Operaのスライドショー機能をm61kに教えて貰いました。Operaのスライドショー機能の存在は知ってたけど、まともに動いているのを間近に見たのは初めてでした。
Operaにはスライドショー機能がありまして。Styleシートを定義するだけで使える。
JavaScriptもいらない。
使い方は簡単
@media projection page-break-after: always;
を使ったHTMLを作る
F11 を押して全画面表示にする。
Operaスライドショーつかいかた
原理は簡単。印刷プレビューと同じ。CSSで改ページをDIVに指定する。
media projectionを指定するだけ。全画面表示は projectionのCSSが有効になります。
改ページの指定方法
CSSの属性に改ページを指定する属性値があります。
page-break-after: always;
always が指定されたブロック要素が終れば改ページされます。
改ページの指定例
<style> section{ display: block; page-break-after: always; } </style> <section> <h1>スライドショー1</h1> </section>
これでSectionが1ページに収まるようになる。
スライドショーの指定
スライドショー時のCSSを@mediaで指定する
<style> @media projection{ section{ display: block; page-break-after: always; } } </style> <section> <h1>スライドショー1</h1> </section>
m16kさんのスライドショーからの抜粋
サンプルHTML
<!doctype html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>「使える」ウェブブラウザ Opera</title> <style> @media screen{ *{ display: none; } # Opera Show } @media projection{ body{ background: #ddd url('opera.jpg') fixed; font-family: "Nimbus Sans L"; font-size: 240%; color: #000; } section{ display: block; padding: 3%; page-break-after: always; /*←ここ!!!!!*/ } li{ line-height: 1.5em; } } </style> </head> <body> <section> <h1 style="margin: 8%; text-align: center;">「使える」ウェブブラウザ Opera</h1> <p style="text-align: center;">Makoto XXXX</p> <p style="text-align: center;"><strong>Powered by Opera Show</strong></p> </section> </body>
@media screen でスライドショー始まる前は非表示にしている。
Opera Show 使い方まとめ
- 一番外側のブロック要素を指定する(DIVまたはSection)
- @media projection を指定する。
- F11キーで全画面表示にする。
まとめ Operaスライドショーを使うと次のことが嬉しい。
- HTMLでスライドショーを作れる
- Wiki記法やはてな機能パーサーを使える。
- CSSを使い回せる。
- JavaScriptの実演も楽
- 印刷物も簡単に作れる。
デメリット
- PDFにスルのめんどくさい
- GoogleDocsやSlideshareになげるときPDF経由
HTMLで掛けるのでメリットの方が多いですね。