それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

LXC とホスト間でディレクトリを共有する

LXC とホスト間でディレクトリを共有する

lxc で debian を作って、そこでnginx を運用していると、dockerで volumeの共有みたいにホスト・コンテナ間でディレクトリを共有したい。

docker だと EXPOSE で ディレクトリを、起動時にvolume を指定するだけでいけるけど、lxc はそこまでかんたんじゃない。

LXCでディレクトリの共有の場合

LXCでコンテナを起動していると、ユーザー名とuid がlinux の機能で擬似的にリマップされているので、同じディレクトリでもパーミッションをみるための ower / group のパーミッションがぐちゃぐちゃになるので、事前に設定しなくてはいけない。

/var/www/html をLXCで共有するとき

ubuntu の www-data(uid 33 / gid 33 ) のユーザーでホストとコンテナでディレクトリの共有をする。

/var/www/htmlをホストとコンテナで共有する事を考えてみる。

lxc ホストが ubuntu で lxc のコンテナも ubuntu で 両方をdebian 系で統一して試した。 /var/www/ は www-data ユーザで扱うので www-data ユーザをマッピングする設定がいる。

uid のマッピング

最初に、uid をマッピングの準備をする

takuya@lxc-host:~$ id www-data
uid=33(www-data) gid=33(www-data) groups=33(www-data)
takuya@lxc-host:~$ lxc exec ubuntu1804 id www-data
uid=33(www-data) gid=33(www-data) groups=33(www-data)

www-dataがいないときは nginx / apacheがインストールされていないと思われる。

ホスト側で、www-data がオーナーのフォルダを作る

mkdir /opt/shared-www
chown www-data: -R /opt/shared-www

まず、ホスト側からコンテナ(ゲスト)に見せるフォルダを作る

ホストとコンテナの間でIDをマッピングする。

lxc config set ubuntu1804 raw.idmap 'both 33 33'

ホストとコンテナの間で、ディレクトリを共有するデバイスを作る

コンテナにディレクトリを渡すときは、設定は「デバイス」あつかいになるので config device 関連にまとめらている。

lxc config device add ubuntu1804 config-www-dir disk source=/opt/shared-www/ path=/var/www/shared

lxc config device で設定を確認する。

takuya@lxc-host:~$ lxc config device show vps
config-www-dir:
  path: /var/www/shared/
  source: /opt/shared-www/
  type: disk

再起動

最後に、IDマッピングを有効化し、 device disk を有効化するために、再起動する

lxc restart nginx

これでホストとゲストのコンテナの間でフォルダを共有することができる。

docker の expose のボリュームに比べて少し面倒ですね。

ポイント

ホスト・コンテナ間で uid/gidマッピングが必要

device config でデバイスとして追加する。

php で url から ホスト名を取り出す。 - parse_url

PHPでURLからホスト名だけを取り出す。

<?php  parse_url( $url, PHP_URL_HOST );

parse_url にフラグを入れるだけで、ホスト名を取り出すことができる。

実行するとこんな感じになります。

php > var_dump(parse_url( 'https://www.yahoo.co.jp:443/', PHP_URL_HOST ));

string(15) "www.yahoo.co.jp"

見て分かる通り、指定したものをちゃんと簡単に取り出せます。

ほんとなんで十分に検証もしないままコピペの正規表現パターンを書いちゃうんでしょうかねぇ。

parse_url 関数が多機能すぎるんでしょうか。

参考資料

https://www.php.net/manual/en/function.parse-url.php

php で DNS からレコードを調べてIPアドレスを取り出す - dns_get_record

ドメイン名のDNSレコードを調べてIPアドレスを取得する

dns_get_recordDNSの値をクエリすることが出来ます。

<?php
dns_get_record('www.yahoo.co.jp', DNS_A)

gethostbynameの、古くからあるIPアドレスを調べる方法を取ることが出来ます。

<?php 
gethostbyname('www.yahoo.co.jp'))

