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習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

集中に入る儀式を持つ:ルーチンワークの大切さ

ずっと思ってることを書いたので長いです・・・このブログの上の方に書いてある「習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。」ってところに通じます。

ルーチンワークの大切さ

 ルーチンワークというのは、「退屈な仕事」の代名詞でした。しかしそのルーチンワーク。視点を変えれば意味をいくつか見出すことが出来ます。

 ルーチンワークを無意識に行えるようになると、辛さ・失望や焦りといったことから開放されます。ルーチンワークは頭を使わずに出来ること。ルーチンをこなしている状態は、「無」の状態に近い精神の解放感があると考えることが出来ます。ルーチンを淡々とこなすときには、「無」になれる様に繰り返し繰り返すことが大事だと思います。

 ここで言う無とは、悩みからの解放を意味します。後悔や邪心、焦燥感、閉塞感に心を囚われていると、目の前のことに手がつきません。ルーチンワークを無心でやることでルーチンワークのみに集中する状態を得ることが大事です。

 ルーチンワークを無心で行えるようになるとは、行動が習慣になることです。お風呂入るの面倒だなとか、食器洗うのは後でいいや。など、そういう無駄な意識をそぎ落として、淡々とアタリマエのように行うことができるようになるのです。

しかしルーチンワークをいきなり持つのは大変です。

朝の通勤すらルーチンワークです。

 朝の通勤時間に、駅までの毎日同じ道。これでもルーチンワークです。頭の中は、今日の仕事や日曜のデートの予定で一杯でしょう。「昨日怒られたから今日はうまくやらなくちゃ」って考えてたり。
 わざわざ「この道を歩こう、ここは安全か、他の道を歩いたほうが良かったんじゃないか、いや車のほうが良かったか。」などと考えたりはしません。歩く・道を選ぶという行為を無意識にしてることでしょう。

 その経路しかねーんだよ。と言われるかもしれません。たとえ選択肢のない道でも毎日の通勤時に「なぜ、この道しかないんだろう。」など考えることは、殆どありませんよね。

 むしろ頭のなかが、制限時間で一杯の人が多いいんじゃないでしょうか。

「遅刻しそう、どうしよう」
「遅刻しそう、タクシー使おうか。」
「タクシー高いし、経路検索で他の鉄道を探そうか」
「昨日飲み代高かったのに、タクシー代はツライ。」
「昨日の飲み代高すぎだよ。あの幹事せいだ。遅刻もするし最悪だ。」

 こんな風に遅刻の悩みの連鎖で頭がいっぱいだと、最初に言った「今日の予定」や「昨日の反省」は頭に思い浮かびませんね。


 遅刻しそうでバツが悪いと考えたら悩みが止まらず自己嫌悪や焦燥感にとらわれてしまします。毎日同じ時間に同じ駅までの道のりを歩くというのは、それすら「ルーチンワーク」であり、意識せずに行えること。ある側面(道を選ぶ)の悩みには、心が無に近い状態になっているのです。

他にも、朝礼のない会社から朝礼のある会社に転職した時。なぜ朝礼やるんだろう。今日は何を報告すればいいか。朝礼って意味あるんかな。失敗しないように話さないと。どういう内容がふさわしいのか。

 頭の中が新しい習慣=朝礼のことでいっぱいです。そのため、朝礼の中身に集中出来なった。そんな経験はありませんか。朝礼がルーチンワークに出来た人は、朝礼の文化に触れた時の感情なんて忘れてるでしょうけど。

日常生活のいろいろなことがルーチンワークになる。

たとえば、朝の通勤時間に緑が多い公園を歩くことにして、公園の空気を吸って「さあやるぞ」って気分を切り替えるスイッチ。そういうことも出来そうじゃないですか。

もっと単純なことでもいいんです。

わかりやすい例だと、イチローです。イチローが打席に経つまでの構えて投手を見る「儀式」あれも一種のスイッチです。イチローの例は有名すぎて例に出すのは恥ずかしいれど、好例だと思います。


ルーチンワークはこなしている間に、他のことを忘れて目の前のことに集中するスイッチです。
ひたすらメールを書く。ただひたすらクリックする。プログラムで出来そうなことを頭と手でこなしてみるのもいいんじゃないかと思うんです。

 ルーチンとして、別になんてこと無い行動もルーチンになります。悪い方の代表格とえば、喫煙や飲酒ですね。た「最近お酒飲んでないな」とかんがえるときは、飲酒は習慣から抜けているのです。逆に、タバコ吸いたいなとか、お酒んで、ホッとしたい飲みたいと考えるときは、習慣です。お酒を飲むときに「なぜお酒を飲むのか」なんていちいち考えないですから。欲求のままです。お酒は気分を変えるスイッチなのです。そういう使い方のお酒や煙草やコーヒなら気にせず使ったらいいと思います。使いすぎるとダメですが、、それは後ろに書いておきますね。


