それマグで!

知識はカップより、マグでゆっくり頂きます。 takuya_1stのブログ

習慣に早くから配慮した者は、 おそらく人生の実りも大きい。

廃棄HDDのデータを「シュレッダ」してデータ破壊し安全に廃棄する - 方法2 shred コマンドを使うときのポイント

HDDの消去してますか?

私はやってませんでした。物理的に破壊すればいいと思ってたので。

中古HDDなんてヤフオクに出してもクレームの嵐だし。

それでも一定需要があるので「安全に・手軽に」読めなくすることで安心してHDDを出品できるようにすればいい。

HDDの物理破壊で安全に破棄ですか?

HDDの物理破壊では危険です。物理破壊する業者が中間でデータを抜き去る可能性があります。

業務用PCの廃棄業者に丸投げするのも危険です。いくら契約で縛り付けようと、情報が一度流出してしまえば元も子もありません。

破棄するまえに、他社に移管する前で破壊しなくてはいけません。 しかし物理破壊するのはコストが高いです。

データを破棄する方法は3つあります。

  1. HDDなどストレージを暗号化しておく。
  2. shred コマンドでデータを全部上書きする
  3. ドリルドライバで物理破壊する

推奨されるのは、「データの暗号化」です。暗号化を複合する鍵がなければデータは読めません。iPhoneなどApple製品はこの方式です。

コマンドでデータを破棄する方法は物理破壊より時間はかかりますが、確実にデータを消去することができます。

物理破壊はコストも管理もずさんになるので全くおすすめしません。ところが世間では物理破壊がメインに採用されています。信じられない。

HDDってもったいないよね。

ふと思い出したんですよ。HDDって物理的に破壊する必要があるのかなって。

HDDって最近値下がりしてないし、まだまだ需要があるのかもって思い直しました。

HDDの物理的に破壊は必要ない。

HDDはシュレッダ(shred)コマンドにかけてデータを破壊するか、暗号化ディスクとして読めなければ十分ですよね。

暗号化はOS付属機能でかんたんに実現できるので、ここでは紹介しません。

今回は 「安全にデータを破壊する」方法です。

shred コマンドでHDDをきれいに消す

 shred -v /dev/sdX
## または
shred -vfz /dev/sdX

ポイント -v を忘れない

-v は進捗状況を表示するオプションなので、これをわすれるといつ終わるのかが全くわからなくなる。必ずつけること

shred は時間がかかる。

shred コマンドはランダムでファイルを書き換えていくのですごく時間がかかる。しかも3回やる。時間がかかる。本当にかかる。2TB消去するのに、数日とかかかる。

HDD の Write が 50MB/s 程度とすると、100MBに2秒 1000Mに20秒 1000*1000MBに 20,000秒 で、2.5日かかる

もし限界の150MB/s 程度が出たとしても、数回のランダムで埋め尽くすには 24時間程度じゃ足りない。

1回だけでいいよ

shred --verbose --random-source=/dev/urandom -n1 /dev/sbX

とにかく最低限で必要十分エントロピーを確保してなデータ消去ならコレで良い。

shred は時間がかかる。

hdd を shred に掛ける時間を測定する。

4TB のHDDを消去するのに、さて何分掛かるでしょうか。

使ったのは、WD4TB WD4ERFXです、だいたいこれくらいの速度が出ます。

takuya@m75q-1:~$ sudo time shred -vfz /dev/sda
[sudo] password for takuya:
shred: /dev/sda: pass 1/4 (random)...
shred: /dev/sda: pass 1/4 (random)...567MiB/3.7TiB 0%