dns_get_record を使った場合の取り出し例

CNAME で指定されたDNSレコードの場合は、 DNS_A をフラグとして入れてあげると、IPアドレスが取り出せる。

php > var_dump(dns_get_record('www.yahoo.co.jp', DNS_A));
array(1) {
  [0]=>
  array(5) {
    ["host"]=>
    string(16) "edge12.g.yimg.jp"
    ["class"]=>
    string(2) "IN"
    ["ttl"]=>
    int(120)
    ["type"]=>
    string(1) "A"
    ["ip"]=>
    string(14) "183.79.219.252"
  }
}
php > var_dump(dns_get_record('www.yahoo.co.jp'));
array(1) {
  [0]=>
  array(5) {
    ["host"]=>
    string(15) "www.yahoo.co.jp"
    ["class"]=>
    string(2) "IN"
    ["ttl"]=>
    int(815)
    ["type"]=>
    string(5) "CNAME"
    ["target"]=>
    string(16) "edge12.g.yimg.jp"
  }
}
php >

参考資料

https://www.php.net/manual/en/function.dns-get-record.php

phpで文字列がメールアドレスかどうか調べる(RFC822) - filter_vars

phpで文字列がメールアドレスかどうか調べる。

<?php

filter_var('takuya@example.com', FILTER_VALIDATE_EMAIL ))

たったこれだけでRFC準拠のE-MAILのメールアドレスかどうかを調べることができる。

その他の出力結果はつぎのようになります。

php > var_dump(filter_var('takuya@example.com', FILTER_VALIDATE_EMAIL ));
string(18) "takuya@example.com"

php > var_dump(filter_var('takuya+sample@example.com', FILTER_VALIDATE_EMAIL ));
string(25) "takuya+sample@example.com"

php > var_dump(filter_var('takuya+sample@.com', FILTER_VALIDATE_EMAIL ));
bool(false)

php > var_dump(filter_var('takuya+sample@doc.com', FILTER_VALIDATE_EMAIL ));
string(21) "takuya+sample@doc.com"

php > var_dump(filter_var('takuya.@doc.com', FILTER_VALIDATE_EMAIL ));
bool(false)

php > var_dump(filter_var('takuya_1st@doc.com', FILTER_VALIDATE_EMAIL ));
string(18) "takuya_1st@doc.com"

php > var_dump(filter_var('tak.uya_1st@doc.com', FILTER_VALIDATE_EMAIL ));
string(19) "tak.uya_1st@doc.com"

php > var_dump(filter_var('tak..uya_1st@doc.com', FILTER_VALIDATE_EMAIL ));
bool(false)

RFC非準拠メールアドレスを捨てても大丈夫。

 むかしむかし、NTTドコモというメールアドレス発行者がいて、RFC非準拠メールアドレスを発行許可してくれました。 dd.@docomo.ne.jp のように@マークの前に ドットが入るものです。しかし現在では、ドコモのメールアドレスでは、@マーク前のドットは許可されされていません。スパムメール対策に敢えて準拠違反のメールアドレスを使うという暴挙が過去に行われていましたが、いまは昔です。

 Gmailでは ta..ku..ya@gmail.com のような ドットが連続するメールアドレスを使えましたが、これもいまは昔です。もう動きません。

 したがって、Phperが「妙ちくりん」なregular expression を書いたりコピペするよりも、FILTER_VALIDATE_EMAIL を使ってメールアドレスをバリデーションしたほうが確実なのです。

 なぜしないんでしょうね。コピペが横行していて、公式マニュアルを読まないのは少し不思議(SF)です。

メールアドレスのバリデーションは公式をまず使おう

php 組み込み関数 filter_var を使うほうが無難です。それでもどうしても対応できないものが出てきた時に、はじめてコピペや検索結果に出てくるアドバイスを見たらどうでしょうか。

