本屋のほんね
[断裁していた返品余剰在庫を堂々とブックオフに売ることができるようになってしまいました。]
http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20090513
いやもっと、違った見方をしてみよう。さらに妄想をふくらませてみる。
- ブックオフでは、新品同様の中古本が買い取りされる。
- 書店では、ぼろぼろになった新品本が、「流通へ返本される」
中古本を「新品として返品できる」
つまり、中古本を新品として返品できてしまう。この提携は恐ろしい。
売り上げ減を批難された「店長」なら、売り上げ確保のため、在庫返品する可能性がある。
もちろん会社ぐるみで実施するはずはないが、切羽詰まった、追い詰められた店員ならやりかねない。
TSUTAYAとブックオフが併設
今後ジュンク堂とブックオフが併設されていく。とそのような事態もありえる。
ここまでは妄想だが。
ここからは少し現実的なことを考えてみる。
出版にまつわるここまでのまとめ
- TSUTAYAとブックオフがポイント&資本など、すでに提携している。
- DNPが出版社と流通と販売を買収した(もちろん印刷は自社だね)
GoogleとAmazonが襲来
Amazonに書籍提供を拒んだ流通だったが、「大阪屋」が書籍を提供、その後「日販」へ移動。日販もAmazonを無視できなくなった.
GoogleがGoogleブックスでオンラインを始めてしまった。強引すぎるが、変化とはそんなもんだ。
Amazonもオンラインで閲覧を始めた。
ネットに対抗するために、リアル勢力が結集した。
- 印刷
- 出版
- 流通
- 販売
- 中古
でも、既存勢力の結集は結局、烏合の衆になるわけです。それは歴史をみると明らかなわけです。勢力が結集するあたり、本は旧体制の代名詞なのかな。
続く