4TBのShredに何時間かかったのか

user 12743.30
system 33:55:52

34時間です。結構かかりましたね。。。

shredするくらいなら

通常使うなら暗号化ディスクで十分ですね。

まさか、ディスク完全消去のソフトウェアを購入したり、ドリルで穴を開けたりしないでしょ。

SDDは注意が必要

shred コマンドでデータを消せない場合があります。SSDです。こいつはいまのところ上書きで消せません。そのため暗号化が必須になります。

いまのところ、SSDをセキュアに完全消去する用事がないので。。。リンクだけ置いときます。

https://wiki.archlinux.org/index.php/Solid_state_drive/Memory_cell_clearing

ATA Secure Erase - ata Wiki

2019-12-10 追記

安全に廃棄するにはドリルとかいうナンノコッチャな対策が世間を賑わせているので。このエントリが検索結果に上位に来るように書き直した。

こんなことを書いていると、ほんとうに思った通りの事件が起きて驚きました。

f:id:takuya_1st:20191210161635p:plain

参考資料

2021/11/10

shred 時間測定したので追記。

xargs でシェルのalias を使えるようにする方法。

xargs で alias が使えない

takuya@:教科書$ find -type d -maxdepth 1  | xargs ll
xargs: ll: そのようなファイルやディレクトリはありません

悲しい。Aliasはあくまで bashエイリアスであり、シェル経由せずにfork するような場合には全く役に立たない。linux のコマンド実行の仕組みを知っていると別に不思議でもなんでもないんだけど初心者にはコレが不思議らしい。

xargs で alias を使う方法

sudo のときと同じように再帰的なalias展開を使えば、なんとかなる時がある。

alias xargs='xargs '

これをすれば 、動く

takuya@:教科書$ find -type d -maxdepth 1  | xargs  ll
./2018-04-23-スキャンファイル:
合計 336K

でもオプションを渡せない。

alias の再帰的な展開に限界があるので、xargsにオプションつけたら、を渡せない

takuya@:教科書$ find -type d -maxdepth 1  | xargs -p ll
xargs: ll: そのようなファイルやディレクトリはありません

あああ、、振り出しに戻る。。

bashを指定したり

 find -type d -maxdepth 1  | xargs -I@ bash -c 'source ~/.bashrc;ll @'

設定を同時ロードするようにシェルを指定したり

 find -type d -maxdepth 1  | xargs -I@ bash -ic 'll @'

シェル経由だとどうしても不都合が

コマンド文字のエスケープがあるので、ファイル名に「空白」 「&」などが挟まると面倒なことになる。

alias を変数として持ってきたり

エイリアスが、bash_aliases変数にあることを利用して

 echo "${BASH_ALIASES[ll]}"
ls -l -h

これをつかって

 find -type d -maxdepth 1  | xargs -I@ ${BASH_ALIASES[ll]} @

などと出来なくもないが、良い解決策はないようです。

めんどくさいけど xargsのラッパを書くしか無い。

どうしても使いたいのであれば、 /usr/local/bin/xargs.sh を作って

引数のaliasを手作業で展開するしか無いと思う。めんどくさいわりに得られるものがないので作るのはしないけど。

#!/bin/bash 
# 引数を受け取ってalias を展開する
#xargs  に渡し直す

結論

諦めましょう。

参考資料

https://unix.stackexchange.com/questions/141367/have-xargs-use-alias-instead-of-binary

rcloneでバックアップ転送するときに設定を指定する

rclone でバックアップ便利です。

以前、rcloneについてのエントリを書きました。いまも便利に使っています。 rclone コマンドで google ドライブにデータを転送する(rcloneインストール方法と使い方) - それマグで!

バックアップ時にパーミッションエラー

root で実行すれば良いんですけど、指定したユーザーでないとアクセスが出来ないファイルのバックアップが出来なかったりするので不便です。( ~/.ssh/id_rsa など )

でも、設定ファイルをいっぱい書くのは管理が不便なのでめんどくさい。

config を指定して実行

config オプションを付ければ、設定を再利用できる。

rclone --config  /home/takuya/.config/rclone/rclone.conf sync $SRC  gdrive:$DST > /dev/null

config は、 ~/.config/rclone に保存されているので、そこを使えば設定を再利用できる。

rclone 便利ね

rclone だと手軽にクラウドをバックアップサービスに使えるから便利ね。

参考資料

https://rclone.org/commands/rclone_config/

gitlab-runner を削除する

gitlab-runner を削除したい

不要になった runner や、名前をつけ間違えたrunnerを削除したい。

でもGitLabのWeb側で削除したけど、残ってたので、よくわからなったのでまとめた。

gitlab側で削除されたランナーを見つけて消す方法

sudo gitlab-runner  verify --delete

実際に消したところ。

takuya@sakura:~$ sudo gitlab-runner  verify --delete
Running in system-mode.