<?php

filter_var('takuya@example.com', FILTER_VALIDATE_EMAIL ))

filter_vars に関するバリデーション一覧

https://www.php.net/manual/en/filter.filters.validate.php

マニュアルを少し見れば、変な正規表現パターンもテストも不要になるのではないでしょうか。

phpで 文字列がIPアドレスかどうか調べる- filter_vars

文字列がIPアドレスかどうか調べるには。

FILTER_VALIDATE_IP を filter_vars と組み合わせて使うとお手軽です。

<?php
function is_ipv4 ( $ip ){
  return filter_var($ip,  FILTER_VALIDATE_IP);
}

これで、v4かどうか調べることができる。

使い方と出力サンプルは次の通り

いくつかのタイプで調べてみると、動作がわかる。

php > var_dump(filter_var('a', FILTER_VALIDATE_IP));
bool(false)
php > var_dump(filter_var('127.0.0.1', FILTER_VALIDATE_IP));
string(9) "127.0.0.1"
php > var_dump(filter_var('127.', FILTER_VALIDATE_IP));
bool(false)
php > var_dump(filter_var('1.1.1.1', FILTER_VALIDATE_IP));
string(7) "1.1.1.1"
php > var_dump(filter_var('192.168.1.1/24', FILTER_VALIDATE_IP));
bool(false)
php > var_dump(filter_var('192.168.1.1', FILTER_VALIDATE_IP));
string(11) "192.168.1.1"
php >

FILTER_VALIDATE_IP と filter_var の組み合わせでバリデーションが出来て、ちゃんと動作しているのがわかるでしょうか。

v6 かどうか調べるには

FILTER_FLAG_IPV6  を使います。ただし、組み合わせて使います。

<?php
php > var_dump(filter_var('2001:a240:8383:a300::1', FILTER_VALIDATE_IP, FILTER_FLAG_IPV6 ));
string(22) "2001:a240:8383:a300::1"

マニュアル読もうぜ。

なぜphper は自作のヴァリでーションを書いてしまうのか。正規表現パターンをいいけど言語組み込みの機能は積極的に使ってほしいと思うんですよね。

https://www.php.net/manual/en/ref.filter.php

ubuntu で apt インストールした mariadb(mysql) のroot パスワードがわからないので初期設定を探した

ubuntu 20.04 で mariadb-server

mariadb-server をいれたけど、デフォルトのユーザーパスワードがわからない!

mysql をインストールしたときは、ユーザーパスワードの生成プロンプトが出てきたのに、最近のapt はプロンプト出さない傾向があるんですよ、とくにserver版のやつ

インストール済みのmariadb に接続する

uid 1 で、 mysql ユーザーもroot でログインすれば、パスワードがいらない。

sudo mysql -u root 

試してみた

### ubuntu 一般ユーザー→だめ
ubuntu@primary:/var/www$ mysql
ERROR 1698 (28000): Access denied for user 'ubuntu'@'localhost'

### ubuntu 一般ユーザーが mysql ユーザー root として → だめ
ubuntu@primary:/var/www$ mysql -u root
ERROR 1698 (28000): Access denied for user 'root'@'localhost'
### 上記の -p でパスワードプロンプト、、、パスワードが分からない。
ubuntu@primary:/var/www$ mysql -u root -p
Enter password:
ERROR 1698 (28000): Access denied for user 'root'@'localhost'
### sudo でやってみても、パスワードがないので詰まる。 未入力の状態でEnter → つながる!
ubuntu@primary:/var/www$ sudo mysql -u root -p
Enter password:
Welcome to the MariaDB monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MariaDB connection id is 44
Server version: 10.1.44-MariaDB-0ubuntu0.18.04.1 Ubuntu 18.04

Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

MariaDB [(none)]>

デフォルトはsudo パスワード=なしでログイン可能ですね

というわけで、 デフォルトはパスワード=なしでログイン可能ですよね。これってある意味やばいので注意が必要です。ただし、sudo 出来ない限りは大丈夫。 sudo ユーザーを増やしている場合は注意が必要ですね。

インストールが終わったら

初期化とユーザー登録と権限設定ですね。

MySQLの基本的コマンド(ユーザ・DB・権限・パスワード)の設定削除作成の早見表 -- sql 版 - それマグで!