ルーチンワーク化してしまえば、いちいち悩まずにパパっと出来ますから。気分を切り替えるスイッチには五感を使うのはお勧めです。

集中の儀式の習慣化

もっと簡単に、集中する前は一曲歌う。変なポーズを決める。手のひらのシワの数を数える。素数を数える。そんなことでいいんです。数を数えたり歌詞を思い出したり、そんなことに頭を使いながら、本当に大事なことに切り替えていくのがいい。

 朝の通勤時間に公園を抜けていく。その時に公園の緑のフレッシュ・エアを吸い込んでいく。五感と頭をそっちに向ける。そうすることで切り替わる。これを毎日繰り返しルーチン化すれば、公園を歩きながら、気分の切り替わった5分後のイメージを持つことが出来る。それも無意識に。

だから、最初は難しくても集中力に入る儀式として同じことを繰り返すことが大事。

かならず、横断歩道は白だけを歩く。
体の洗う順番を決める。
毎日痛いニュースをチェックする。
階段は左足から段数を数える。

普段の何気ない行動で集中力スイッチが入る。集中出来るからいい結果が生まれる。ジンクスなんて意外とこんな所から生まれたのかも知れませんね。

ルーチンワークは内容を意識して完璧を心がける。

簡単な事でも最後まで、細かくシッカリやり通す。目の前のことに意識を向ける。意識を向けることが集中につながり、それが頭のなかをいっぱいにして他のことを追い出してくれる。

掃除するときも、できるかぎり隅々まで意識する。そうすれば掃除だって集中のスイッチになる。

靴下を履くのは左足から靴下を履くのは左足から。。。そう呟きながら頭のなかをそれでいっぱいにして他のことを追い出して集中していける。

歌を歌うなら、音程を外さないように歌詞を間違えないように。注意深く。

軽くジョギングするなら、体の筋肉動きの細かいところ、呼吸数に気をつけて。

深呼吸するなら、30秒位ゆっくり息を吐きながら心のなかではぁ~っと全力で息を吐く。

オナニーするなら、全力で全身で逝って盛り上がってください

ルーチンワークやるなら、簡単な事だからこそ、全力投球一生懸命に取り組んでください。

悩みなんて、何処にでもある。他人も悩んでるんだよ。

お酒を飲むときに「なぜお酒を飲むのか」なんていちいち考えないですから。欲求のままです。

私はそれでもいいと思いますが、「やめたい」と考えた時に、それが「悩み」になります。コレ飲むとまた、飲み過ぎるんじゃないのか。考え始めると連鎖で悩みが増えます。意外と悩んでる時ほど気づかないんですね。この「悩みは連鎖する」っていう経験則に。

お酒飲むときは「おいしく」飲みますよね。飲酒行為をそのものをアレコレ悩まないっていうルーチンワークなのです。悩みながら飲むお酒はツライです。やめなきゃやめなきゃって飲むお酒は後悔が残ります。

 ゲームをする時は、めいいっぱい楽しんで飲みたいと思いませんか。それと同じことです。お酒を飲むときも、悩まずに楽しんで飲む。これもある側面では無です。

お酒を飲んでスカッとしたいっやたばこを吸って気分を変えたい。ゲームをして嫌なことを忘れたい。そういうのは現実逃避で良くないかもしれません。でも本当に現実逃避して一生懸命遊べてますか?

悩みのスパイラルが集中を妨げる

ゲームやマンガ、お酒にせっかく現実逃避してるのに、現実を持ち込んだら勿体ないです。切り替えていきましょう。

現実を持ち込んだら、悩みが止まらず、悩みが悩みを呼んで、出来なかったことを後悔して、自己嫌悪に陥る。さらに気分の下降スパイラルになり、イライラが募り、他人から見ると怖い人になっていたりします。
 でも本人は必死で藻掻いていて、一生懸命悩んでたりする。でも他人が見ると「なにも決められらい、実行力のない人」と断定されたりする。ましてそれが本人の耳に入ったりするともっと大変。なんで分かって貰えないんだろうって、さらに別の苦悩をふやす。悩んでも理解してもらえないストレスに爆発したり。なんて付き合いにくい人なんだって。対人関係の悩みに発展。最後にはそこから逃れるための現実逃避に行為すら悩みを持ち込むんです。

そしてストレスから現実逃避にした結果「ああ、また長々やってしまった、やめなきゃ」と最初に戻るのです。これが煩悩です。煩悩から離れた状態が無。集中するにはこの煩悩(雑念)を取り払え。そのためルーチンや習慣の時間を大事にし、今やることに全力投球。そうすれば悩みのスパイラルから脱して集中できる。それがいずれ好循環を生み出していく。