Verifying runner... is alive                        runner=b1c83735
Verifying runner... is alive                        runner=00b62a52
Verifying runner... is alive                        runner=90cd2aef
Verifying runner... is alive                        runner=a4facb27
ERROR: Verifying runner... is removed               runner=5be0fea6
Updated /etc/gitlab-runner/config.toml

消した結果、一つ減りました。

takuya@sakura:~$ sudo gitlab-runner  verify --delete
Running in system-mode.

Verifying runner... is alive                        runner=b1c83735
Verifying runner... is alive                        runner=00b62a52
Verifying runner... is alive                        runner=90cd2aef
Verifying runner... is alive                        runner=a4facb27

--delete オプションで簡単です。unregister はgitlab-server 側から削除される前なら使えるんだけど、削除後はコレが一番簡単だと思う。

remove とか探したけどないし、 stop / start も違うしちょっと迷ったのでメモ。

yarn install/npm i でnode-gypがエラーになったときの原因が調べたらpyenvだった

いつものように npm i 決めてたら

エラーになりました。

node-pre-gyp WARN Tried to download(404): https://fsevents-binaries.s3-us-west-2.amazonaws.com/v1.2.4/fse-v1.2.4-node-v67-darwin-x64.tar.gz
node-pre-gyp WARN Pre-built binaries not found for fsevents@1.2.4 and node@11.0.0 (node-v67 ABI, unknown) (falling back to source compile with node-gyp)
gyp ERR! configure error
gyp ERR! stack Error: Command failed: /Users/takuya/.pyenv/shims/python2 -c import sys; print "%s.%s.%s" % sys.version_info[:3];
gyp ERR! stack pyenv: python2: command not found
gyp ERR! stack
gyp ERR! stack The `python2' command exists in these Python versions:
gyp ERR! stack   2.7.15

python2じゃないってエラーじゃん。

macOS の標準システムをターゲットに作られているのでpyenv が入っていたら消す。

対策

該当プロジェクトに入って

pyenv local  system

npm するまえに、pythonをシステム標準のものにする必要がある。怖い。

node-gyp がエラーになりだすと、gyp 関連で落ちてるのか、node のバージョンで落ちてるか、本当にわからない。

たいていは fsevent でエラーになるんだけど。npm マジ困る。

gitlab のログインをGoogleにする。(ユーザー初期登録も

gitlab の初期登録後に、Google ログインを有効にした

Google Oauth を使うと、Gitlab側でいちいちユーザーを作らずに済むので便利。

認証の設定について

Google OAuthの設定で2つの連携設定がある。

  1. 登録済ユーザーが各自で認証Googleアカウントを設定する
  2. 未登録ユーザーがGoogleでログインしたらユーザー作成

必要なもの

独自ドメインgoogle oauth で必要です。

httpsはあったほうが良い。っていうか今どきは当たり前。

google oauth の取得方法

Google アカウントでAPI Consoleにログインして、Google のOAuth用のWeb credential を作る。

  • API コンソールにログイン
  • プロジェクトを作成(なければ)
  • credential を作成
  • web アプリケーションで作成
  • ドメインに gitlab-ce のドメインをいれる。

oauth が準備できたら

gitlab の設定をする。

omnibus の場合 /etc/gitlab/gitlab.rb

Google Oauthでログインしたユーザをすぐに有効にする。

この設定が大事。

gitlab_rails['omniauth_block_auto_created_users'] = false

この設定を true にするとユーザ登録はできてもブロックされる。

ちなみにデフォルトはブロックです。 GoogleのOAuth連携できるユーザーはすべて無条件で許可されてしまいます。

この設定をfalse にすると google で認証されたユーザーは無条件に許可されるので、Gitlab側の設定で「ドメインに制限」を掛ける必要がある。

Gitlab側の設定では

  • /admin/application_settings から、
  • Sign-up restrictions
  • Whitelisted domains for sign-ups