ランダムなひらがな文字列を生成する-ruby でひみつの質問

ひみつの質問の回答をジェネレーターで作る

(1..10).each do
  puts (1..20).map{|e| (0x3042+Random.new.rand(0..82)).chr(Encoding::UTF_8)}.join
end

実行サンプル

ランダムな文字列を生成するのである。

/usr/bin/ruby himitu.rb
ふぉゔゃまゅめゅいごなこきむてぎなざさへ
ぽぽはとごだんむごよぇねとほうそわをゎつ
ねぽねなやしいづびぽぉばぐひごろへでおよ
がづつぷほぼゑたやかゆぺえへまよもいおぇ
りねっせぶぢけぺねあとほごせよんうゐだひ
ろざゆぃくばへごつちきゎそぱたついさげへ
ずじへめやむぺゐふぃまえしづめゃおゅなし
ふもぺょけにゃぜつかぢきいぎけのすむぉで
りこぐぶやをのうぐぱにずぬえぞはめぶゑち
もとをぷゅぱひよぱぢずゃぽんさけまぼしけ

仕組み

UTF-8 で 0x3042 が’あ’

0x3042 + ランダムな数字

数字.chr( Encoding::UTF_8 ) で、文字コードの数字を、文字に変換

あとはこれを必要文字数文繰り返す。

バリデーションで弾かれる可能性がある。

'ゔ', 'ゕ', 'ゖ' の3つの文字は、バリデーションで「かな」ではないと弾かれる可能性が高い。

世間に出回る、ひらがなチェック正規表現"regex": /^[ぁ-んー\s]+$/ になっているので 、’んー’以降に存在する 'ゔ', 'ゕ', 'ゖ'はひらがなとして認識されないかもしれない。

関連資料

秘密の質問ジェネレータを、pythonでぱぱっと - それマグで!

ssh の秘密鍵は何ビットやFingerprintのプロパティ情報を見る

SSH秘密鍵が何ビットだったか忘れた

随分前に作った秘密鍵なので、これが1024 / 2048 なのかすっかり忘れていました。

ssh-keygen で秘密鍵の情報を確認

秘密鍵の情報をみるには、ssh-keygenコマンドでやります。

ssh-keygen -l -f ~/.ssh/id_rsa

このコマンドを使えば、ビット数やRSAキーかどうか、Finterprintなどが表示できます。

実行例

takuya@~$ssh-keygen -l -f ~/.ssh/id_rsa
2048 SHA256:ikqYC8kkcxFABO/1+uEDhlZqm9Czt takuya@host (RSA)

これで、秘密鍵の指紋(Finterprint)が確認でき、キーの名前や、バイト数(上記の例では2048) を調べることが出来ます。

参考資料

How To: Inspect SSH Key Fingerprints

Apache2でmod_rewrite が動かない?

Apache2 で rewrite エンジンを動か無いときにチェックするもの

久しぶりに、ubuntu にApache2+php いれて /aaa/aaa を /index.php/aaa/aaa に転送しようとしたら出来ない。

apache2 の場合、rewrite を使うまでにいくつか手順が必要

  1. rewrite が有効になっていますか
  2. Allow Override が使えるか
  3. htaccess の記述内容は正しいですか

rewrite を有効にして、有効になっているか。

apache の場合、rewrite を使ってリクエストのPATHをキャッチオールするので、有効にする

sudo a2enmod rewrite 
sudo apache2 configtest
sudo apache2 restart

Allow Override

apache2.conf で Allow Orverride を有効にする

Allow Orverride はディレクトリに対する設定で書くので、apache2.conf に書く。

 <Directory /var/www/>
   Options Indexes FollowSymLinks
   AllowOverride All
   Require all granted
 </Directory>

