった。
ゴミ増えた。。。。
SDカード・スロットついてる系の機器なんていまどき殆ど無いしなぁ、使用用途が限られてるなぁ。
SDカード付きカーナビとかに突っ込んだら活用できるかも・・・