とたどって許可したいドメインだけに限定しないと大変なことになる。

gitlab 側の設定

### OmniAuth Settings
###! Docs: https://docs.gitlab.com/ce/integration/omniauth.html
gitlab_rails['omniauth_enabled'] = true
gitlab_rails['omniauth_allow_single_sign_on'] = ['google_oauth2']
# gitlab_rails['omniauth_allow_single_sign_on'] = ['saml']
# gitlab_rails['omniauth_sync_email_from_provider'] = 'saml'
# gitlab_rails['omniauth_sync_profile_from_provider'] = ['saml']
# gitlab_rails['omniauth_sync_profile_attributes'] = ['email']
# gitlab_rails['omniauth_auto_sign_in_with_provider'] = 'saml'
gitlab_rails['omniauth_block_auto_created_users'] = false
# gitlab_rails['omniauth_auto_link_ldap_user'] = false
# gitlab_rails['omniauth_auto_link_saml_user'] = false
gitlab_rails['omniauth_external_providers'] = ['google_oauth2']
gitlab_rails['omniauth_providers'] = [
  {
    "name" => "google_oauth2",
    "app_id" => "xxxxxxxxxxxxxxx0dse47iulk.apps.googleusercontent.com",
    "app_secret" => "xxxxxxxxxxxxxxxxxx",
    "args" => { "access_type" => "offline", "approval_prompt" => "" }
  }
]

ログインチェック

設定したら gitlab を reconfigure してログインをチェックする。コレが大事。

ぱぱっとやれば大丈夫。

参考資料

https://docs.gitlab.com/ee/integration/google.html

LVMのVG構成をバックアップする

VGの構成をバックアップするコマンドがある。

VG構成はディスクを再利用するときにどうなってたかわからないと再現が難しい。とくに複数のPVをVGにまとめてから切り出しているときなど。

takuya@:~$ sudo vgcfgbackup
  Volume group "data" successfully backed up.
  Volume group "home" successfully backed up.