.htaccess の記述

.htaccess の記述を確認する。rewrite を有効にしているかチェック

<IfModule mod_rewrite.c>

    RewriteEngine On

    RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
    RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !^(.*)\.(gif|png|jpe?g|css|ico|js|svg|map)$ [NC]
    RewriteRule ^(.*)$ index.php [QSA,L]
</IfModule>

rewrite を使う時

rewrite は標準でインストールされるが、htaccess で使うのに Allow Override がhttpd.confに必要で、一回書くとずっと使うので忘れますね。

nginx だと rewrite のルールは nginx のconfig に書くので、更に忘れますね。

参考資料

Apache/Apacheでmod-rewriteが動かない場合の原因のいくつか - Web関連技術調査

シェル ( /bin/sh ) での正規表現マッチ。

以前、bash正規表現について書いた。

今回は、今更だけど、あえて、bash/zsh で使われている [[ を使わずに、正規表現を使おうとしてみた。

expr よりは bash の機能を使ったほうがいい。

以前書いた記事にある。bash/zsh正規表現を使う方法が個人的には優れていると思う。

takuya-1st.hatenablog.jp

どうしても sh じゃないとだめなんだったときは expr を使う選択肢になる。

/bin/sh の場合は expr で正規表現を扱う。

シェルの正規表現は、次のようにかける。

expr "なにか文字列" : "regex"

または、次のように書く。

expr match "なにか文字列"  "regex"

expr は expression の略だったかとおもう。Expressionの名前の通り、文字列表現の式を評価をする。四則演算なども使います。

expr を使う上での注意。

expr は式を評価するので、結果がプリントされます。

通常の [ / test は結果をプリントせずにステータース・コードをexit code で返しますが、expr は文字列を出力するので注意。

expr で正規表現

正規表現をするときは次のように書きます。

expr hello :  'h.*o' 

または

expr match hello   'h.*o' 

if 文 と expr でマッチングで条件分岐

expr を正規表現マッチで返すと一致したかどうかを文字列でプリントするので、出力を捨てる必要がある。

if expr hello :  'hello' > /dev/null ; then
  echo match
fi

サンプル

正規表現/bin/sh で動くように regex をexpr で扱ってbashだけでなく汎ゆる場所で動くことを想定したらこんな感じになるが

#!/bin/sh


match_test () {
  printf "%-18s:" "$1"
  if expr "$1" : '.*apple' > /dev/null ; then
   echo match
  else
    echo does not match
  fi

}

match_test "Hello World."
match_test "This is an apple."
match_test "This is a pen."

実行結果

上記の実行結果

$ ./test.sh
Hello World.      :does not match
This is an apple. :match
This is a pen.    :does not match

細かい部分で [[ と違う。

正規表現の柔軟度を考えると、bash / zsh に組み込まれている [[ を使ったほうが正規表現の書きやすさ、マッチ判断のわかりやすさが上回っている。

関連資料

bashでif に正規表現を使った文字列マッチ条件分岐 - それマグで!

Vimのet / noet って何?→expandtab です。

vimrc の設定ファイルでet を見かける

et ってなんだよ!ってことを感じたのでメモ。

set et  " set expandtab と同等
set noet  " = set noexpandtab 

noetno + et ですね。

vimrcなどvim の設定ファイル は noXXX で表記されることが多いですね。set nonumber 略して set nonuなど。

expandtabetなので、noexpandtabnoet ですね

expandtab ってなに

タブ文字入力をスペースとして扱うやつです。どのサイズになるのかは ts=2 ( tabstop=2 ) などで調整します。

expandtab(et / noet ) を設定するときは併せて ts / sw を調整しましょう

参考資料

:set expandtab(:set et)設定の時に、タブ文字を挿入する — 名無しのvim使い

Vim のカスタマイズ 〜 タブ/インデントの設定 〜 - Vim のブログ

ruby でGmail(smtp) 経由でメールを送信する。TLS有効化

ruby でメールを送信する

ruby からgmail を送信するには、 mail ライブラリだけでも出来るんだけど。

MIMEエンコードされたデータを受け取ってそのまま forward するには、もう少しいい方法がないかなと思って考えていた。

メールリレーの中間に入って、指定メールだけを転送したいとか、smtp-proxy を作っておきたいとかそういうときに活用できる。いちいちデコードして作り直しててめんどくさくてですね。