悩みを悩みとして向き合っても解決しません。悩みのことを考えても無駄です。できるハズのことをできるようになるのには、とても時間がかかるのです。

悩んでる時ほどルーチンが減ってる。

悩んでる時ほど、手につかなくなって、色々が疎かになり。そのため悩みを客観視できない。意外ルーチンワークが減っていたり。いつものことを、同じ時間、同じように何度もやってません。悩みのせいで手につかず、減ってることが多いんですよ。

楽しいゲームですら、どれをやるか何時間やるか決めてないと。。。「今日はこの時間で、このゲームしようかな。クソゲーだったら時間の無駄になるんじゃないか。」と悩みが絶えません。ゲームを始めても「やっぱりクソゲーっぽいあっちのほうが良かったんじゃないか」と、こんな、どうでもいい心配で迷ってるうちにゲームが進行して内容が全く頭に残ってなかったり。。。

あ、悩んでるな。そういうときは、いつもと同じ時間にお風呂に入ろう。

とりあえず、何も考えずに毎朝学校に行こう。

昔のことわざに「生活の乱れは心の乱れ」とあります。英語で言えば、 Breaking good habits disorder your mind て感じですかね。

学校に毎朝来ない生徒はたいてい、色々悩んでいます。悩んでる時ほど、ただ淡々と同じ時間に学校にくればいいのにって私は思います。目の前のことに集中することで悩みを客観視出来るのに。勿体ないなと思います。NEETや無職なんて行くところすら無いから、習慣を作るのがほんとうに大変なのに。

行くところがあるのは幸せなんです。だからとにかく、毎日同じ時間に学校に行こう。自分の授業がなくてもどっかの教室でやってるから。

積み重ねは数分の儀式から。

ただひたすら、指のシワを数える。素数を数える。そういう頭の体操をしながら悩みと一旦距離を置くこと。「あー悩んでるな。私」と自分をちょっと客観視できればそれでなんとかなるもんです。

難しい課題ほど、深い集中が必要になる。

マラソン選手は、準備運動なくフルマラソンを走りません。競泳選手もイキナリ飛び込みません。AV女優でも現場到着で即挿入しませんね。準備時間と助走としてのルーチンワークが必要なのです。

難しい問題に向き合う時ほど、深い集中が必要で。そのためには一つ一つ集中力を上げていく。でもイキナリ集中力は上がっていかない。集中力するにも準備が必要。最初の第一歩を踏み出せなければ、迷いながら、いくら課題を解決しても気持ち良くなれません。

いつもできてることを、いつも通りできる。そのことを確認しながら、一つ一つ解決する。いつも通りの集中の儀式をやってから問題に向き合う。大きな問題に立ち向かう、忙しい時でも日常生活のアレコレを疎かにしない。

どうしても大きな問題を早く片付けないとダメなんだ。

もし日常生活すら疎かにして全力でやった場合、もちろんそれでも解決はすると思います。でも、日常と非日常が逆転してしまいます。その時は虚脱感が激しかったり、精神の安定が保てなくなります。

また日常生活を後回しにししていると、結局は、後回しにする習慣が生まれてしまいます。私はコレが一番怖いと思います。

夏休みの終わる前に、全力で課題を片付けた人はこのタイプです。最初の数回は、うまくいってもいずれバタバタが日常化します。

女性は強いっていう。

そういえば、女性は強いっていうのは、遺伝的なものじゃないかも。

女性に昔は、逃れられない習慣があった。「掃除炊事洗濯」や出かける前の習慣「化粧」そして季節毎のお祝いの準備。これらの崩れない習慣を持ってた。習慣があったから精神的に悩みに強い人が多かった。だから女性は強いって考え方が生まれたんじゃないかって私は思っています。女性にも弱い人は多いもんね。弱いひとって化粧に費やす時間が不定の人が多いのではないかな。

迷ったら洗濯物をシワなく、シッカリたたんでみて!

迷ったら洗濯物をシッカリたたんでみて。シワなくしっかし。チャント丁寧に。出来るはずのことをチャントやりきってみたらいいんじゃないか。

できるっていうなら、ネットで洗濯物のたたみ方を調べて、他の人のたたみ方も取り入れてみる。たいていはそこ迄出来ないよって画像だけどね。畳み方を覚えるんじゃなくて、ルーチンワーク化する。綺麗にたたんで終わりじゃなくて、その状態を維持できてればいいと思う。

携帯電話の画面を綺麗に拭いてみて。

それもいやなら、携帯電話の画面を隅まで綺麗にしてみて。それを数時間おきに5回繰り返してみたらいいんじゃないかなって思う。

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