vgcfgbackup を使って構成をバックアップとっておくとちょっとだけ安心できる。

リストア(復旧・リカバリ)するには vgcfgrestore を使う。

vgcfgrestore -f /etc/lvm/backup/home home

試したいけど、LVM環境を作って試すのがめんどくさいのでメモ程度。

GitlabのSSHアクセスで、標準22以外のポートを使えるように設定する

gitlabのssh ポートを変えたい

Gitlabでpushするssh のポートを自分の独自のポートにしたい。

自宅サーバーで運用してたり、セキュリティ的な問題でポート22番以外を使ってるとき、gitlabでsshを使おうとするとデフォルトの22ポートになるので不便。

かといって、.ssh/config で設定するのもめんどくさい。

調べたらできることがわかった。gitlab ホント柔軟に使えるな。

22 → 2222

設定ファイルを書き換えて再起動でオッケ

/etc/gitlab/gitlab.rb

gitlab_rails['gitlab_shell_ssh_port'] = 2222

再起動

gitlab-ctl reconfigure

これでコピペするURLにポートが含まれるようになる。わーい。

参考資料

MacでIPv6をオフにして無効化する

IPv6をオフにする。

フレッツ光ネクストを使っていると、例の壊れたv6がWiFi経由で割り振られて辛い。

個人的には、v6のほうが空いているし、フレッツIPv6網の通信は高速なので使いたいんだけど、まだまだv4です。v6→v4 のフォールバックが発生するのが悲しい

内線外線がないGWで守れない通信は正直つらいところ。フレッツ機器でv6を使いたいし網内折返しをフィルタリングをしたいんだけど、、、不便だよね。

もうv6オフにしちゃおう

sudo networksetup -setv6off Wi-Fi

WiFiの名前は

 networksetup -listallnetworkservices

これで取得することができる

参考資料

  • networksetup -h

sudo su実行後も環境変数を維持する

suの実行後にカレントディレクトリを維持したい

su を実行するとカレントディレクトリが変わってしまうので、いまいるディレクトリやeditor 変数をそのままに 別ユーザーになりたい。

sudo -E を使う

sudo にオプションを付ければ、カレントディレクトリなど現在の環境をそのまま維持してsu することができる。

sudo -E su

man sudo から抜粋

      -E, --preserve-env
                   現在の環境変数をそのまま保持するのがユーザの意向だと、セキュリティポリシーに指示する。 ユーザが環境を保持する許可を持っていない場合は、 セキュ                                                                            
                   リティポリシーがエラーを返すことになるだろう。                                     

/etc/sudoers の設定と密接な関係

環境変数の設定と維持は sudoers の設定と密接な関係にある。

私の場合、sudo 実行時に余計な環境変数を持ち込みたくないのでリセットしている。というかディストリビューションのデフォルトはほとんど場合が環境変数を初期化するはずだ。

sudoers

Defaults  env_reset

この設定があれば、 /etc/environment の設定で環境変数がリセットされるはずだ。

sudoersで環境変数を維持することにする?

sudo -E を毎回付けるのが面倒な場合は env_reset を消してしまえばいい。 

個人用のLinux Desktop だと便利だと思う。 ただ、共有のサーバーなどでこれをやると知らないあいだに alias 書き換えられてたりして、気づかずマルコマンドを実行する恐れがあって怖い。

なので、他の設定 etc_keep や set_env を sudoersで組み合わせて必要な環境変数だけ持ち込むのがベターだとおもう。これらのついては、はどこか別の機会に

参考資料

  • man sudo
  • man 5 sudoers

関連資料

http://takuya-1st.hatenablog.jp/entry/2018/10/17/023000

xargsで複数行のコマンドを実行する方法

xargs で複数行のコマンドを実行したい。

出来ない・・・

ls *.txt  | xargs -I@ echo @ ; sleep 1

forループならできるんだけど、for ループだとどうしても不便。

xargs でシェルコマンドを作って渡す.

xargs だと限界があるので、もうシェルの文字列にして渡すしか、他に選択肢がない。

ls *.txt  | xargs -I@  sh -c 'echo @ ; sleep 1'

これなら動くんです。動くんです。

xargs が1つ実行するたびに、 sh -c 'echo @ ' の@ の部分にファイルを文字列として入れて渡してくれる。

bash でもいい

sh だと機能が少ないので、bashにしてやるという手段も取れる。

ls *.txt  | xargs -I@  bash -c 'echo @ ; sleep 1'

条件分岐も

もうここまできたら、なんでもあり。シェルに文字列渡すんでス。ここなら何でもありです。条件の入力だってできちゃう。

ls *.txt  | xargs -I@  bash -c ' [[ @ =~ 2017 ]]  echo @ ; sleep 1'