net/smtpgmail 送信。

require 'bundler'
Bundler.setup
require 'net/smtp'
require 'mail'
require_relative '../etc/gmail-passwd'



smtp = Net::SMTP.new("smtp.gmail.com", '587')
smtp.enable_starttls
smtp.start(
    'smtp.gmail.com',
    $gmail_account.username,
    $gmail_account.password,
    :login
)

mail = Mail.new
mail.from = "webmaster@example.com"
mail.to  = "takuya@example.com"
mail.subject = "test"
mail.body ="test test"
mail.attachments["photo.jpg"] = File.binread( File.expand_path( "./photo.jpg",  File.dirname($0) ) )


smtp.send_mail( mail.encoded , mail.from, mail.to )

これで、ファイルを入れているプロジェクトで bundle install したら大丈夫。

添付ファイルの準備。

送信テストで添付ファイルを使いたいので準備します。

convert -background white -fill black -pointsize 256 label:'Hello World' photo.jpg

送信テスト。

bundler init 
bundler add mail
bundler install 
ruby test-mail.rb

これで送信できます。

Mailのみの場合

mail ライブラリで新規メール作成して、送信するにはMail だけでいける。

require 'mail'


mail = Mail.new

mail.delivery_method(:smtp,
                     address:        "smtp.gmail.com",
                     port:           587,
                     domain:         "smtp.gmail.com",
                     authentication: :login,
                     user_name:      $gmail_account.username,
                     password:       $gmail_account.password
)


mail.from = "webmaster@example.com"
mail.to  = "takuya@example.com"
mail.subject = "test"
mail.body ="test test"

mail.deliver

redis のクライアントだけをインストールする。

redis に接続するクライアントだけインストールしたい

redis のクライアント redis-cli は次のコマンドでインストールする。

sudo apt install redis-tools

これで redisに接続して、データのやり取りをモニタリング出来る。

qcow2へ raw(qcowのnon-sparse) イメージを変換して sparse にする virt-sparsify

non-sparse から sparse なファイルにコピーする

qemu で使える raw image なnon sparseな hdd イメージを qcow2 形式の sparse なファイルにする。

生イメージだとどうしてもディスク容量が節約できないので動的にディスク容量を確保するほうが良いよね。

virt-sparsify

直接イメージをマウントしてコピーすると手順が大変なことになってしまいます。そこで virt-sparsify というコマンドが用意されています。

インストール

virt-sparsify は guestfs-tools に含まれて配布されるようです。

takuya@:~$ virt-sparsify

Command 'virt-sparsify' not found, but can be installed with:

sudo apt install libguestfs-tools

変換

変換は、直接ファイルを「書き換える」のではなく、コピーになります。

sudo virt-sparsify   FROM TO

コマンド例

virt-sparsifyはいくつオプションがあり、便利に使える。

virt-sparsify --check-tmpdir=fail  $SRC  $DST
virt-sparsify --in-place  $SRC $DST
virt-sparsify   $SRC--compress $DST

--check-tmpdir=fail/tmp を使う前に残容量を確認し、容量不足になりそうならエラーとする。

--compress は出来上がりのファイルを圧縮形式にする。使ってみた感じだとシングルスレッドで実行は遅いので時間がかかる。非圧縮に比べ容量は確実に減る。

--in-placeは、一時ファイルを作成せずに直接ファイルを書き換えに行く。容量不足になりそうならこれも選択肢である。ただし、sparsify 中に電源断などプロセスが止まったらファイルは壊れる。

状況に応じて使い分けるのがいい。

実際に変換してみた

takuya@host:~$ sudo virt-sparsify   /var/lib/libvirt/images/ubuntu-1910.img  /var/lib/libvirt/images/ubuntu-1910.sp.qcow2
[   0.0] Create overlay file in /tmp to protect source disk
[   0.0] Examine source disk
[  10.4] Fill free space in /dev/ubuntu-vg/root with zero
[ 477.6] Fill free space in volgroup ubuntu-vg with zero
[ 478.0] Copy to destination and make sparse
[ 922.2] Sparsify operation completed with no errors.
virt-sparsify: Before deleting the old disk, carefully check that the
target disk boots and works correctly.

