それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

WindowsのDDイメージをマウントする。

dd_rescue/dd したディスクイメージを linux でマウントするには、いったんLoopBackに接続する。
これは、ディスク内にディスクイメージが丸々あるので、こういう必要がある。これがパーティション単位のファイルなら別にすぐにマウントできる。


ddしたHDDをそのままマウント出来ない

dd if=/dev/sda of=~/my_img

のようなddイメージはmount 出来ない。

loop デバイスを経由するとうまくいく。

sudo losetup /dev/loop0 ibm-thinkpads60.img
sudo mount -t ntfs -o loop,offset=`expr 63 \* 512` /dev/loop0 /mnt

windowsの場合先頭 63 * 512 はほとんど決め打ち

切断は -d (2014-01-26追記)

loop デバイスを切断するには -d オプションを使う

sudo losetup -d /dev/loop0

loop デバイスとは

 ファイルをファイルにマウントする  ファイル→ファイル→ファイル

 とファイルシステムファイルシステムにマウントするのでポインタの参照先かループしているからそう名付けられている。

これを応用してfdisk やパーティション分割の実験練習

実ハードウェアのディスクを使わなくても ループデバイスを使えば、 fdisk の動きや、パーティションの分割の練習。
そしてフォーマットをやって見ることが出来る。

このコマンドって、合ってたっけ?なんてときに実際にコマンドを使えるのがいい。
特に容量計算で活躍したり。起動ディスク作ったり

何度でもやり直せる、そんな環境はとっても大事です。練習練習

バックアップのスクリプトのテストも出来るね

参考 man losetup

man losetup
losetup は loop デバイスを通常のファイルやブロックデバイスと接続/切断したり、 loop デバイスへの問い合わせを行うために用いられる。