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習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

NHKオンデマンドを3ヶ月使ってみて。NHKの敗因分析

NHKオンデマンドを3ヶ月目だ。PT2が買えるまでのつなぎに加入している。

NHKオンデマンドは最低なWEBサービスだ。三ヶ月使ってみた感想

  1. 配信時間が遅すぎる
  2. 課金制度がわかりにくい
    1. 高すぎる料金設定
    2. あり得ないメニュー設定
    3. 15分で105円とかふざけてる
  3. WindowsXPで見るにはDRM設定がわかりにくい。
  4. せっかく買ったのに地上波で再放送する。
    1. ITホワイトボックスだけは再放送でも閲覧できる
  5. お客の意見を聞かないサポート体制

NHKが自分で書いている敗因分析が笑える。

朝日新聞の記事より

 日向専務理事は「ネット上は無料のコンテンツが圧倒的に多いが、有料でも質の高い作品を見たいというニーズは必ず出てくる」と話す。有料配信ならではの質の高さをアピールするなど、対策に取り組む考えだ。
朝日新聞 | 魚拓 | WebArchive

思い切りハズしている。

まずはNHKオンデマンドについてまとめ

見逃し見放題パックで見られるモノ
  • 地上波で放送後の経過時間が24時間以上の番組。
  • 地上波で放送後の経過時間が264時間未満の番組。
  • ただし、NHKニュースは放送直から。
  • 配信される番組は新規で放送されたモノに限られる。
  • 配信される番組はNHKが決めたものに限られる。
  • 配信される番組は全国ネット番組に限られる。
  • 見られる番組数は約240本

と、ここまで限定がついいる。で課金方式。

  • 月額1500円
  • PCとテレビ配信は別課金
  • 別課金の説明無し
  • 連続課金が前提
    • 1ヶ月だけ買うことは出来ない
    • クレジットカードを強制登録。
    • 最近クレジットカード以外の決済方法が追加された

さて、NHKオンデマンドがおかしいモノをあげていく

試合の30時間後に配信される、大相撲ダイジェスト


試合速報なのに30時間後遅れでNHKオンデマンドに配信される。26日の18時に終った取り組みは、27日の25時にならないと見ることが出来ない。

理由はこうだ。

NHKオンデマンドの配信は、地上波放映終了から、24時間後だ。大相撲ダイジェストは当日深夜に放送される。そのため試合速報なのに30時間後遅れでNHKオンデマンドに配信される。

放送直後から見られるニュース

NHKのニュース7は放送直後から見ることが出来る。そのため大相撲の結果は、ニュースで見ることも出来る。大相撲ダイジェストは大相撲ファンには大事なモノだが、さすがに30時間遅れで、しかもダイジェストじゃ話にならない。せめて「ノーカット版」などオンデマンドならではの商品構成が必要。

高すぎる料金設定

月額1500円は一般向けに高いと思います。しかも視聴制限付き。

頻繁に再放送される

「見逃し見放題パック」を使えばいつでも見られるが、NHKは頻繁に再放送が有る。

「プロフェッショナル仕事の流儀」は放送日6日で再放送される。つまり見逃し見放題パックに加入して得られる時間の余裕はわずか4日である。

ITホワイトボックスだけは再放送もオンデマンド配信

なぜか、ITホワイトボックスの再放送だけはオンデマンドで見ることが出来る。ナニこの矛盾。

地上波の「まとめて再放送」がひどい

出社が楽しい経済学」「青春リアル」など、最近まとめて再放送された。見逃し見放題パックでは見ることが出来ない。「出社が楽しい経済学:一期」は1680円で提供されている。しかし地上波でまとめて再放送している。1680円で買おうと思ってたら地上波でまとめて再放送されました。購入しても、30日限定、だったらまとめて再放送をビデオ撮ればいい。



地上波でタダで見られるのに、だれが買ってまで見るのかね。


NHK日向専務理事は朝日新聞で「ネット上は無料のコンテンツが圧倒的に多いが、・・・・。」と発言、いやマテマテ、NHKが地上波で『無料配信してる』のに誰が有料コンテンツ買うのだね。このズレた敗因分析。そりゃNHKは失敗するでしょ。


なんでも「ネットのせい」にするのはやめていただきたい。

課金制度がわかりにくい

NHKオンデマンド「見逃し見放題パック」を購入するには、クレジットカードが必要だ。あとYahooウォレットやOCNペイオンで決済できる。ただしこれらは【連続課金が前提】で1ヶ月だけ買うことが出来ないから注意。


クレジットカード情報は容赦なくNHKオンデマンドに握られるので要注意だ。


クレジットカード情報を消すにはアカウント丸ごと消す必要があるらしいよ。


つまり、試しに1ヶ月分買って「つかえねぇ解約するぜ」とおもって解約すると、その日から視聴不可能になるってことだ。


WindowsXPで再生するには

WindowsXP再生するには、MediaPlayerの更新とDRMの許可設定など複雑になっている。正直3時間も費やすとは思わなかった。あとadministrator以外で視聴は無理だった。ご注意を。これに気づくのに1時間かかった。

連続再生できない

複数番組を、まとめて連続再生できない。BGM代わりに使うのは不可能なので要注意。
まぁJSで組み込んでやっちゃってるけど、ぶっちゃけ素人さんにはオススメできない。

10分ごとに課金画面や再生画面をみるのは耐えられない。

まとめ

WEBサイトやユーザービリティーが腐ってる上に、サポートに問い合わせても、マニュアル対応。サポート担当者の署名すらないメールがくる。考えられない。カスタマーサティスファクションは最低だよ。「郷には入れば郷に従え」です、「WEBに入れば、WEBのルールに従え」ってことです。


NHKオンデマンドがあるので地上波一挙再放送は辞めるべきだ。
NHKオンデマンドで一挙再放送が見られるようにするべきだ。単品で買った人が浮かばれないし、見放題パックの意味がない。

NHKオンデマンドはビデオの撮り溜めが面倒だから加入するんだ。加入しても撮り溜めから解放されないので、全く意味がない。


WEBのルールに従うなら、こうだ

まぁ僕なら、抽選で100人のクローズドベータや招待制で始めると思うけどね。いきなり1万人規模のリクエスト想定したインフラと運営体制は赤字になるだろう。そりゃね。


後、大相撲ダイジェストのダイジェスト番組はノーカット版にして、取り組み終了後に即放送。


WEBサイトも更新したいね。EPG番組表形式と、番組一覧と人気コンテンツに仕分けると思う。


お試し視聴は、ユーザー登録無しでいい。お試し視聴と、視聴環境確認の両方は不要だ。


ユーザー登録と課金したら一本315円はサービスでいい。


Youtubeニコニコ動画は時間の制限をなくしたから成功するんだ。HDDレコーダーも時間からの解放だ。だけどNHKオンデマンドは時間束縛から解放されない。だから魅力的じゃない。時代の常識に従わない。時間制限を厳しく設けた。だから失敗するんだ。


都会にいながらにして、故郷のTVが見られると嬉しいが、NHKオンデマンドは全国ネットのみ。僕はNHK大阪放送局のコンテンツが見たいんだ!!!!!


このような愚痴を、NHKオンデマンドのサポートに言ってるんだが、全く相手にされない上に、朝日新聞でトンチンカンな敗因分析が出てきたので、イラついたの。だからエントリにした。