脱 for文

これで、for がなくても戦える。

なんだけど、ここまでする必要あるかなぁ。コマンドを履歴に残したいとかパラレルに実行したいときには相当便利だけど、コードメンテしにくい。。。両刃の剣か。

参考資料

HTTPSサイトからの遷移時に内部サイトのリファラがもれないようにする。サーバー側設定Referrer-Policy

nginx をつかってブラウザにリファラをおもらししないように命令する

社内のファイルサーバーのリファラURLが漏れると恥ずい。いやまずい。

何がまずいかというとファイル名が漏れてしまったり、アクセス元のURLとして晒されたり、検索インデックスに追加される恐れがあるからだ。

server {
    add_header Referrer-Policy no-referrer always;
}

これを書くと、ブラウザがリファラを送らなくなる。一般的なブラウザの場合だけどね。 サーバー側で制御できるものはしちゃったほうが良いね。

リファラでファイル名がバレるとそれを使っってターゲット・フィッシングメールが作れるもんね。

選択肢

origin
same-origin
strict-origin

origin

基本的に使わない。このサイトからリファラを送るならURLにパスを入れないでくれ。 リファラURLでなく、リファラドメインだけが送られる。

strict-origin

基本的にコレ。このサイトでは同一ドメインリファラを送ってくれ。 HTTPでセットされたとき、HTTP→HTTP(s)で送られる、HTTPSでセットされたとき、HTTPSHTTPSのみ、HTTPS→HTTPはリファラ対象外。

no-referrer

このサイトではリファラを絶対送らないでくれ。というヘッダ。

詳しくは、参考資料のMDNページ

参考

https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTTP/Headers/Referrer-Policy

tesseractでPDFを検索可能にしてみる

tesseract を使ってPDFをOCRする

https://pypi.org/project/pypdfocr/ というツールを見つけたので、使ってみる

残念なお知らせです。

python 3 系ではシンタックスエラーで動きません。

インストールのログがこちら。

takuya@deskew$ pip install pypdfocr
Collecting pypdfocr
  Using cached https://files.pythonhosted.org/packages/c3/23/1bf42cb12af63d498fcd425882815c21efef37800514dbad9fa28918df5e/pypdfocr-0.9.1.tar.gz
Requirement already satisfied: pillow>=2.2 in /Users/takuya/.pyenv/versions/3.7.0/lib/python3.7/site-packages (from pypdfocr) (5.3.0)
Collecting reportlab>=2.7 (from pypdfocr)
  Using cached https://files.pythonhosted.org/packages/d8/d5/583e6235d0c690c2cda2cd080c60413fbf7be8d8e012e003087202edfb50/reportlab-3.5.9-cp37-cp37m-macosx_10_6_intel.macosx_10_9_intel.macosx_10_9_x86_64.macosx_10_10_intel.macosx_10_10_x86_64.whl
Collecting watchdog>=0.6.0 (from pypdfocr)
  Using cached https://files.pythonhosted.org/packages/bb/e3/5a55d48a29300160779f0a0d2776d17c1b762a2039b36de528b093b87d5b/watchdog-0.9.0.tar.gz
Collecting pypdf2>=1.23 (from pypdfocr)
  Using cached https://files.pythonhosted.org/packages/b4/01/68fcc0d43daf4c6bdbc6b33cc3f77bda531c86b174cac56ef0ffdb96faab/PyPDF2-1.26.0.tar.gz
Collecting evernote (from pypdfocr)
  Using cached https://files.pythonhosted.org/packages/f9/6b/877f8edef8ef040d32eb38f3bf6322ba334de9d10614d8db9d869c162fc1/evernote-1.25.3.tar.gz
    Complete output from command python setup.py egg_info:
    Traceback (most recent call last):
      File "<string>", line 1, in <module>
      File "/private/var/folders/ff/fc49g5wd6xncjylvwy4tdygc0000gn/T/pip-install-yx8p73r2/evernote/setup.py", line 6
        exec x
             ^
    SyntaxError: Missing parentheses in call to 'exec'

    ----------------------------------------
Command "python setup.py egg_info" failed with error code 1 in /private/var/folders/ff/fc49g5wd6xncjylvwy4tdygc0000gn/T/pip-install-yx8p73r2/evernote/

