それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

NHKと民放の比較に見るWEBサービスのあり方。

このエントリは編集中です・・・

民放にドキュメンタリーが減った。


民放は程度が落ちすぎだ。NHKスペシャルを見倣って欲しい。NHKスペシャル並のクオリティーは出せないだろうが。視聴率・視聴率と意識しすぎではないか。一時的な視聴率や瞬間最大視聴率など正直どうでも言い。本当に大事なのはリピーターではないのだろうか。


私が小さい頃では「知ってるつもり」「たけしの万物創世記」など知的な教養番組やドキュメンタリーが民放にあった気がする。いまではスッカリ見る影もない。いまでも、未来堂*1や情熱大陸などのドキュメンタリーはあるが深夜枠であり子供たちの見る時間帯にドキュメンタリーはNHKしかない。


 視聴率重視の派手な演出とCMを意識したワンパターン化。こうすれば視聴率が取れる!!!というノウハウと、我が社の演出で視聴率が取れます。なにかSEO対策に似た空気を感じるのですが。

あるある事件について思うことから。


 広告単価が視聴率で決まる。だから多少小狡い手法を用いても視聴率を稼いでいる番組が一番エライ。視聴率を取るためにはありとあらゆる手段をモラルや常識縛られてはいけない。その結果が「あるある事件」になった。ねぇ?ズルい手法を用いても視聴率が上がっていればいい?番組内容がその番組の信頼性に直結するわけで。内容がウリであって、キャッチーなテーマやフレーズやわかりやすさがウリじゃないはず。

機械とは何事だ


 今日は約70年前の2/26事件の日。2.26事件の背景には、「機械とは何事だ」の報道合戦があった。「産む機械」じゃなくて「天皇を機械とは何事だ」だけど。歴史は繰り返す。マスコミは全く進化してない。70年前と違うのがブログの存在だ。マスコミは進化していなくてもギーク達は進化している。当時の青年将校が政治腐敗を糺すため閣僚暗殺を企てた。現代の青年なら、まずブログに書くだろう。情報の取捨選択だけは確実に進歩している。

NHKのドキュメンタリーに影響を受ける


ゴールデンタイムのNHKドキュメンタリーといえば。プロジェクトXの後継番組であるプロフェッショナル、そしてそのとき歴史は動いたの2本。そしてNHKスペシャル。NHK specialを見て人生や考え方に影響を受けた人は少なくないんじゃないか。その一方で民放で人生や考え方に影響を受けた人は少ないんじゃないか。

NHKの歴史シリーズは根強いファンがいる。


「堂々日本史」「ライバル日本史」「そのとき歴史は動いた」などNHKの歴史番組シリーズは形を変えながら息の長い番組になっている。最近NHK教育の「美の壷」がブレイクしている。本来なら3ヶ月程度で終わる番組が1年近く続く番組になっている。ファンがいるのだ。ファンがファンを増やすのだ。

歴史シリーズなど年寄りの見る番組ですか?

 mixiのコミュニティーを見ていると意外とそうでもない。ニッチ分野かもしれないが、年齢層が固定化していない気がする。*2。しっかりした番組作りを長く続けていれば王道に乗ることが出来る。世相を織り込んだテーマなども新しい視聴者を獲得してきた背景にあるのだろう。

見て良かった思える番組


 見て良かったなと思える番組はどれほどあるのだろう。息の長い番組はどれほどあるのだろう。刹那的でkill timeな番組がおおすぎやしないか。行き過ぎた視聴率の失敗は、行き過ぎたSEOもいずれ通る道に思えて仕方がない。

WEBサイトはインフラ

 WEBサイトの情報は検索エンジンにインデックスされている限り情報は永続的にキャッシュされる。読み捨てられるだけの情報誌、週刊誌のようなサイトもあるが、単行本コミックスのように内容を抽出したモノもある。Wikipediaの情報は今後100年は閲覧されるだろうから、サイトではなく、もはやインフラだ。

インフラと呼べるコンテンツを生みだす

 はてなを使っていて思ったことがある。AmebaやLDにあるような劣悪ブログをあまり見かけないことだ。これはどこに理由があるんだろう。もしかしたら、はてなダイアリーはものすごくユーザーの書く記事をコンテンツとして大事にしてるんじゃないかなと思う。見えないところで垢VANとかやってるんじゃないかと思うほどだ。

誰が誰に何を提供するのか。

 ブロガーはエントリを、閲覧者は意見とアクセスを提供するのかな。ASPはブロガーのエントリを預かって自社コンテンツとして載せている。エントリを書くエントリを読む体験がASPの評価その物になる気がする。預かるエントリはテキストから写真、ムービー、メール、ニュースなどいろいろなモノに変わるけれど。「情報を提供するとリスがついて返ってくる。」とhatenaの社長が著書で言っていた。ユーザーはエントリという情報をASPに貯金する。すると情報にコメントやトラックバックなどの利子が付いて返ってくる。なら一番利子が多いASPにエントリを預けるのが当たり前じゃないか。

情報につく利子を受け取ることが出来るのか。

 WEBサイトを構築してWEBサービスや記事を公開してもアクセスが集まらないからSEOでアクセスアップ。果たしてアクセスで訪問したユーザーは情報を得て、どう思ったのだろうか。サイトが役に立ったか。その判断は情報を受け取る仕組みがないと判断が出来ない。SEO/SEMしてるサイトの大半はテレビと同じ情報を垂れ流すサイトだ。情報を流すなら、責任を持ったコンテンツの管理が必要かな。アクセスしたユーザーの声を取り入れないならどうやって運営するんだろう。

ブクマコメントは真摯に受け取る

 2chに晒されたことがある。そのときは焦ってエントリ全消去した。でも今にして思えば、自分の書いた情報が間違っていて、そこを指摘された。バカにされて焦ったが。情報は真摯に受け止めて修正すべきだったと思う。自分の出した情報に利子が付いて返ってきたのだ。むしろ喜ぶべきだった。同じようにはてブされて始めて人の意見を知ることも多い。




とか、書いてるうちに訳分からなくなった。私の作ったブックマークサイトにSEOスパムが後を絶たない。他のSBMにしても同じだ。ぶっちゃけ社名を公開して批判したいくらいだ。SEOやってる時間があれば、コンテンツ増やせと。と言いたいのだが。

*1:ドキュメンタリーといえるかどうかはさておき

*2:私の言う年齢層の固定化とは、番組が10年続けば、視聴者の平均年齢も10歳プラスになるって事。ラジオ番組や、時代劇、ガイナックスのアニメなどにその傾向が伺える