それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

たばことお酒

去年は、タバコへのネガティブキャンペーンが目についた。今年は9月に入ってから飲酒のネガティブキャンペーンが目に障る。

 飲まない人、吸わない人からすると喫煙者やウワバミが敵なのですが。飲めない弱者だからかわいそう、というのは逆差別を有む可能性を秘めている。「女性専用車両」の批判に似ている。守るモノは誰なのか。何なのか。その辺がはっきりしないから問題が多い。



 タバコをオタクに置き換えるとどうなるか。



 オタクじゃない人にとってアキハバラは恥ずかしいところだし。萌えを理解しない人にとってアニメキャラは禁忌に映る。だからこそ



 「自分がアニメを見ないからといって、人がアニメを見ることを批判できない。」

 「萌えが気持ち悪いといって、面と向かってそれを楽しむ人を傷つける発言はいただけない。」


 これが、世間の常識で、だいたい正しいと思う。これが「飲酒」「たばこ」になると論理が通じない。何かが変だ。理屈に合わないモノを受け付けない私の感情がそれを許さない。


 「タバコは害だから、駅構内は禁煙。」
 「飲酒は事故の元だから、飲酒運転の罰則規定強化。」

日本人なら、これらを、言葉の意味通りに解釈してはいけない。この言葉を思いだそう。

 「心臓ペースメーカの人のために車内は電源OFF」


これに似ていると思う。


 車内で携帯電源のマナーが悪いから、心臓ペースメーカを隠れ蓑にしつつ、「電源オフを呼びかける」
 喫煙マナーが悪いから、駅構内を禁煙にする。


これが本音と建て前を使い分ける「日本社会の本音」というヤツじゃないかな。


飲酒運転にしては、地域性を無視しすぎる。

「東京」の人が新聞記事を書くので、「東京」で飲酒運転をすることを前提に記事を書く。東京では、深夜でもタクシーは掴まるし、電車も12時過ぎまでやっている。バスも比較的遅い。そういう社会では、飲酒をしたら「電車で帰ればいい」や「タクシーがあるだろう」という暗黙の了解がある。「酔いが覚めるまで時間をつぶす娯楽」にも事欠かない。

 私が問題にしているのは、この前提がない地域が日本の8割ほどの地域であることだ。しかも、それを土台に道路交通法の罰則が規定される。そういうことだ。


 公共交通機関がなく、飲食店が22時で閉店し、時間をつぶす場所すら無い地方。そういうところに都会をベースにした道路交通法を持ち込んだところで上手に運用できるかなと。まぁそんな感じ。


 話を喫煙と飲酒に戻そう。喫煙は害だ。タバコは隠れて吸えだと。飲酒は自由だが人に勧めてはいけないとか。そういうのはモラルだろうか。タバコがいやなら、余り好きでないと最初からいえばいいし、酒が苦手ならそういえばいい。言えないのは、自分の意志が弱いからだろう?それに、相手の迷惑顧みず酒を勧める人とつきあいたいと思うかな。

 自分の本音や感情を表に出せないのが日本人なのだと思う。

本音や感情でモノを語れないから、自分の意志ではなく、「大勢が言ってる」として「タバコが害ですから」「飲酒運転になりますよ。」とべつの理屈でやんわりと断る。断るための「建前」としてのタバコ害、建前としての飲酒運転に見えて仕方がない。




去年は、タバコへのネガティブキャンペーンが目についた。今年は9月に入ってから飲酒のネガティブキャンペーンが目に障る。

 飲まない人、吸わない人からすると喫煙者やウワバミが敵なのですが。飲めない弱者だからかわいそう、というのは逆差別を有む可能性を秘めている。「女性専用車両」の批判に似ている。守るモノは誰なのか。何なのか。その辺がはっきりしないから問題が多い。



 タバコをオタクに置き換えるとどうなるか。



 オタクじゃない人にとってアキハバラは恥ずかしいところだし。萌えを理解しない人にとってアニメキャラは禁忌に映る。だからこそ



 「自分がアニメを見ないからといって、人がアニメを見ることを批判できない。」

 「萌えが気持ち悪いといって、面と向かってそれを楽しむ人を傷つける発言はいただけない。」


 これが、世間の常識で、だいたい正しいと思う。これが「飲酒」「たばこ」になると論理が通じない。何かが変だ。理屈に合わないモノを受け付けない私の感情がそれを許さない。


 「タバコは害だから、駅構内は禁煙。」
 「飲酒は事故の元だから、飲酒運転の罰則規定強化。」

日本人なら、これらを、言葉の意味通りに解釈してはいけない。この言葉を思いだそう。

 「心臓ペースメーカの人のために車内は電源OFF」


これに似ていると思う。


 車内で携帯電源のマナーが悪いから、心臓ペースメーカを隠れ蓑にしつつ、「電源オフを呼びかける」
 喫煙マナーが悪いから、駅構内を禁煙にする。


これが本音と建て前を使い分ける「日本社会の本音」というヤツじゃないかな。


飲酒運転にしては、地域性を無視しすぎる。

「東京」の人が新聞記事を書くので、「東京」で飲酒運転をすることを前提に記事を書く。東京では、深夜でもタクシーは掴まるし、電車も12時過ぎまでやっている。バスも比較的遅い。そういう社会では、飲酒をしたら「電車で帰ればいい」や「タクシーがあるだろう」という暗黙の了解がある。「酔いが覚めるまで時間をつぶす娯楽」にも事欠かない。

 私が問題にしているのは、この前提がない地域が日本の8割ほどの地域であることだ。しかも、それを土台に道路交通法の罰則が規定される。そういうことだ。


 公共交通機関がなく、飲食店が22時で閉店し、時間をつぶす場所すら無い地方。そういうところに都会をベースにした道路交通法を持ち込んだところで上手に運用できるかなと。まぁそんな感じ。


 話を喫煙と飲酒に戻そう。喫煙は害だ。タバコは隠れて吸えだと。飲酒は自由だが人に勧めてはいけないとか。そういうのはモラルだろうか。タバコがいやなら、余り好きでないと最初からいえばいいし、酒が苦手ならそういえばいい。言えないのは、自分の意志が弱いからだろう?それに、相手の迷惑顧みず酒を勧める人とつきあいたいと思うかな。

 自分の本音や感情を表に出せないのが日本人なのだと思う。

本音や感情でモノを語れないから、自分の意志ではなく、「大勢が言ってる」として「タバコが害ですから」「飲酒運転になりますよ。」とべつの理屈でやんわりと断る。断るための「建前」としてのタバコ害、建前としての飲酒運転に見えて仕方がない。