しかたないので、pyenv で切り替えて使ってみることにしたい。

ちょっと困りますよね。python2系は流石にちょっとと。でも動けばいいしPDFをぱぱっと扱えるならpython2でも我慢する。

pyenv global 2.7.15
pip2 install pypdfocr

tesseractが無いばあい、いれる必要がある。

brew install tesseract

OCR をしてみる

pypdfocr my.pdf

うーん、めっちゃ時間かかる。時間かかる割にtesseractの調整をしてないから精度がいまいちな気がする・・・・・日本語も取れないし。tesseractをちゃんと設定しないとダメだし、所詮OCRなので・・・諦める。

参考資料

https://pypi.org/project/pypdfocr/

画像をpdfに変換する

画像を、PDF(画像埋込)に変換する

img2pdf を使ってみる

img2pdf のインストール

img2pdfは pip で提供されている pythonのコマンドなので pip でインストールする。

pip install img2pdf

これで準備出来た。

使ってみる。

 ls *.jpg | xargs -I@ img2pdf @ -o @.pdf

ちゃんとしっかり変換できた。

pdf を1枚にまとめる。

pdftk *.pdf cat output  combined.pdf

pdf は1枚ずつ変換してPDFにまとめたほうが良いっぽい

2019-07-27 追記

このコマンドは、PDF にJPEGをそのまま埋め込みして変換するので、再エンコードが発生せずに、元のJPEGのまま埋め込める。

言われてみたらたしかに、そうだった。その視点はなかった。

そうだよね。確かこのコマンドを調べて記事にした頃、magick だと変換するので遅いし劣化するから困って無圧縮(無変換)で探してたかもしれない。メモから記事にしたのですっかり忘れてる。

参考資料

Macbook"13 を限界突破して解像度(2880x1800)を無理やりで使う。DisplayMenu

ThinkPadとか見てたらめっちゃ文字小さくてデスクトップが広くて羨ましい。

わたし、ぜんぜん老眼じゃないですよ。小さい文字のほうが見やすくて好きなくらいです。

MacbookRetina解像度をオフにして、Windowsのノートパソコンのような極小な文字で、広大なデスクトップを確保したいと思いました。

だって、小さいって良いことだよね。 小っちゃいって事は便利だねっ

Mac App Store の Display Menu を使うと簡単です。

Display Menuのアプリケーションを使うと、Windowsの人みたいに、限界まで小さくしたデスクトップ環境を確保できます。

f:id:takuya_1st:20181031022201p:plain

Retina解像度をオフにしたらこんな感じ、広い、ただただ広い。ほんとひろい。

これ、MacbookProの13 なんですよ。2560x1600なんですよ、 2880x1800まで引っ張り出せるんです。

f:id:takuya_1st:20181031022204p:plain

欠点

Retina解像度じゃなくなる。

マウス移動が大きくてトラックパッドが足りなくなる。

でもね 2560x1600とか 2880x1800とかにもなると、Retina解像度じゃなくても気にならない。 でもね、MBP 2016 以降の大きなトラックパッドだと快適だったりする。

眼がおかしくなる。ただ、長時間やってるとめっちゃ疲れるんで、たくさん文章を書くとき、集中したいとき、めんどくさいコードを追いかけるときに限定しても良いかもしれない。

付加価値的なメリット;覗き見防止

覗き見防止のフィルタを貼るくらいなら、いっそ限界まで最大の解像度にしたらどうでしょうか。広くて仕事捗るし、画面の文字が小さくて1メートル以上離れたら多分見えない。

なんなら電車で、横に座ってる人でも視認は大変なレベルだと思います。

RetinaMBAだと意味ないよ

RetinaMBAでコレを利用して解像度が増えないというレビューを見かけたんですが、Retinaを切ってドットbyドット(液晶モニタの本来の解像度)にするので、MBAの人はMBA Retianaを座して待つしか無いです。(2018-10-31 発表があり、Retina MBA がついに出ました)

課金

課金したらRetina解像度に戻せるメニューが増えるようです。 いちいち環境設定を開かなくて良くなるのは便利ですね。

参考記事

www.atmarkit.co.jp

ものすごく疑問なんだけど、なぜこの記事が、Windows Insiderにかかれているんだろう