なるほど。これでsparse ファイルになるのか。

無事に sparse なファイルに変換されました。メッセージには「念の為、起動してチェックしろよ」と書いてあります。

出来上がりを見てみます。

こっちが元のファイル。

takuya@:~$ sudo qemu-img info  /var/lib/libvirt/images/ubuntu-1910.img
[sudo] password for takuya:
image: /var/lib/libvirt/images/ubuntu-1910.img
file format: qcow2
virtual size: 200G (214748364800 bytes)
disk size: 191G
cluster_size: 65536
Format specific information:
    compat: 1.1
    lazy refcounts: false
    refcount bits: 16
    corrupt: false
After

次に、スパースファイルになった側

takuya@:~$ sudo qemu-img info  /var/lib/libvirt/images/ubuntu-1910.sp.qcow2
image: /var/lib/libvirt/images/ubuntu-1910.sp.qcow2
file format: qcow2
virtual size: 200G (214748364800 bytes)
disk size: 71G
cluster_size: 65536
Format specific information:
    compat: 1.1
    lazy refcounts: false
    refcount bits: 16
    corrupt: false

実際に消費する実ディスク容量が 191GB→ 71GB と削減されていることがわかります。仮想サイズはどちらも200GBです。

なぜ最初から sparseにしてなかったのか。

virt-manager で作ったqcow2のディスクで、特に設定しないとsparseにならないので注意が必要でした。

virt-manager ってsparseにしないんですね。いまはSSDだし?メモリもいっぱいあるから再配置オーバーヘッドよりもSSDのディスク容量のほうが貴重だしなぁ。

qemu-img を使ってる

libvirt と qcow2 で使ったっ場合、virt-spasify は内部的に qemu-img が使われていて、/tmp に書き出されるので作業用の容量はある程度確保する必要がある。

参考資料

https://milestone-of-se.nesuke.com/sv-basic/linux-basic/resize-kvm-image-sparse-file/

http://libguestfs.org/virt-sparsify.1.html

2022-05-22

追記

2023-02-01

オプションについて追記。

iOS SafariのWeb Inspectorがmacで動かない

Mac から iOS iphone / iPadSafariにアクセスできない

iOSSafariで JS / CSS の動作を確認しながら、shortcut.app の ページ内javascript 実行を書いてたのですが。

どうも謎のjavascript エラーが出るので Macに接続して iPhone Safari を Web Inspector ( 開発ツール)で覗こうとしたのですが 出来ない。

MacSafariを開いても「開発」に、自分のiOSバイスが出現しない、空っぽで iphoneが表示されない。なんどもUSB抜き差ししても現れない。本来なら WiFi/Bluetooth でつないでさえあれば、近くのiOSバイスSafariデバッグツールはUSB接続していなくてもネットワーク経由で見えるはずなのだ。

対応

iOS 側でセキュリティ設定をリセット掛けると治る

iOS 一般 →  リセット → 位置情報とプライバシー

iOS とUSB 接続

信頼済みのコンピュータ登録し直し

その後 iphone をUSB接続し、iOSの信頼済みのコンピュータを再設定する。

私の場合はこれで解決しました。

理由

信頼済みのコンピュータがおかしなことになってたと思われる。

リセット掛けるしか無いですね。

注意点

iOS/iphone のプライバシー設定がリセットされるんので、アプリ毎にGPS利用許可、カメラ利用許可など、アプリを起動するたびに再度利用許可が求められることになった。