それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

050plus をSIPクライアントでOSXから接続する

050plusがないと生活出来ません。最近の携帯プランは、一分間の通話料が高額で困ります。そこで050plusu で格安通話を使っている。しかしOSX から使えないので不便だ

通話料がお得な050plus

(050)

じつはSIPでできている

SIPなので、どんなクライアントでもいけるみたい。

OSX から 050plus に接続してみる。

mac osx から050plus に接続します。手順は次の通り

0. SIPにレジストに必要な情報を集める
1. SIPクライアントの設定
2. テスト発信

SIPレジストに必要な情報を集める。

NTT.comのサーバーにHTTP POSTしたらデータが取得できます。

コマンドからリクエスト

どんな方法でもいいからPOSTすればいいよ。

 curl -s \
       -d \
'ifVer=2.0&apVer=2.0.4&buildOS=IOS&buildModel=iPhone4,1\
&buildVer=5.1&earlyStFlg=0&\
no050=電話番号&pw050=パスワード'\
 https://start.050plus.com/sFMCWeb/other/InitSet.aspx

コマンドからリクエスト送るの面倒ならHTMLのFORMを書きましょう。

取得結果XML

取得結果はXMLで帰ってきました。

大事なのは項目1,2と項目A,Bの2ペア。コレをあとで使います。

<replyInfo>
  <resultInfo>
    <resCd>N0000</resCd>
    <resMsg>正常に終了しました</resMsg>
    <errCd></errCd>
  </resultInfo>
  <resultEarlySt>
    <sipID>******SIPID******</sipID><!----------------------項目A
    <sipPwd>****パスワード**</sipPwd><!----------------------項目B -------------------->
    <tranGwInfo>
      <tranGwAd>kar-***.050plus.com</tranGwAd><!----------------項目2------------------>
      <payTranGwPNm>443</payTranGwPNm>
      <freeTranGwPNm>5075</freeTranGwPNm>
      <nicNm>***fmc99999**</nicNm><!----------------------項目1-------------------->
      <pingTm>600</pingTm>
      <pongTm>120</pongTm>
    </tranGwInfo>
    <ticketInfo>
      <ticketEx></ticketEx>
    </ticketInfo>
    <chargPlan>02</chargPlan>
    <frdCd>394WSJ98</frdCd>
    <rNo050>05035723141</rNo050>
    <rDistingId>101811515</rDistingId>
  </resultEarlySt>
</replyInfo>

Linephoneを設定する

OSX でSIP通話するにはLinphoneというソフトが有ったのでコレを使います。
公式からOSX版をダウンロードして、起動します。

設定画面でnetwork settngs

ポートを5601 / プロトコルをSIP(TLS)に設定
(01 ポートなど)

音声デバイスを確認

Macならデフォルトデバイスが楽ですね。

(02 音声デバイス設定)

アカウント設定。

コレが少し大変

名前は適当に決めて

右下の addを押して

(03 アカウント設定)


SIPアカウント設定を開く

(03-1 SIPアカウント設定)

SIP Identity には、XMLの項目1nicNm
SIP Proxyには XMLの項目2tranGwAd
Routeには、XMLの項目2tranGwAd

をそれぞれ入力する。

するとSIPサーバーに接続テストが始まるので


(03-2 ntt.com にログイン)
UserIDにはXMLの項目A
PasswordにはXMLの項目Bを入力する。

(03-3.設定完了)

すると、ログインが完了してsuccessful と表示される。

(04 設定完了)

あとは電話番号を入力して、右上の受話器ボタンを押すと、テストできる。

(05 テスト発信)


これで050plusをMac OSX から使えるようになりました。


便利ですね。


固定回線に発信できるというのはヤッパリ熱いです。

着信するには、SRTP

このままでは着信しないので、

[Network settings] --> [Media encryption type] -> [SRTP]

と設定するといいようです。